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【ブックカバー、しおりの無料ダウンロード付き】読書の秋に読みたい短編小説コレクション
秋も深まり、涼しくなってきたと同時に夜が長くなってくる季節。 「読書の秋」という言葉もあるように、古来より秋の夜長に読書は欠かせないものとされてきました。 そんな読書シーズンの今だからこそ、「新しい趣味として読書を習慣づけたい」「これまであまり読書はしてこなかったけど、面白い本を読んでみたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。 その一方で、なかなか集中して読書ができずに諦めてしまったり、面白い本に出会えず残念に思っている人もいるでしょう。 今回は、読書を好きになるコツや面白い作品の探し方、読書初心者にもぴったりな短編小説を紹介します。
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読書に疲れないためのコツ
読書が続かない人の共通点として、読書を楽しむ余裕がないことがあげられます。
たとえば「名作と名高い長編小説を読破する」など、無理な目標を掲げてしまうと、読書がつまらなく、義務づけられたものとなってしまいます。
結果的に読書への意欲が失われ、「また今度でいいや」と習慣づけられないまま終わる可能性もあります。
だからこそ、読書は「しなくてはいけないもの」ではなく「楽しいもの」として認識できるようなコツが重要です。
◆通勤中に読む
「忙しくて読書がなかなかできない」という人でも、意外と空いた時間は多くあります。
とくに電車に乗っている通勤時間は、手持ち無沙汰でついついスマートフォンで目についたニュース記事やSNSを眺めているうちに駅に到着していた……なんてことに心当たりはありませんか?
せっかくならその時間を、読書にあててみるのも良いでしょう。
通勤時間の読書は、駅に到着した時点で終わりにしなければいけません。
終わりが決まっていることで自然と切り替えができるほか、「続きが気になって読書が楽しみになる」というように、モチベーションの維持にも有効です。
また、通勤で電車に乗っている時間が30分ほどでも、1週間では150分にもなります。貴重なスキマ時間を少しずつでも読書に活用できれば、1冊の本を読破することも難しくないはずです。
◆場所を変える
自宅で読書をしようと思っても、テレビやスマホ、ゲームなど誘惑は多くあります。そんなときは、外に出て読書をするのがおすすめです。 昨今では、店内での会話を制限したカフェや、ゆっくりとくつろげるよう家具やコーヒーにこだわったカフェなど、読書を目的とした場所も増えています。休日に読書以外の誘惑を遠ざけた空間で、気になった本を楽しむのも良いでしょう。
◆面白い本に出会うための方法
読書を楽しむためには、面白い本との出会いが重要です。
「ついついページをめくる手がとまらなかった」「主人公に感情移入したあまり、ラストシーンで泣いてしまった」といった経験があれば、「今度はこれを読んでみよう」と次の1冊に手が伸びるはず。
しかし、面白い本に出会えるかどうかは、簡単なようで難しいことでもあります。まずはさまざまな本に出会えるよう、積極的に行動してみましょう。
◆ブックカフェに行く
コーヒーを飲みながら、店内にある本を自由に手にとって読めるブックカフェが人気を集めています。
一般的な書店とは異なり、じっくりと本の内容を吟味しながら本を選べるため、「少し読んだら面白そうだったから買ってみよう」と自分に合った本と出会えるでしょう。
◆好きな有名人のおすすめを読む
芸能人やクリエイターなど、好きな有名人がインタビューやテレビ番組でおすすめしている本を選ぶのも良いでしょう。
特に映画監督や漫画家などが「影響を受けた作品」として紹介している本はルーツでもあることが多く、自分の好きなものにもつながります。その本を読めば、新たな発見を得られるでしょう。
読書初心者も読みやすい短編小説コレクション
読書初心者にとって、長編小説はなかなか敷居が高いもの。
そんなときは、短編小説から手をつけてみるのがおすすめです。
作:森見登美彦
出版社:角川書店
『四畳半神話大系』は冴えない男子大学生の“私”が、「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見てあらゆるサークルに入るも、なかなか理想通りにはいかない状況に困惑するというユニークな作品です。 各話において、“私”はそれぞれ異なるサークルに所属していますが、特徴的なのは登場人物や展開に共通点が見られること。状況は違えど、すべて同じ結末に至る構成は驚きをもたらすでしょう。
作:星新一
出版社:新潮社
短編小説よりも短い「ショートショート」の名手である星新一。
簡潔でありながら、見事なオチにつながる作品の数々は、今も多くの人に愛されています。
中でも代表作のひとつ『ボッコちゃん』は、とあるバーで人気の美人店員、ボッコちゃんの秘密がやがて悲劇の結末を招く……という作品です。短編集に収録されている作品の数々はどれも読みやすく、「もっと読みたい!」と思えることでしょう。
作:豊島ミホ
出版社:幻冬舎
田舎にある高校が舞台の連作短編集、『檸檬のころ』。
恋愛や友情、将来に思い悩む高校生の姿には、思わず共感して読んでしまう人もいるかもしれません。
この作品では、さわやかで少しほろ苦い、タイトルにもある「檸檬のような青春の日々」が描かれています。とくに大学進学により、離れ離れになってしまう少年少女を描いた短編は、繊細な心理描写と飾らない素直なセリフに涙を誘われるはず。
作:ロアルド・ダール 訳:田口俊樹
出版社:早川書房
ハリウッドで実写映画化された『チャーリーとチョコレート工場』の原作者でもあるロアルド・ダールは、ブラックユーモアにあふれた作品も執筆しています。
『あなたに似た人』には、そんなちょっぴり毒のあるスリリングな短編小説が数多く収録されています。
収録作品のひとつ、『南から来た男』は、語り手がリゾートで不気味な老人と若者に出会うところから幕を開けます。
老人は若者に、「ライターで10回点火できれば高級な車を与えるが、できなければ小指を切り落とす」という賭けを持ちかけます。車に目が眩んだ若者は賭けへの挑戦を決め、語り手は立会人をつとめることに……。賭けの行方を含め、ゾッとする結末が特徴の1冊です。
作:東野圭吾
出版社:光文社
ミステリーから人間ドラマまで、幅広い作風が人気の東野圭吾。そんな作者が冬季スポーツをこよなく愛する人物だとはご存知ですか? ある日突然人間になった、東野圭吾の愛猫・夢吉。そんな夢吉に「オリンピックに出て金メダルを取れ」と言い出した飼い主とともに、各種目の選手や関係者に話を聞くうち、夢吉はトリノへオリンピック観戦に行くことに。オリンピックの見方が変わるかもしれない、一風変わったエッセイ作品です。
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秋に始める読書生活
秋は夜も深まり、読書をする人も多くなる季節です。わくわくする1冊に出会えれば、周囲の人とおすすめを教え合いさらに読書が楽しくなることでしょう。 ブラザーのプリントテラスでは、おしゃれなブックカバー、しおりがダウンロードできます。ぜひお手持ちのプリンターで印刷・作成し、素敵な読書生活のお供に使ってみてくださいね。
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