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【店舗の販促には欠かせない!】効果的なダイレクトメールを実際に作ってみた
季節のセールやお得なキャンペーンなど、店舗の情報をお客さまにお知らせするダイレクトメール(DM)。
インターネット広告やSNSが集客に大きな効果を発揮するなか、ダイレクトメールもいまだに用いられています。
しかし、「お客様に送っても、集客にあまりつながっていない」と効果を実感していない方もいるのではないでしょうか。
ダイレクトメールは一人ひとりのお客様に送るものからこそ、集客にしっかりとつなげたいもの。
今回は、ダイレクトメールの基本的な知識を確認しながら、効果的な作り方を解説します。
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ダイレクトメールの概要とメリット
ダイレクトメールとは、郵便やメール便を利用してお客様に広告・カタログを送ることを言い、店舗が行うマーケティング手法を指します。
従来、ダイレクトメールは不特定多数の見込み客リストを元に送られることが多く、これをきっかけに来店を促す目的がありました。
しかし2005年に個人情報保護法が施行されてから、「過去に来店経験があり、店舗からの情報を受け取っても良い」という承認を得ている顧客の再来店につなげるために送られるようになったといわれています。
これは、「ひとりでも多くの見込み客に送り、来店してもらうもの」から、「一人ひとりの送り先に、確実に来てもらうためのもの」へ変化したことでもあります。
一部では「ダイレクトメールなんて、今さら送っても意味がないのでは?」と思っている人も少なくありません。
しかし、現在もなお集客効果が期待できるダイレクトメールのメリットは、こんなところにあるといわれています。
◆多くの情報を伝えられる
メール形式とは異なり、郵便でのダイレクトメールは豊富なデザインや色使いをもとに多くの情報を掲載できるメリットがあります。
たとえばおすすめ商品や新発売の商品、サービスのアピールポイントを効果的に伝えられます。
◆行動喚起が促せる
一般社団法人日本ダイレクトメール協会の調査によれば、ダイレクトメールの開封率は79.4%、24.0%の人が商品の購入や来店といった行動に至っています。
そのほかにも「ネットで調べた」「ネット上の掲示板等に書き込んだ」など、インターネットへのクロスメディア効果が見られており、来店につながるきっかけにも影響していることがうかがえます。
さらに注目したいのは、ダイレクトメールによる行動喚起率は若い年代ほど大きくなるということ。
また、20代〜30代の男性は特に何かしらの行動を起こす傾向にあるため、ダイレクトメールによる効果が期待できます。
年々インターネットやSNSをはじめ、さまざまな媒体や宣伝方法が登場してはいるものの、ダイレクトメールによる行動喚起効果は2015年以降増加を続けています。
ダイレクトメールのもつ集客効果は、今も続いているといっても過言ではないのです。
◆封筒で送った場合、サンプルやプレゼントを同封できる
封筒を利用した郵便形式の場合、サンプルやクーポンを同封できるというメリットがあります。
みなさんもダイレクトメールを手に取った瞬間に何かが同封されていることに気がつき、つい開封したことがあるのではないでしょうか。
このように、触覚を刺激する形式でのダイレクトメールは、ほかの店舗と差をつける方法としても有効といえるでしょう。
たとえば、「リラックスしていただきたい」というメッセージとともにお茶のティーバッグを同封するのは、サロンからのお手紙にもぴったりです。
ダイレクトメールを送るタイミング
せっかく送るダイレクトメールだからこそ、ひとりでも多くの人に開封してもらい、来店につなげたいもの。
セールごとに送るのも良いですが、特に効果が大きいともいわれるタイミングに送ってみてはいかがでしょうか。
年末年始
サロンの場合、12月には「1年間頑張ったご褒美」、1月には「1年のスタート」など、季節に応じたメニューを提案してみましょう。
お客様のなかには、「サロンで少しリッチなメニューを体験してみたい」と思っているも、なかなか踏み切れない方もいるかもしれません。
いわば、ぜいたくをする理由を探しているお客様に対し、「ごほうび」や「スタートのきっかけ」という言葉をダイレクトメールで提示すると、来店につながりやすくなります。
特に年賀ダイレクトメールは、通常の年賀状とともに手に取ってもらえることから開封率が非常に高いものです。
さらにお年玉くじのついた年賀はがきを使えば、抽選日まで捨てられないメリットも。
ボーナス前
6月末〜7月や12月前半、会社員の方はボーナスの使い道を考えています。
消費意欲が高まるタイミングにセールのお知らせをするのも、来店の動機作りにつながるでしょう。
来店後
たとえば、来店したお客さまに対し、感謝の気持ちを伝えるダイレクトメールもおすすめです。
サロンの場合はお客さまからお聞きした話題や、家でできるケアを書き添えることで「自分のために送ってくれた」という印象が与えられます。
また、ヘアスタイルをキープするために必要な時期に送るのも、「そろそろ行こう」という再来店のきっかけになるでしょう。
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郵送ダイレクトメールのデメリットは「時間」
郵送ダイレクトメールのデメリットとして、印刷や発送に時間がかかることがあげられます。
それ以前の段階でも、ダイレクトメールの企画や郵送するリストの作成など、十分な準備期間を設けなければいけません。
しかし、ブラザーのプリントテラスにある無料ダウンロード素材のように、自分でデザインを選び、印刷すれば時間が節約できます。
実際に「来店1ヶ月後にトリートメントの割引キャンペーン対象クーポンを含めたダイレクトメール」を、以下のような形で作成しました。
そのほかのデザインも豊富である無料ダウンロード素材を利用し、効果的なダイレクトメールを送ってみてはいかがでしょうか。
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