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【Canva活用講座3】お店のイメージを伝える「オリジナルポストカード」を作ってみた!美容室編
「ポスターを業者ではなく自分で作れたらいいな……」「スマホで販促物を作れたら便利だな……」と、思ったことはありませんか?
そんな方には、無料で使えて本格的なハガキやポスターが作れるデザインツール「Canva 」がおすすめです。
「Canva」の活用術や魅力を実例とともに紹介するシリーズ講座第3弾。
今回は、東京原宿に店舗を構える美容室「D.D」を訪ねました。
実際にスタッフの尾形海青さんと羽賀和美さんに使っていただき、美容室でのCanva活用方法を伺っていきます!
*Canvaは株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが運営するサービスです。
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今回ご協力いただいた方
▲「D.D」の羽賀和美さん(写真左)と尾形海青さん(写真右)。 店名の「D.D」は”記号のような文字にして覚えやすくしたい”という思いが込められているそうです。
【D.D公式Instagram】https://www.instagram.com/ddharajuku/ 【D.D HP】http://ddharajuku.urdr.weblife.me/index.html *外部サイトにリンクします。
手作りのポストカードを作るも、制作に時間がかかりすぎるのが悩みの種
―D.Dでは、どんな方法で販促活動をしているのでしょうか?お店で使っている販促ツールを教えてください。
尾形さん(以下敬称略):
自分たちでデザインしたスタンプを作って、それをポストカードに貼って無料でお客さまに渡したりしています。
初めて来た方にプレゼントすると喜んでもらえるので、ポストカードを広告代わりとしても役立てています。月に80〜100枚くらい作っていますね。
羽賀さん(以下敬称略):
その他にも2カ月に1回くらいのペースで、新聞を手書きで制作して配布しています。
おすすめのトリートメントやカラー、髪や頭皮についてのお話や私たちがこだわっているドライヤーの髪の乾かし方など、美容関連の情報を発信したりしています。
ー販促ツールを作るうえで困ったことや悩みはありますか?
羽賀:
手作りのほうが気持ちは伝わりやすいと思い、ポストカードも新聞も手作りにこだわっているのですが、ポストカードは1枚ごとにスタンプを押したり、新聞もすべて手作りなので作るのに時間がかかってしまいます。
新聞をタッチペンで書き、パソコンに取り込んで作ろうと試みたこともあったのですが、仕事でもあまりパソコンを使わないためやり方がわからず、結局、断念して時間がかかっても手作りするようになりました。
尾形:
そうですね。
プリンターも古いものしか持っていないため印刷の質も良くないし、紙の色や材質が決まっているのを知らず、プリントできないということもありました。
ふたりともパソコンが苦手で……。とにかく手作りにはこだわりたいのですが、時間がかかることが悩みの種ですね。
Canvaで名刺、ポストカード作成に挑戦!
ーCanvaを使って今回は何をデザインしましたか?
尾形: 普段私たちが手書きで作っているポストカードと名刺を作ってみました。
ーデザインの出来はどうですか?
羽賀:
とても満足しています。今まではアイデアを1から考えていたので、制作する以前にまずデザインがなかなかまとまりませんでした。
名前や電話番号といった情報がひと目でわかりづらく、素人が作った安っぽい感じがそのまま出てしまって、クオリティになかなか満足できなかったこともあります。
でもCanvaはテンプレが豊富で、そのなかから選べば制作時間もあまりかからず作ることができました。
この完成度でしたらお客さまにも喜んでもらえそうですし、ほかの販促ツールを作る際のアイデアにも応用ができ、いろいろな用途で使えそうです。
ーCanvaのデザインテンプレートが、手書きのデザインのアイデアにもつながるのですね。そのほかに使ってみた感想はありますか?
尾形:
「名刺」や「ポストカード」といったキーワードを検索すれば、複数のテンプレートが出てくる機能が良いですね。
用途によって紙の大きさや文字の位置も違うし、検索するだけでいくつかデザインパターンが用意されるので完成品の想像もしやすく、とても便利だと思いました。
今回はそのテンプレートをベースに、自分で撮った画像を使ったり、インスタ映えする豊富な画像のバリエーションを活用したり、さらに文字を変えてみたりして、さまざまなパターンを作ってみました。
そうして簡単にいろいろ試せて比較することができることも魅力かなと思います。
ーCanvaは、販促に活用できそうですか?
尾形:
はい、いろいろなことができそうです。
もう少し使いこなせるようになったら、新聞もCanvaで制作してみたいですね。
初めて来店したお客さまにはどのような商品を販売しているのか、どんな美容室なのか、わからないことが多いと思います。
そうした新商品や美容室の特徴を説明する資料作りにも、Canvaは力になってくれるでしょう。
羽賀:
美容専門学校に貼るポスター作りにもCanvaが使えそうですね。
美容室では、採用目的で美容専門学校などにポスターを貼ることがあります。
ポスターの見た目で応募人数は大きく変わってくるので、デザインはとても重要ですね。
そのため、おしゃれで学生が目を引くポスターを作るためにすごく時間をかけてしまい、ほかの作業に手が回らないときもあります。
それがCanvaだったら手軽におしゃれなポスターができるうえに、スマホでどこにいても製作できます。
忙しい美容室のスタッフにとっては、移動時間や空き時間なども活用して作れることは嬉しいポイントかなと思います。
印刷物だけでなく、SNSでも使える! 美容室のCanva活用方法とは?
ー美容室にとって、Canvaはどのような活用方法が考えられそうですか?
尾形:
美容室はSNSを活用したビジュアルマーケティングなども重要になってきます。
その中でも私たちはインスタグラムのストーリーに力を入れているのですが、24時間経つと消えてしまうこともあり、クリエイティブにあまり時間をかけていないのが現状です。
でも、Canvaのデザインのテンプレートを効率的に使えば、あまり時間をかけずに質の高いクリエイティブが作れるので、より効果的なSNSのマーケティングもできるようになるのではと思います。
ー今後、Canvaを使って試してみたいことはありますか?
尾形:
おしゃれなテンプレートや画像が多いので、ZINE(個人として作る雑誌)を作ってみたいですね。
お店のことや新しい商品を紹介するだけでなく、音楽の話を載せたり、好きなことを集めたフリーペーパーを制作してみたいです。
またCanvaには、メンバーを限定して情報を共有できるチーム機能などもあるので、仲間と一緒にZINEを作ってみるのもおもしろいなと思いました。
ただあまりお金はかけられないので、低コストで良いものを作るためには、新しいプリンターが必要になってきますね(笑)
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まとめ
今回は、美容室「D.D」のスタッフ、尾形海青さんと羽賀和美さんに、Canvaの活用法についてお伺いしました。
Canvaは、ポスターやポストカードなど販促ツールを作成する際に活用できるだけではなく、SNSで発信するクリエイティブの作成にも役立つとのこと。
また、スマホなどでも手軽にデザインができることは、忙しい美容室にとって嬉しいポイントになるということもわかりました。
特に美容室は、おしゃれなイメージが大切。クオリティの高い豊富なデザインテンプレートが、美容室にとっては大きな魅力となるようです。
ぜひお店のイメージアップに、Canvaを活用してみてはいかがでしょうか。
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