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【無料】6歳までに身に付けたい、きれいな文字を書くための「運筆力」とその方法
小さなお子さまをお持ちのお父さん、お母さんの中には、「そろそろ鉛筆やクレヨンを持たせる練習をさせてみよう」と考えている方は多いのではないでしょうか。
上手に教えることができたら、文字を書く力である「運筆力」が向上します。
しかし、鉛筆の正しい持ち方をどう教えたらいいかわからなかったり、そもそもお子さまに書く練習への興味を持たせることが難しかったりと、悩まれている方も多いかもしれません。
そこで、今回はお子さまが興味を引くような塗り絵と、鉛筆の正しい持ち方を教える方法をご紹介します。
親子で楽しく遊びながら、お子さまの運筆力を鍛えてみませんか。
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お子さまが運筆力を鍛えると、字をきれいに書けるようになります
運筆とは文字を書く時の筆の運び方、文字の書き方のことで、運筆力は自在にペンを動かす力のことを言います。
この力を伸ばすために、1番大切なのは「正しい鉛筆の持ち方」ができていること。
たとえば、ひらがなは横線と縦線、曲線の組み合わせで構成されています。
ひらがなをきれいに書けるようになるには、それらの線をくっきり、スラスラと書けることが大切です。
このとき、鉛筆を正しく持つことができていないと、線が曲がってしまったり、しっかりと力が入らなかったりします。
一度間違った持ち方の癖がついてしまうと、なかなか矯正することは難しいもの。
お子さまが小さいうちに、お母さんやお父さんが正しい持ち方や書き順を教えてあげることが、運筆力の向上のために必要となってくるのです。
そこで、お子さまが歳を重ねて大きくなってから困らないための方法をこれから紹介します。
正しい鉛筆の持ち方のコツは「たまごを包むように、指を鉛筆に添えること」
まず身につけておきたいことは鉛筆の持ち方です。
筆を正しく持たなければ、手首を柔軟に動かすことができず、線が曲がってしまい、きれいな文字を書くことが難しくなります。
そのほかにも、鉛筆の誤った持ち方がもたらすデメリットは3つあります。
【鉛筆を誤った持ち方にしたときのデメリット】
・疲れやすい
・姿勢が悪くなる
・鉛筆が滑らかに動かないのできれいに書きづらい
持ち方だけで、疲れやすくなったり、姿勢が悪くなったりするのは辛いものです。
本当に正しい鉛筆の持ち方を確認してみましょう。
鉛筆の正しい持ち方
【鉛筆を正しく持つ4つのポイント】
1.人差し指は鉛筆の先から25ミリの付近で指腹を使って持ちます。
2.親指は人差し指よりも上に来ないように、優しく握ります。指腹で添える程度に鉛筆を支えます。
3.中指の、爪の付け根で鉛筆を支えます。
4.薬指、小指は自然に曲げて、たまごを優しく包み込むようにします。
鉛筆の芯にも気を使いましょう。
HやHBの濃さの鉛筆だと、まだペンになれていないお子さまの場合、薄くなりすぎてしまうため、避けたほうが無難です。
小さなお子さまの筆圧でも十分字が書ける2Bや3Bの鉛筆を用意しましょう。
【3歳~】遊びながら運筆力アップ!親子でできる、無料コンテンツ
【ステップ1】~まずはお絵かき・塗り絵で書くことに慣れる~
3~4歳のお子さまは、文字を認識し始めたところでしょうか。
そのころですと、読むことはできますが、文字を書くことは難しいお子さまもいらっしゃるかもしれません。
また、5~6歳のお子様でも、手の筋力が発達ためしっかり文字を書けない場合もあります。
しかし、「運筆力」を高めることは可能です。
そういったお子さまには「書くことの楽しさ」を知ってもらうことを意識しましょう。
線や円をなぞる、塗り絵をするだけでも「運筆力」は高まります。
今回ご紹介するダウンロードコンテンツは、無料で活用できるので、是非試してみてください。
プレゼントにもぴったり。立体塗り絵「お父さん」と「お母さん」
紙に塗ってから組み立てられる塗り絵もあります。
立体塗り絵は、運筆力だけでなく、塗った絵が組み立てた時にどうなるかという思考力も鍛えられるでしょう。
おとうさん、おかあさん以外にも、おじいさん、おばあさんの立体塗り絵もあります。
敬老の日の贈り物などで活用することもおすすめです。
【ステップ2】~次は文字をなぞってみよう~
5~6歳になればひらがなやカタカナ、数字を書けるようになるお子さまが増えてきます。最初は文字をなぞるだけでも難しいかもしれませんが、何度も練習を重ねましょう。
このおべんきょうシリーズは、ひらがなやカタカナだけでなく、数字やアルファベットもあります。
お子さまの興味にあわせて、いろいろな文字を練習してみましょう。
お子さまが楽しく運筆できるように注意したいこと
お子さまの運筆力を向上させるにおいて、忘れはいけないことがあります。
それは「やりすぎない」ことです。
【運筆の練習のために、注意したい3つのこと】
・飽きるまで書かせる
・ストップウォッチなどで時間を計りながら書かせる
・線からはみ出た部分を指摘する
これらの行いは、どれもお子さまのやる気を低下させかねません。
「普通ならこの歳の子はもうひらがなを書いているのに」「小学生になるのだから、自分の名前くらいきれいに書けるようにならないと」という考えを持ってしまいがちですが、お子さまの学習スピードや筋力には個人差があります。
無理強いをしてしまうと、お子さまは文字を書くことが嫌いになってしまい、逆効果になりかねません。
「運筆力」の向上を目指す際は、焦らずじっくりとお子さまを見守る姿勢が大切です。
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お子さまと一緒に、楽しく運筆力を鍛えよう
「運筆力」と聞くと、なんだか難しい力が必要な気がしてしまいそうですが、大切なのは正しい鉛筆の持ち方ができること。
塗り絵をしたり、文字を書く練習をしたりして、楽しく力をつけていくことが大切です。
ぜひ今回紹介した教材を活用して、親子で一緒に遊びながら運筆力を鍛えてみてはいかがでしょうか?
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