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【糸やビーズで、思い出の写真にひと工夫!】手間暇かけてデコレーション。「紙刺繍」してみませんか?
ちょっぴり時間が空いた休日や、仕事の息抜きにはじめてみたい「新しい趣味」。でも、そんなに器用なほうではないし、急に難しいことはちょっと……
そんな方にぴったりなのが、「紙刺繍」。簡単にオシャレな作品を作ることができるんです。
まずは、簡単なものからはじめてみましょう。上達すれば、お友達や恋人に素敵なプレゼントをあげることができるかも。
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【はじめに】準備するもの
・刺繍する用紙(厚めのもの)
・ソーイングセット
・刺繍糸
・スパンコール、ビーズなど好きな飾り
必要なものはたったこれだけです。ソーイングセットをすでに持っていれば、1,000~2,000円ほどで材料を揃えることができます。
刺繍糸だけでも十分可愛らしい作品を作ることができますが、ビーズ、スパンコール、タッセルなどの装飾を使うことで、より個性的なカードに。手芸用品店に行けば、きっとお気に入りのパーツが見つかるはずです。
【まずは、基本の作り方】「THANK YOU!!」のメッセージカードを作ろう
1. 描きたい文字を紙に書く
まずは、描きたいデザインを鉛筆で紙に書いていきます。
ボールペンよりも、書き直しができるシャーペンや鉛筆で書くと、「文字のバランスが悪いなあ」「最後の文字だけ他の文字より大きくなってしまった」というときに、書き直しができて安心です。
アルファベットの場合は、筆記体よりブロック体のほうが刺繍しやすいため、初心者の方にはおすすめです。
2.文字に沿って、針で紙に穴を開ける
カードに書いた文字に、針で穴を開けていきましょう。今回は、刺繍針を使用しました。
針の先で軽く穴を開けるだけではなく、縫うときと同じように、針をすべて通して穴を開けましょう。これは、実際に糸で縫うときにきれいに通せるようにするためです。
ポイントは穴を開ける際に、穴と穴の間隔を均一にすること。そうすることで糸で縫い合わせたときにきれいに仕上がります。
3. あらかじめ開けた穴に糸を通す
いよいよ刺繍をはじめます。2.で開けた穴に糸を通していきます。
紙刺繍だと、このように糸の縫いはじめは玉結びをする必要はありません。マスキングテープやセロハンテープで留めておけばOK。玉結びが苦手な方でも安心です。
穴に糸を丁寧に入れていきましょう。紙だからといって難しいことはなく、布を縫い合わせるときと、紙に縫うときの感覚は同じです。また、縫うときは「本返し縫い」をしましょう。
【本返し縫いの縫い方】
【縫うときの注意点】
・紙刺繍は複数の糸が束になるため、ほつれやすかったり、絡んで糸がバラバラになってしまう可能性があります。ひと針ひと針を丁寧に縫い合わせていくことが大切です。
・本返し縫いをしていると、ひとつの穴から2回糸を通すことがあります。この際に、穴を大きくさせてしまうと、仕上がりがいびつになってしまうので、糸を通す際は慎重に。
・糸は最後まできっちり通しましょう。
4.「THANK YOU!!」のメッセージカード、完成
こちらが完成した写真です。市販のカードよりも手作り感が出て、温かみのある印象になりました。
裏側の仕上がりはこのようになっています。カードをプレゼントする際は、裏に別の紙を貼り合わせると、縫い目を隠すことができます。
【所要時間20分~】装飾を使えば、もっとオシャレなカードに
初めから文字を縫うのは難しい! という方は、装飾の力に頼ってみる、というのもひとつの手です。
タッセルなどの飾りをつけて、ネックレスのチェーンのような「×」を並べるだけで、こんなにオシャレなカードに! これなら、初めての方でも簡単に作ることができますね。
【所要時間1時間~】カードの外枠を作ってみよう
"THANK YOU!!"カードと同じような要領で、このようなカードの外枠を作ることもできます。同じように、最初に下書きをし、針で穴を開け、糸を通す3ステップです。
このままメッセージを書いて、プレゼントに忍ばせるとそれだけで粋な贈り物になります。アクセントとしてビーズを通してみるのもいいですね。
【所要時間30分~】思い出の写真に刺繍をしてみよう
写真にも刺繍をすることができるんです。糸を縫い合わせていくだけではなく、スパンコールやビーズも一緒に縫うことで、華やかさがアップします。
この写真の刺繍では、ピンク色のスパンコールと白いビーズで桜の花をイメージしてみました。春に撮った写真に、桜をかたどった刺繍を施すことで、写真の季節感がよりアップしますね。
写真に刺繍をする場合は、自分で絵を描いて刺繍をするタイプのものとは雰囲気がガラッと変わります。部屋に飾っておきたいお気に入りの写真や、思い出として大切な人にプレゼントしたい写真など、特別な一枚に刺繍を施してみましょう。素敵な一枚として輝きを放つはずですよ。
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ちょっとした趣味に紙刺繍、はじめてみませんか?
紙刺繍はさまざまな場面で活用することができる、役に立つ趣味でもあります。
写真に刺繍を施せば、素敵なインテリアにも。また、友達にプレゼントをあげるとき、大事な人にお花をあげるときなど、「ありがとう」を伝えたいシーンにぴったりです。
ほっこりと心が温まるプレゼントを、贈ってみませんか?