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こども

【6年間使うから】新年度に備えてランドセルのメンテナンスをしよう

【6年間使うから】新年度に備えてランドセルのメンテナンスをしよう

お子さまが6年間にわたり使い続けるランドセル。だからこそ、定期的なお手入れが大切です。お手入れを怠ると、ひび割れや汚れ、ベルトがちぎれてしまうといった不具合が発生します。結果、修理を頼んだり、買い直したりする必要が出てくるため注意が必要です。

今回は、ランドセルの使い方や肩ベルトの調整方法、ランドセルを長持ちさせるお手入れ方法について紹介します。

あらためて知りたい、ランドセルの使い方

あらためて知りたい、ランドセルの使い方

ランドセルの正しい使い方を改めて知り、できるだけ丈夫なまま保てるようにしましょう。

肩ベルトの調整方法

肩ベルトは、ランドセルを背負ったときに背中の間に隙間ができないよう調節してあげましょう。

背中に隙間があると、猫背の原因となるだけでなく、体にも負担がかかります。ランドセルを背負った姿を横から見て、ランドセルがまっすぐになっていれば正しく背負えていると考えて良いでしょう。子どもの成長は早いので、定期的に調整することが大切です。

ナスカンの使い方

次はナスカンの使い方をチェックしましょう。ナスカンとは、ランドセルの側面についているフックを指します。体操着袋や給食袋、防犯ブザーなどをぶら下げるのに便利なパーツです。

とはいえ、ぶら下げていた荷物に引っかかって転んだり、犯罪に巻き込まれてしまった際にすぐに防犯ブザーが取り外せなかったりするリスクも潜んでいます。

そのような事態が生じた時に、ある程度負荷がかかるとランドセルから外れる「安全ナスカン」があります。「子どもを危険から守りたい」という方は安全ナスカンがついているランドセルを選ぶと良いでしょう。

ランドセルのお手入れ方法

ランドセルのお手入れ方法

続いて、ランドセルを長持ちさせるお手入れ方法について、5つのポイントをご紹介します。             

汚れの拭き取り方

まずは、ランドセルに付着した汚れの拭き取り方を見ていきましょう。拭き取る前に柔らかいブラシを使用して、ランドセルにたまったホコリを優しく取っていきます。十分にホコリが取れたら、濡らした布でランドセル全体を拭いていきましょう。その後、直射日光を避けた場所で乾かします。

また、ランドセルの革をきれいに保つためには乾燥をさせないよう心がける必要があります。革は乾燥で硬くなると傷やひび割れができやすくなるので、定期的にお手入れを行いましょう。

背当て

背当てとは、ランドセルを背負った際に背中に密着する部分を指します。特に暑い時期は、背中にかいた汗が直接触れるため、汚れがたまりやすくなります。さらに、子どもは大人に比べて代謝が良く大量の汗をかくので、背当ては定期的なお手入れが欠かせない部分と言えます。

お手入れ方法としては、薄めた中性洗剤を布に染み込ませて、優しく拭き取りましょう。お手入れせずに放置しておくと、シミや黄ばみが出てしまいます。週1回は拭き取ることで、常に背当て部分が清潔に保てますよ。

カバーは付けっぱなしにしない

カバーは付けっぱなしにしない

ランドセルのカバーは傷から守ってくれる便利なアイテムですが、つけっぱなしにしておくのはやめましょう。長時間ランドセルカバーをつけていると、湿気がこもり、カビが発生する原因になります。

取り付け方によっては傷がついたり、ランドセルの塗料が取れてしまったりする可能性もあります。土日や長期休みの際は外しておくよう心がけましょう。

文房具の汚れの落とし方

ランドセルの中は鉛筆やボールペンなどの汚れが付着しやすいですよね。放置すればするほど汚れが取りにくくなるので、定期的に掃除しましょう。鉛筆の汚れであれば消しゴムで優しくこすってください。強くこすると表面が傷つくので注意が必要です。

ほかにも、一度ついてしまった油性ペンはサラダ油を綿棒や布に染み込ませて、浮いてきた汚れを新しい布で拭き取るときれいになります。それでも取りきれない頑固な汚れに関しては、ランドセルのクリーニングを行っている業者に依頼するのがおすすめです。

革用クリーム

革用クリームを使用してお手入れするのも良いでしょう。とはいえ、素材によっては革用クリームを使用すると傷んでしまう可能性があります。そのため、あらかじめ購入したランドセルメーカーのホームページなどで素材やお手入れ方法をチェックしておきましょう。

「雨に濡れたあとにランドセルが乾いてしまった」「しっとりした感触だったランドセルが乾燥している」といった際は、革用クリームを使用してお手入れしましょう。方法の手順は、以下になります。  

1. まずは乾いた布で表面の汚れをしっかり取ります。
2. そのあと布にクリームを取り、優しくクリームを塗りこみます。
3. 塗ったあとは軽くブラッシングします。

お手入れ頻度としては少なくとも月1回程度行うと良いでしょう。

定期的にお手入れをして6年間大切に使おう

定期的にお手入れをして6年間大切に使おう

今回は、ランドセルの使い方やお手入れ方法について紹介しました。6年間使うランドセルは思っている以上に汚れているもの。定期的なお手入れをしないと汚れが付着してしまい、せっかくの素敵なランドセルが台無しになってしまいます。

そのためにも、普段から汚れないようにするのが大切です。ブラザーのホームページでは、お子さまの好きなデザインに合わせた「ランドセルカバー」のレシピを無料でダウンロードできます。

世界に1つだけのオリジナルランドセルカバーをぜひ作ってみてくださいね。

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