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【今年もこの季節がやってきた】花粉症対策をしよう
長い冬が終わり、暖かくなるのは嬉しいことばかりではありません。鼻はムズムズ、目は痒い……という症状を自覚して「今年も花粉症か」とゆううつな気持ちになる方も多いでしょう。
花粉症の明確な治療は現在も見つかっていないですが、日常生活の中で対策を行うことは可能です。今回は、あらためて花粉症の注意したい時期や症状を和らげるためのポイントを解説します。
花粉症の時期
花粉症はスギやヒノキによるものというイメージが強いかもしれませんが、その他にもカモガヤなどのイネ科花粉、ブタクサやヨモギといった雑草類の花粉が原因になるケースも見られます。関東では季節を問わずにさまざまな植物の花粉が飛散しており、少しでも症状を抑えるための対策が重要だといえるでしょう。雑草が原因の花粉症を防ぐため、花が咲く時期以外に除草しておくのも効果的です。
近年では温暖化の影響から花粉が多いものの、飛散を防ぐために木の伐採や花粉の少ないスギへの品種改良が行われています。
気象情報のホームページでは、花粉量が毎日確認できるようになっており、外出予定がある日はあらかじめチェックしておくのもおすすめです。また、「雨の日は花粉が落ち着くから大丈夫だろう」と油断しがちですが、雨が降る前後は花粉が舞い上がる可能性も高いため、十分な注意が欠かせません。
明日からできる花粉症対策
一般的に、花粉症は、鼻腔内に入ってきた花粉によってアレルギー反応が起こることを指しています。
花粉は体内に入ると、免疫機能によって排除対象と判断されます。その結果、花粉を体外へ追い出そうとくしゃみや鼻水、涙が出てしまうのです。そのため、花粉を吸い込んだり、持ち込んでしまうのを防ぐ必要があります。
花粉を吸い込まない
花粉は口と鼻から体内に入ってくるため、マスクをすることは花粉症対策で必須といえるでしょう。現在は花粉症でない方も、花粉を吸い込む量が少なくなることで花粉症の防止につながります。
また、マスクは顔に合ったサイズのものを選ぶほか、プリーツ部分を伸ばして鼻からあごまでをしっかり覆い隠すのもポイントです。花粉による喉のイガイガを防ぐため、水分を含んだフィルターを取り付けて使うぬれマスクも花粉症対策の強い味方。花粉をキャッチしてくれることから、普段使いにも最適です。
花粉を持ち込まない
花粉量が多い時期に外出した場合、私たちの頭や服、顔に花粉が付着しやすいと考えられています。そのため、帰宅時には花粉を持ち込まないように花粉を払ってから家の中に入るようにしましょう。
特に花粉は髪の毛に付着しやすいため、帽子を被って外出することも対策のひとつ。キャップタイプよりも、つばの広いハットタイプを選ぶのもポイントです。ロングヘアの方は小さくまとめて帽子の中に入れておくとより効果的です。
ブラザーのホームページでは、親子でお揃いにできるハットタイプの帽子の型紙とレシピがダウンロード可能です。お気に入りの布で作り、花粉症を防止しながらおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、春はコンタクトレンズの着用を控え、メガネを使用するのも花粉の付着を防止できます。メガネによって花粉から目を防ぐこともできるだけでなく、点眼薬が使いやすくなるというメリットがあります。
花粉を洗い流す
花粉を完全に防止することは難しいため、付着してしまったものはしっかり洗い流すよう意識しましょう。鼻の粘膜についたものは鼻うがいを、目についたものは洗眼薬を使うのもおすすめ。鼻うがいは専用の液剤も薬局などで販売されているため、買っておくと安心です。
ブラザーのホームページでは、目薬やポケットティッシュも入れられるポケット付きのマスクケースのレシピがダウンロードできます。ウェットタイプのポケットティッシュで軽く顔をぬぐうだけでも、花粉を取り除くことも可能です。
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そこで、ブラザープリントテラスのレシピの中で簡単に作れるレシピをピックアップし、写真付きでわかりやすくご説明します。
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今回ご紹介するレシピは、「マスクケース」です。
帰宅時には、手洗いとうがい、洗顔をしっかり行い、洋服ブラシで上着に付着した花粉をしっかり払い落としておきましょう。疲れて帰ってきたときは、ついついそのままベッドに倒れ込んでしまうかもしれませんが、ベッドや布団に花粉をつけないため、すぐにシャワーを浴びるのも効果的です。
このほか、タバコやお酒は血管の拡張や鼻粘膜の刺激を誘発させるために花粉症の症状が重くなってしまう可能性があります。タバコやお酒の量を減らすことも、立派な花粉症対策のひとつなのです。
十分な花粉症対策を心がけよう
花粉の飛散量が多い時期だからこそ、外出することに気が重い方も多いはず。しかし、帽子やメガネといったアイテムを活用したり、家の中に持ち込まないように気をつけたりすることで花粉症対策は可能です。
少しでも症状を和らげるためにも、十分な花粉症対策を行って外出を楽しみましょう。
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