【テレワークの気分転換に】ベランダランチを楽しもう

ベランダランチの準備

ベランダランチの雰囲気をより良いものにするためにも、まずは準備をしっかりしておくことが重要です。

また、マンションやアパートのベランダは共有部とされている場合もあります。避難経路として使用することも考えられるため、使ったものをそのまま置いておくのは避けなければなりません。

レジャーシート

ベランダランチは在宅勤務の合間に楽しむものだからこそ、後片付けも簡単にできるようにしておきましょう。

おしゃれなテーブルや椅子を広げて……というベランピングのようなベランダランチも良いですが、食後はさっと片付けられるレジャーシートに座る形がおすすめです。

お弁当箱/お皿

ベランダランチに向け、普段の昼食をお弁当箱に詰めるとピクニックのような気分に。お子さまとおうちで過ごしながらテレワークをしている方は、お子さまとピクニックごっこの一環としてお弁当箱に詰めた昼食を食べるのも良いでしょう。

食器を洗うのが手間に感じる方は、おしゃれな紙皿に昼食を乗せるのもひとつの方法です。100円ショップや雑貨店では北欧柄といったおしゃれなデザインの紙皿もあるため、手軽に購入できます。

ベランダでの食事にぴったりなメニュー

一般的にベランダは火気厳禁であるため、ガスコンロなどを用いて調理することは避けましょう。しかし、ベランダランチの大きな魅力は、できたての食事が食べられるところにあります。食べやすいものを選べば、忙しい在宅勤務の合間にも最適でしょう。

おにぎらず

ラップの上に海苔を乗せ、平たくしたごはんと具材を乗せた後、具材を包みながら海苔の四方を折って四角にしたおにぎらずは、調理が簡単で食べやすいことから根強い人気を誇っています。おにぎりよりも具材がたくさん入れられるため、ボリュームのあるおにぎらずでしっかり食べられるのも嬉しいポイントです。

前日の夕食の残りのおかずを再活用したり、お惣菜を使ったりしても美味しく仕上がります。欲張って具材を入れ過ぎると海苔が破れてしまうので注意しましょう。

スティックおにぎり

おにぎりを細長くしたスティックおにぎりは、ひとつひとつが小さいためさまざまな味のものが楽しめます。ふりかけやチーズ、ウインナーや枝豆など、ご家庭にある具材を使い、少しずついろいろな味のおにぎりを食べられるのが大きな魅力です。

そしてスティックおにぎりはお子さまも作りやすく、料理を通したコミュニケーションにも効果的です。「どんな具材で作る？」と話しながら調理してみるのもおすすめです。

ホットサンド

ベランダランチであれば、近年人気のホットサンドもサクサクのまま食べられます。直火式のホットサンドメーカーでは焦がさないように適宜ひっくり返す必要がありますが、電気式はスイッチを入れれば完成まで他のことができます。

定番のハムとチーズ、ツナやトマトのほかにも唐揚げや目玉焼き、生ハムやアボカドなど具材が自由に楽しめるのもホットサンドの醍醐味。自分の好きな具材を探しながら調理するのも楽しいですよ。

わんぱくサンド

近年、Instagramを中心にSNSでは具材をたっぷり挟み込んだ「わんぱくサンド」が人気です。切った断面は「萌え断」と言われており、写真映えすることから提供するお店も増えてきました。

自宅で作る場合、ポイントとなるのはバターやマヨネーズをパンにしっかりと塗っておくこと。水分を含む具材によってべちゃっとなる状態が避けられます。また、きゅうりなど水分の出やすい食材は塩をふって5分ほどおき、水分をしっかり絞っておくといった下準備も必須です。

具材をたっぷり挟んだら、ラップできつめに巻いたまま3分ほどおいておきましょう。しっかりと具材をなじませ、一気に切るときれいに仕上がります。

健康のため糖質制限をしている方は、サラダチキンや全粒粉パンを使うことでヘルシーに仕上がります。たっぷりの野菜を挟み、大満足のわんぱくサンドを作ってみましょう。

ベランダでの食事を在宅勤務の気分転換に

在宅勤務は集中力を持続させるためにも、程よい気分転換が求められます。ベランダランチは気軽に取り入れられ、日差しや風、外の音といった刺激を受けて気持ちのリセットにも大いに役立つでしょう。

まだまだ外食や飲み会が難しい状況ですが、ベランダランチで「午後からも頑張ろう！」と在宅勤務に取り組めるように明日から挑戦してみてはいかがでしょうか。