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【イベントリポート】すてきにハンドメイド特別講座 全力!ミシン部inNHK文化センター パンツづくりに挑戦!

【イベントリポート】すてきにハンドメイド特別講座 全力!ミシン部inNHK文化センター パンツづくりに挑戦!

Eテレ「すてきにハンドメイド」で放送中のシリーズ「全力!ミシン部」。番組でもおなじみのファッションデザイナー・海外竜也先生とMCの洋輔さんにご登場いただき、2021年11月6日(日)、NHK文化センター青山教室にて特別講座が開催されました。

ファッションデザイナー・海外竜也先生とMCの洋輔さん

今回作ったのは、ユニセックスな「シェフパンツ」。ブラザー販売株式会社のスタッフと一緒に、実際にミシンを使って製作していきます。ミシンの上手な使い方やソーイングのコツが学べる、特別講座のレポートをお伝えしていきます!

講師プロフィール

海外竜也(かいがい・たつや)
ファッションデザイナー、オーダーサロンオーナー。クチュールの技法と手仕事を通じ、普遍的なかわいらしさを表現した婦人服のオリジナルブランドを展開。自らデザイン、パターン、縫製を行うかたわら、独自の縫製技術などを書籍、雑誌、教室でレクチャーする。

海外竜也さんプロフィール写真

洋輔
『すてきにハンドメイド』MC。フランスで刺しゅうを学び、手芸家・タレントとして活躍中。

洋輔さんプロフィール写真

この特別講座では、会場に集まった8名の受講者の皆さんのほか、オンラインでも120名もの方々が受講されました。軽快なトークと和やかな雰囲気に加え、オンライン受講者の方にもチャット機能を通じて、たくさんのメッセージや質問などで講座を盛り上げていただきました。

オンラインでお120名もの方々が受講されました

まずは、海外先生から最近人気の「シェフパンツ」についての紹介からスタート。ウエストと太もも部分はゆったりしていて、すそに向かって細くなるテーパードシルエットが特徴のシェフパンツ。シェフたちが厨房ではくための動きやすい仕事着をアレンジしたのが由来なのだそう。

前パンツについたボタン付きのコインポケットがさりげなくクラシカル。ウエストの紐もデザインのアクセントに。後ろパンツには二つのポケットを付け、さらにウエスト部分はゴムと紐で絞ることでカジュアルで履きやすく、ユニセックスで楽しめるのもポイント。

特別講座で作るシェフパンツ

この日は、洋輔さんが番組でデニム生地を用いて作ったパンツを着用。後ろポケットに白い糸を使ったオリジナルのシェフパンツを披露してくれました。

洋輔さんが着用しているシェフパンツ

パンツの紹介の後は、いよいよレクチャー開始。

会場の受講者の皆さんはミシン縫い実践の前に、海外さんと洋輔さんのお話を聞きながら下準備から裁断、ミシン縫いまでの各工程のポイントを確認していきます。

まずは裁断のときに知っておくと便利なことやきれいに仕上げるコツを教えてもらいました。型紙は、縫い代付きのものを作っておくと布が動かず裁断しやすくなることや、布目を揃えるためのワンポイントアドバイス、その他にもロータリーカッターを使う方法や正しい持ち方など、カメラで手元を写しながらわかりやすく説明してくれました。

カメラで手元を写しながらわかりやすく説明していました

会場の参加者の方からは、縫い代付きの型紙は知らなかった!という声も。手際よく裁断できるだけでなく、縫う時も楽で仕上がりもきれいになるというのは嬉しいですね。

また、ミシンを使った布端の処理の方法も伝授。多くの家庭用ミシンにも搭載されている『裁ち目かがり縫い』機能を使えば、きれいに処理ができるのでおすすめです」と海外先生。

海外先生

他にも、ポケットなどのカーブを上手に縫うコツも教えてくれました。「布を送る手の位置が、押え金から遠いと布が安定しにくくなってしまいます。手はできるだけ押え金の近くにおいて、軽く引くように。自然に布が送られていく感じで縫うといいですよ」と海外先生がミシンでお手本を縫うと、会場の受講者の皆さんも頷いたり、メモを取ったりする姿が見受けられました。

下準備までのレクチャーが終わると、いよいよ会場の受講者の皆さんも実際にミシン縫いを使っての製作がスタート!

ブラザー販売株式会社のスタッフがフォローしながら、一人一台ずつ準備されたミシン「SOLEIL600」を各自セットして、ミシン縫いを開始します。

ブラザー販売株式会社のスタッフもフォロー

ボタンホール縫いでは、「専用の押え金に変えて、縫う位置や方向さえ合っていれば、あとはミシンにお任せで縫えますよ」とのアドバイスを受け、会場の皆さんもスムーズに仕上げている様子が窺えました。

前後のポケット付けの工程では、ステッチを美しく仕上げるコツのほか、2つの後ろポケットを付けるときに覚えておくと良い点など、工程ごとのお役立ちポイントをたくさん伺うことができました。

前後のポケット付けの工程

会場が軽快なミシンの音で包まれた講座後半では、海外先生が受講者一人ずつの進度に合わせてアドバイスをしながら、また、オンライン受講者の方からの質問やメッセージに応えながらレクチャーが進んでいきます。

海外先生が受講者一人ずつの進度に合わせてアドバイス

後半では、パンツのわき・また下・すそ・ウエストなどを縫って完成に向かいます。ここではロックミシンを使う際のポイントや、アイロンがけを工程ごとにていねいに行うことで作業がスムーズになり、ミシン縫いの仕上がりが美しくなる点なども交えて紹介してもらいました。

ロックミシンを使う際のポイントや、アイロンがけの工程を丁寧に説明

講座を通して教えていただいた多くのポイントは、どれも海外先生や洋輔さんの百戦錬磨の経験から生まれたもので「ひと手間が作品のクオリティを上げる」といった、初心者でもすぐに実践できるものも盛りだくさん。番組やテキストでは紹介されなかった内容も満載でした。

配信中は随所でオンライン受講者の方から工程に関する質問のほか、「次に作ってみたいものは何ですか?」「ソーイング失敗談を教えてください」などの質問や「テキストだけではわからない細かいところがLIVEで見ることができて参考になります」、「わかりやすく楽しかったです」という感想も多数お寄せいただきました。

あっという間の2時間が経過し、オンライン配信の最後には海外先生から「ソーイングのベストのやり方は様々あります。皆さんもご自身の経験の中から見つけ出した方法をぜひ活用してみてください!自分でつくったものを自分で着たり差し上げたりするのが一番の楽しみですので、ぜひ習慣づけてくださいね」とメッセージが。また、洋輔さんも「これからも、ソーイングを楽しんでいきましょう!」と締めくくり、幕を閉じました。

特別講習の締めくくり

配信後の会場では、海外先生、洋輔さんともに会場の受講者の皆さんの仕上げをお手伝いしてくれました。会場の受講者の全員がミシン縫いのポイントをクリアして完成。皆さんの笑顔いっぱいの表情が印象的でした。

特別講習修了後の様子