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【いよいよ今年も終わり】早くから取りかかりたい大掃除のコツ

【いよいよ今年も終わり】早くから取りかかりたい大掃除のコツ

仕事や家事に追われ、気づけばあっという間に年末の訪れを感じる季節になりました。12月は年末に向けての仕事やクリスマス、年末年始の準備など、何かと慌ただしい1ヶ月でもあります。

そんな忙しさのあまり、年末の大掃除もなんとなく済ませている……という方もいるのではないでしょうか。

今年の汚れは今年のうちに落とし、清潔な家で新年を迎えたいもの。今回は、少しずつでも進められる、年末に向けた大掃除のコツを紹介します。

年末の大掃除に向けた準備

年末の大掃除では、準備を整えることも重要です。

準備をしっかりして掃除を終わらせておけば、気持ちの余裕も生まれます。

使う道具を用意しておく

使う道具を用意しておく

「詰め替えの洗剤がない」「雑巾がもっと必要だった」と掃除に必要な道具がないと、買いに行く手間が生じ、掃除に集中できなくなってしまうかもしれません。

あらかじめ使う道具や洗剤を確認し、足りないものは掃除を始める前に揃えておきましょう。

計画を立てる

年末の大掃除を負担に感じる大きな理由は、数日で家中を掃除する無茶なスケジュールを立ててしまうため。だからこそ、スケジュールに沿って掃除する場所を決めて掃除をするのが重要です。

たとえば、「今日は早起きして仕事に行く前に30分だけ玄関を掃除して、もし終わらなかったら帰ってから続きをやろう」「買い物に行っている間につけ置き洗いをしておこう」と1日の予定に掃除を無理のない範囲で組み込んでおけば、平日のすきま時間にも少しずつ家がきれいになっていくはずです。

また、掃除の基本は「上から下」、「奥から手前」。どんなに床をきれいに拭いても、壁や天井を後から掃除すると汚れは下に舞い落ちてしまいます。二度手間とならないよう、掃除の場所を意識して決めるのも忘れてはなりません。

家族に協力をお願いする

同時に、家族にスケジュールを共有し、協力してもらうのもポイント。高いところや力のいるところ、手早く終わらせたいところは「一緒にやってほしい」とお願いしても良いでしょう。

ここで重要なのは、具体的な指示をすること。「この道具を使ってどの場所を拭いてほしい(掃いてほしい)」と伝えておけば、後からやり直すことも少なくなります。

「もっとしっかりやってよ」「どうしてきれいにできないの」なんて文句を言えば、家族間のコミュニケーションも悪化してしまうでしょう。

ゴミ回収日を調べておく

ゴミ回収日を調べておく

大型の家具や有害危険物など、特殊な方法で処分することが定められているゴミもあります。

「せっかくまとめたのに、次の回収日は1月に入ってからだった」なんてことのないように、あらかじめ回収日を調べておきましょう。回収日をもとに掃除のスケジュールを組めば、無駄なく掃除を進めることも可能です。

特に粗大ゴミの回収は、事前予約が必須となるケースが一般的です。年末は予約がいっぱいになってしまう可能性もあるため、場合によっては粗大ゴミ受付センターに自分で持っていくことも検討しましょう。

場所ごとの掃除のポイント

大掃除では、場所ごとにポイントを押さえて掃除すれば、無駄なくきれいになるはずです。適した方法や天気などを知っておけば、より簡単に掃除が終わるでしょう。

玄関

玄関

玄関は靴についた土や砂、ペットを飼っているご家庭はペットの毛といった汚れが蓄積しやすい場所です。ほうきとちりとりを使って汚れを集める、もしくは掃除機で汚れをきれいに吸い取りましょう。

大掃除では、玄関タイルもしっかり汚れを落としておきたいところ。まずは玄関タイルの材質を確認したうえで、使用しても問題ないタイプの洗剤で目立つ汚れを落としていきます。マンションなど玄関の汚れを水で洗い流せない場合は、ゆるくしぼった雑巾で水拭きしても十分きれいになります。

窓の汚れが落ちると、家の中に光が差し込みやすくなりきれいに見えます。拭き残しや汚れがわかりやすいよう、快晴の日ではなく少し曇った日や日差しが弱まる夕方に行うのがおすすめです。

また、窓ガラスのサッシは、割り箸にキッチンペーパーや雑巾を巻きつけて輪ゴムで固定したものでかき出すようにすると、汚れがすっきり落ちます。

キッチン

キッチン

日頃使用することが多いキッチンは、時間をかけたり、ガスコンロやシンク、換気扇とさらに細かくエリアを区切る必要があります。戸棚の食材や調味料のストックを再確認し、賞味期限が切れているものは捨ててしまいましょう。

なお、日差しが出て暖かい日は、ガスコンロの油汚れが落ちやすくなります。天気予報を見て、柔軟に掃除の場所を変更するのもおすすめです。

毎日使う冷蔵庫も、野菜の泥やうっかりこぼしてしまった調味料などで汚れています。中身を一度全部出し、棚板を全部外して拭きましょう。

掃除に活用したい、ご家庭にあるグッズ

ドラッグストアや100円ショップで掃除道具や洗剤を揃えるも、なかなか活用できずにものだけが溜まっていくこともあるかもしれません。

しかし、ご家庭にあるものを活用すれば、無駄なく家中をピカピカにできます。

片栗粉

普段はあんかけ料理や唐揚げなどに使う片栗粉は、掃除にも活用できる便利なアイテムです。特に水垢が目立つ鏡の掃除で、効果を発揮してくれるでしょう。

まずは重曹と水を2:1の割合で混ぜた重曹ペーストに、片栗粉をとろみがつく程度に加えて混ぜます。これを鏡全体に塗り、ラップをぴったり貼り付けて10分ほど放置し、はがしたラップを丸めた状態で鏡をこすると、頑固な水垢汚れがきれいに落ちます。

鏡は壁に設置されているため、汚れを落とすためには流れ落ちてしまわないようにしなければなりません。そのため、片栗粉を使って洗剤にとろみをつけることで、汚れに洗剤が浸透します。

古くなったTシャツ

古くなったTシャツ

サイズアウトした子どものTシャツや、古くなったTシャツは、カットしてウェスにするのもおすすめです。

ウェスとは、英語でゴミを意味する“waste”が語源である、使い捨て用の布のこと。Tシャツは袖部分を切り取った後、残りの部分を適当な大きさに切るだけでウェスとして再利用できます。Tシャツは吸水性が高く、絞りやすい素材のためウェスに最適です。

粗品でもらったタオル

一方で、雑巾も掃除中にどれだけあっても便利なアイテムです。

100円ショップで多めに買っておくのも良いですが、ご家庭にある粗品タオルをリメイクして作ると無駄がありません。

タオルの雑巾リメイクレシピはこちら

すっきり片付いた家で新年を迎えよう

すっきり片付いた家で新年を迎えよう

計画的に掃除を進めれば、慌てることなく清潔な家で新年を迎えられます。仕事や家事で疲れているからこそ、気づいたときや無理のないときにできる範囲での掃除を進めておきたいもの。

計画的に、家にあるものを活用して、大掃除を少しでも楽に終えてみてはいかがでしょうか。

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