【質感がとってもかわいい】ウールレターで素敵なアイテムを作ろう

ウールレターの活用シーン

ウールレターは文字や形が自由に作れるため、イベントやインテリアにもぴったりです。

結婚式

赤い毛糸を使い、「赤い糸」をイメージしたウールレターで新郎新婦のイニシャルを描いたり、結婚式のフォトプロップスに使うカップルも見られます。

作るのも簡単で、何かと忙しい結婚式の準備の傍らでも、素敵な作品ができるでしょう。

誕生日

お子さまの名前はもちろん、数字をウールレターで作って誕生日や年齢を表すのもおすすめです。毛糸の柔らかい質感が、お子さまのお誕生日を魅力的に飾ってくれます。

お誕生日や名前、イニシャルをウールレターで作れば、翌年以降の記念撮影にもずっと使えるのも嬉しいポイントです。

インテリア

ウールレターは、お部屋のウォールデコレーションとして飾ってもおしゃれです。ワイヤーと毛糸でできているため、もし落ちてしまっても怪我の心配もありません。

また、軽いためピクチャーレールや、粘着タイプのフックを使って飾っても良いでしょう。

リリアンを使うウールレター

ウールレターを作る際に便利なのが、5つの爪にかけた毛糸を交互に動かして編み物をするリリアンです。

リリアンは手軽におしゃれな小物が作れることから、かつて日本では女の子たちの間で大流行しました。現在でも100円ショップや手芸店でも購入でき、シンプルに編み物ができることから今でも根強い人気があります。

また、手芸店には毛糸をセットし、ハンドルを回すだけでリリアン編みができるアイテムも販売されています。「素敵なウールレターを作りたいけど、編み物をする手間は省きたい！」という方は、探してみても良いでしょう。

<ウールレターの材料・道具>

・リリアン

・毛糸

・かぎ針

・ワイヤー

・ニッパー

・ペンチ

使うリリアンが小さめの場合、毛糸は細めのものを選ぶとコンパクトに編み進められます。

リリアンのほか、切れ目の入った円形の「組紐ディスク」もウールレター作りに使えます。

組紐ディスクは100円ショップでも購入できますが、段ボールに切れ目を入れて自作しても問題ありません。

手順1. リリアンに毛糸を通し、編む準備をする

リリアンに糸を通し、上部の爪に星形になるよう糸をかけます。

垂らした糸が緩まないよう、マスキングテープなどで側面に貼っておくと良いでしょう。

その後、外周をくるりと毛糸で囲ったら、編む準備は完了です。

手順2. 2列ある毛糸のうち、下側の毛糸が上に来るようにかぎ針で編む

残りの爪の部分も同様に行ったら、再び毛糸を1周させて、次の段を編んでいきます。

複数の細い糸がねじり合わされている毛糸の場合、かぎ針を挿す位置によってはばらばらになってしまうため、慣れないうちはゆっくり進めていくと良いでしょう。

手順3. 作りたい形や文字の下書きをもとに、必要な分の長さを確認して編み進める

あらかじめ好きな形や文字の下書きを用意しておき、ある程度リリアンで編んだものを重ねて必要な長さを確認します。

手順4. 必要な分の長さを編んだら、リリアンから編んだものを外す

編んできた5箇所の輪に毛糸を通し、リリアンからそっと外します。

手順5. ワイヤーを編んだものの中に通し、適した長さのところで切る

ワイヤーを勢いよく通そうとすると、思わぬところからワイヤーが飛び出て怪我をする恐れがあります。

少しずつワイヤーを通すように注意しましょう。

編んだものの糸を引っ張ると、編み終わりを閉じることができます。

手順6. ワイヤーを見本に沿って曲げたら完成

手やニッパーを使い、見本を参考にワイヤーを曲げていきます。

輪のように最初と最後が合わさる形にする場合は、端と端を目立たないよう同系色の糸で縫い合わせましょう。

文字や吹き出しなど、重なり合う部分はグルーガンで留めると、ずれてしまうのを防げます。

＜紐に通すだけでも簡単に作成できる＞

「リリアンを使って編み上げるのは難しそう……」という方は、巾着袋作りなどに使われるカラーロープを使ってもOK。

ワイヤーを通すだけで、簡単にウールレターが作れます。

カラーロープを使う場合は、ロープの端がほつれないようグルーガンで留めるときれいに仕上がります。

ウールレターでイベントを素敵に盛り上げよう

毛糸を使ったウールレターは、見るだけでほっこりするような雰囲気の作品です。

パステルカラーの毛糸でふんわりとした印象の文字を作り、お子さまのハーフバースデーをお祝いすれば、お祝いは特別なものとなるでしょう。

文字通り「赤い糸」をイメージしたウールレターは、結婚式のムードを一層引き立ててくれるはず。ウールレターは、喜ばしいお祝いの日を素敵に演出してくれます。

リリアンを使い、ひと編みずつ作品ができていく過程を味わいながら、ウールレターを作ってみてはいかがでしょうか。