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【トラブル防止】ハンドメイド作品を梱包する際のポイント
近年、ハンドメイド販売のためのアプリやサイトの人気が上昇しています。購入だけではなく、制作したハンドメイド作品を販売する方も多いはず。
しかしハンドメイド作家の中でも多くの方が、梱包について悩んでいるのではないでしょうか。梱包が正しくできていなかったために、輸送中に破損してしまったという事例も見受けられます。
せっかく想いのこもった作品が、破損した状態で購入者の元に届くのは避けたいもの。今回は気を付けたい梱包の注意点を解説します。
多発している梱包トラブル
ハンドメイド作品は繊細なものも多く、さまざまな梱包トラブルが起こっています。しっかり梱包したとしても、方法が間違っていればクレームにもつながってしまうでしょう。
梱包に関して多く発生しているトラブルは、以下のようなケースが多いといわれています。
緩衝材が十分でない
使用している緩衝材が十分でないと、輸送中に壊れてしまうケースが想定されます。
ハンドメイド作品は繊細だからこそ、梱包には適した量の緩衝材が必要不可欠です。気泡緩衝材やペーパークッションなど様々な種類があるため、作品に適した緩衝材を使いましょう。販売店で事前に多く緩衝材を購入しておくと安心です。
ゴミ袋や段ボールを再利用している
身の回りのもので梱包材を代用したのか、ゴミ袋や段ボールを再利用してハンドメイド作品が破損してしまった例も見られます。
しかし、もしも自分が購入したハンドメイド作品を受け取った際、ゴミ袋や段ボールが梱包材に使われていたら、印象は決して良いものではないでしょう。受け取った際の印象を考え、きちんとハンドメイド作品に合った箱や緩衝材を使うことを心がけなければいけません。
過剰包装
破損を防ぐための過剰な包装で、クレームが来てしまうこともあります。壊れないようにしっかりと梱包することは大切ですが、梱包を解く相手の負担にならない梱包を心がけましょう。
ハンドメイド作品の梱包に必要なもの
梱包トラブルを防ぎ、ハンドメイド作品を正しく梱包するために、あらためて梱包材の種類を把握しておきましょう。
台紙
切り込みの入った名刺サイズの台紙に、ハンドメイドピアスやネイルチップ、リングを固定します。すでに切り込み加工がされ、かわいいデザインがされている専用の台紙も販売されていますが、自分で台紙を作るのもおすすめ。デザインを印刷したり、スタンプを押したりすることでオリジナルの台紙が完成します。
また、台紙はなるべく厚めのものにするとアクセサリーがしっかり固定され、安定します。
OPP袋
台紙にセットした作品を入れるために最適です。台紙よりも大きいOPP袋は輸送中に動いてしまうため、事前に適したサイズのものを選ぶように心がけましょう。
販売店やインターネットショップではさまざまなサイズの台紙に合うOPP袋が販売されています。
マスキングテープ
OPP袋を止めるときに使います。マスキングテープは耐久性がないため、あくまでもハンドメイド作品を入れた袋を止めるときに使いましょう。
組み立て式のBOX
作品と緩衝材を入れ、郵送するために使います。こちらもさまざまなサイズのもの販売されているので、作品と緩衝材に適したサイズの箱を選びましょう。また、丈夫な箱を使うことで郵送中の破損を防ぐことができます。
エアパッキン(緩衝材)
繊細なハンドメイド作品を守るために必須となります。エアパッキン以外にもさまざまな種類の緩衝材があるので、作品に合ったものを正しく使いましょう。
喜んでもらうための、もうひと工夫
自分の作品を届けるお客様には、喜んでもらえるための工夫を積極的にしましょう。作品はもちろん、梱包といった細かいところにまで気を配れるハンドメイド作家には、リピーターも多くいます。
サンキューカード
サンキューカードを同梱することで、お客様に商品が届いたタイミングで感謝の気持ちを伝えることができます。また、「購入ありがとうございます」といった手書きのメッセージを一言でも加えると、印象が大きく変わるでしょう。
サンキューカードはブラザーの無料ダウンロードページにあるメモ帳の素材を使い、簡単に作成できます。感謝の気持ちを込め、お客様に送ってみてはいかがでしょうか。
サンキューカードの無料ダウンロードページはこちら
スタンプで梱包素材をアレンジ
梱包素材にスタンプを押してアレンジする、マスキングテープで可愛くデコレーションをするなどもおすすめです。特に近年では、オリジナルのデザインでマスキングテープを制作できるサービスもあります。素敵なデザインのマスキングテープを活用して梱包をすれば、梱包もぐっと本格的になるでしょう。
素敵な梱包は、お客様の目を楽しませることもできます。さらに、箱や封筒にもアレンジを加えると、万が一行方不明になったときの目印にもなります。
正しい梱包で、ハンドメイド作品を楽しもう。
想いを込めて作ったハンドメイド作品であっても、きちんとお客様に届かなければ意味がありません。
アプリでの販売は、お客様からお金をいただいています。お客様の元に届くまで責任を持ち、正しく梱包を行ってトラブルをなくしていきましょう。
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少しずつハンドメイドの作品作りに慣れてくると、「実際に販売してみたい!」と思うこともあるかもしれません。自分の作品が誰かに買ってもらえるのは、ハンドメイドを続けるモチベーションのひとつでしょう。
ハンドメイド作品の販売は、お金をいただく以上責任を伴います。注意すべき点を理解しないまま販売を続けていれば、重大なトラブルに発展する事態も避けられません。
今回は、ハンドメイドサイトで作品を販売する際に知っておくべき注意点を解説します。