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くらし

【エコだけじゃない!】マイ箸を持ち歩くのにぴったりな箸ケースの作り方

箸ケースの写真

エコバッグの普及をきっかけに、地球に優しい活動に大きな注目が集まっています。

マイ箸を持ち歩くことも、そんな活動のうちのひとつ。飲食店では割り箸を提供されますが、マイ箸の提示によって「トッピングメニューがひとつ無料」「ワンドリンクサービス」といった嬉しい特典がある店舗も見られます。

さらにある音楽フェスでは、箸やスプーンといったカトラリーの持参を推奨した結果、使用された割り箸の数を大きく減少させたという事例もあります。

今回は、マイ箸を使うメリットと、簡単に制作できる箸ケースの作り方を解説します。

マイ箸を持つメリット

私たちはコンビニやスーパーでお弁当を買ったとき、飲食店で食事をするときに何気なく割り箸を使っています。すぐに手に入る割り箸にはない、マイ箸のメリットとはどんなところにあるのでしょうか。

森林保護

農林水産省の調査(※)によれば、国内における割り箸の消費量は一時250億膳前後で推移していました。節約志向による外食機会の減少、環境保護の呼びかけにより割り箸の使用は減少傾向にありますが、今なお森林保護への取り組みは十分とは言えません。

マイ箸を使うことは、割り箸の使用を控えられ、森林保護につながります。さらに日本は割り箸の大半を中国から輸入しているため、割り箸の使用を控えることは製造だけではなく、船やトラックでの輸送時にかかる環境負荷も軽減できます。

「環境活動」と聞くと堅苦しく思えるかもしれませんが、マイ箸を使って美味しいものを食べるだけで協力ができるのは、多くの人にとって魅力的でしょう。


※以下の調査報告資料を参照
林野庁.「森林・林業白書」.平成24年度版,2013.
第Ⅵ章 林産物需給と木材産業 – 第3節 木材利用の推進
(外部サイトへリンクします)

食事の時間が楽しくなる

食事をしている女性の写真

どんなに美味しい食事でも、割り箸では少し味気ないもの。しかし、お気に入りの箸を使った食事は食事の時間が楽しくなります。

また、割り箸を使おうと割ったときに、バランスが悪くいびつになってしまった……なんて経験はありませんか?そのようないびつな割れ方をした割り箸はどうにも使いづらく、モヤモヤしたまま食事を終えたこともあるかもしれません。割る必要の無いマイ箸であれば、そんな失敗も避けられます。

割り箸の感触を避けられる

割り箸やアイスの棒、爪楊枝など木でできたものの食感が苦手で、口に入れるのに抵抗を感じる方も少なくありません。その原因としては、「ささくれで指を怪我してしまった」、「木の風味が苦手」といったことが考えられます。

マイ箸であればそんな木製品独特の感触もなく、気持ちよく食事ができます。

とても簡単!すぐに完成する箸ケースの作り方

手作り箸ケースの写真

マイ箸に欠かせないアイテムといえば、すぐに取り出せる清潔な箸ケースです。作るのがとても簡単なので、さまざまな布の箸ケースを気分によって使うのもおすすめ。洗って毎日取り替えられるのも嬉しいアイテムです。

<箸ケースの材料>

・30cm×30cmの布
・30cmの紐やリボン

手順1.布の角に紐を仮留めする

手順1の補足写真

表面の1角に紐を配置し、端から5mmの位置で仮留めしましょう。


手順2.対角線に沿って三角になるように折り、返し口を残して縫い代1cmで周囲を縫う

手順2の補足写真

このとき、布を返すための返し口(5cm程度)をしっかり残しておきましょう。


手順3.端から2cmの位置を縫い、縫い代2mm程度残してカットする

手順3の補足写真

手順4.返し口から布をひっくり返し、アイロンで形を整えたら底辺以外の2辺に端ミシンをかける

手順4の補足写真

返し口も一緒に閉じましょう。


手順5.箸の長さに合わせて折り、底辺に端ミシンをかけたら完成

手順5の補足写真その1

箸の長さによっては、布の両端が重ならないこともあります。そんなときは、布の端(赤丸部分)を返し縫いし、補強すると安心です。

手順5の補足写真その2

手縫いでも制作できますが、ミシンを使えばさらに手早く完成できます。縫う箇所も少なく、100円ショップのカットクロスと紐であれば、材料もお手軽に購入可能です。

プラスチックのお箸ケースも頑丈で使いやすいですが、毎日帰宅した後に細かいパーツを外して洗う……となると、億劫に感じる方もいるのではないでしょうか。しかし布の箸ケースであれば箸を取り出した後、そのまま洗濯機で丸洗いできます。家事の時短にもつながるのも嬉しいポイントですね。鞄の中でお箸がプラスチックのケースとぶつかってカタカタ鳴るのが気になる方も、布ケースであれば音の問題も解決できます。

また、布の箸ケースに刺しゅうを施すと、ぐっとおしゃれになります。ワンポイントとしてお子さまの好きな刺しゅうをいれてあげれば、兄弟、姉妹で取り違えてしまうこともありません。お子さまにとってもお気に入りのアイテムがひとつでも増えれば、毎日の学校生活もより楽しく過ごせることでしょう。

箸ケースで食事をもっと楽しもう

箸ケースでマイ箸を持ち歩くことは、環境に良いだけではなく、お気に入りのお箸を使うために食事の時間がもっと楽しくなるでしょう。エコバックだけでなく、鞄にマイ箸を入れて持ち歩けば、より環境に優しい生活が送れます。

ミシン初心者でも簡単に作れる箸ケースで、食事の時間をより良いものにしてみてはいかがでしょうか。

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近年、一部のスーパーでレジ袋が有料化しています。レジ袋は1枚あたり数円ではあるものの、立派な出費であることは間違いありません。ご自宅に大量にあるレジ袋を見て、もったいないと感じる方も多いのではないでしょうか。

さらに環境省では2020年度以降にスーパーやコンビニエンスストアをはじめとする小売業において、レジ袋の有料化を義務づけることを目指す旨の発表を行いました。それに伴い、複数の衣料大手チェーン店では、ショッピングバッグをビニール製のものから紙袋に切り替えています。

そんなレジ袋の使用を控えるため、日本では以前より「エコバッグ」の使用を呼びかけてきました。文字通り「環境活動(エコロジー)」のために生まれたエコバッグは、おしゃれなデザインから便利なものまで、さまざまな種類のものが雑貨店などで販売されています。今回はレジ袋有料化によってあらためて注目を集めているエコバッグについて、メリットや便利な使い方を紹介します。