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【簡単だけどおしゃれ!】釘と糸で描くストリングアートに挑戦しよう
近年、板に打った釘に糸をかけて作る「ストリングアート」がSNSを中心に注目を集めています。数字やさまざまなデザインを描くこともできるため、結婚式のウェルカムボードとして手作りに挑戦する人も。
今回は、そんなストリングアートの作り方とポイントを解説します。
ストリングアートに挑戦!
複雑なグラデーションやデザインのストリングアートは難易度が高いので、初めて作る方は単色でシンプルなデザインの作品に挑戦するのが良いでしょう。そこで今回は、ハートの形のストリングアートを制作します。お子さまの夏休みの自由工作としてもおすすめです。
ストリングアートに必要な材料と道具
・木材 |
・釘 |
・糸 |
・金づち |
・型紙 |
釘は糸に合わせた色のものを使うと、全体が統一されて見えるのでおすすめです。一方でパステルカラーの糸に白い釘を使ってストリングアートを作れば、ふんわりとした仕上がりになります。
木材が薄いと釘が貫通してしまい、作っている最中に机を傷つけてしまうだけでなく、持ち上げた際に怪我をする可能性があります。作っている最中に釘が飛び出してしまったら、板のサイズにカットしたコルクボードを貼りましょう。また、板はヴィンテージワックスを塗り込むと、風味が出ておしゃれに見えますよ。
作り方
1.木材に型紙を貼り、型紙に沿って釘を打ち込んでいく
オリジナルの型紙で制作する際は、1.5cm間隔で釘を打つポイントをペンでしっかり付けておきましょう。線が細かく、重なり合うデザインは釘が打ちにくいほか、きれいに仕上がらないため避けるのが最適です。そして細かい部分は少し間隔を狭くすると、糸をかける箇所が増えて仕上がりがきれいになります。
釘は頭から約2cmの部分まで打ち込むと、糸をかけやすくなります。また、真っ直ぐ打たないと糸がきれいにかからないため、丁寧に打っていくよう意識しましょう。釘抜きと一緒になっている金づちを使うと便利です。
2.釘を打ち終わったら、型紙を外して糸をかける
紙片が残らないようしっかりと紙を外したら、糸をかけ始めましょう。
1本の釘に糸の始まりを結びつけたら、放射状になるように糸をかけていきます。このとき、余った部分の糸はマスキングテープなどで固定すると、作りやすくなります。
ストリングアートは糸をかける順番などが細かく決まっておらず、自由に制作できるのが良い点。糸をかけるのが一度だけだと全体的にぼやけた作品となってしまうため、できる限り何度も糸をかけましょう。複数回同じ釘に糸をかけるときは、その都度同じ高さで統一するときれいに見えます。糸はたるまないようピンと張ることもきれいに仕上げるポイントです。
デザインの内側に糸をかけ終わったら、続いてデザインの外枠部分を囲うようにぐるぐると巻き、糸の端を釘に結びつけたら完成です。余分な糸はカットしましょう。
続いて緑と赤の糸と釘を使い、さくらんぼのストリングアートを作りました。立体的に見えるようにしっかりと糸を巻き、終わりの糸を処理することで2色でも素敵な仕上がりとなりました。
ストリングアートを活用できるシーン
ウエディング
ストリングアートを結婚式で活用するカップルも多く見られます。
たとえば作成途中のストリングアートをウェルカムボードにして、参加するゲストが少しずつ完成させていく形にすれば、その場にいる全員で完成させた作品として素敵な演出になるでしょう。その他にも、日付や新郎新婦の名前を入れたフォトスポットや、テーブルナンバーにするのもおすすめ。
お子さまの工作
釘を打つ過程などは大人、糸をかけるのはお子さまのようにご家族でストリングアートを作るのも良いでしょう。お子さまの名前や好きなデザインでドアプレートを作れば、お気に入りのアイテムになるはずです。糸をかける作業は手先を使うことから、集中力が養われる効果も期待できます。
インテリア
よりストリングアートを活用したい方は、糸をかけた部分にピアスをかけてピアスホルダーにしたり、写真やポストカードを挟んで飾ったりしましょう。ストリングアートで目を楽しませるだけでなく、自分の持ち物をより素敵に見せてくれます。同様に、花瓶のデザインをストリングアートで描き、ドライフラワーを添えれば壁に彩りを添えてくれますよ。
簡単でおしゃれなストリングアートに挑戦しよう
一見難しそうに思えるストリングアートですが、実はデザインやサイズによっては30分ほどで完成できる作品です。ウェディングボードなど結婚式アイテムに使えば、おしゃれでありながらもハンドメイドの温かさを持った素敵なアイテムとなるでしょう。
ストリングアートは簡単に始められるので、「不器用だから、ちゃんと作れるか不安……」という方にも安心して挑戦できるはず。気になる方はチャレンジしてみてくださいね。