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【カンタンお手入れ】ミシンできれいに縫えないときはココをチェック!
ミシンで裁縫をしているとき、縫い目が飛んでしまったり、縫い目がゆるくなってしまったりときれいに縫えないと感じたことはありませんか。「故障したかも!?」と焦ってしまうかもしれませんが、ちょっとしたお手入れで解決できることもあります。
そこで、今回はご自身でできるミシンの簡単なお手入れをご紹介します。
上糸・下糸は正しくセットされていますか?
何気なくセットしている上糸と下糸。いつもと同じようにセットしたつもりでも、うまくセットできていないこともあります。
そのため、上糸をもう一度最初からかけ直したり、ボビンを入れなおしたりしてみましょう。
針を最後に交換したのはいつですか?
針が折れたり、曲がったときにだけ交換する方も多いのではないでしょうか。ミシンを使っていくなかで、針先は摩耗して丸くなっていきます。
そのため、きれいに縫えないと感じたときは、たとえ針が折れたり曲がったりしていなくても交換することで解消することもあるので試してみましょう。
ちなみに、針を交換する目安は、ミシンを使っているときに「プツプツ」と音がしたときです。参考にしてみてください。
針の交換方法
1.針上下スイッチを1回または2回押して針を上げた後、電源を切ります
2.針のとめネジをゆるめ、針を抜きます
3.平らな面が後ろ側になるように、新しい針を針棒に差し込みます
止め位置までしっかり差し込みましょう
4.針のとめネジをしめます
釜周辺にホコリは溜まっていませんか?
針板の下にある釜の周辺に糸くずやホコリが溜まった状態でミシンを使うと、きれいに縫えないことがあります。糸くずやホコリが溜まりやすいので、定期的にお掃除をするようにしましょう。
釜周辺の掃除方法
1.針上下スイッチを1回または2回押して針を上げた後、電源を切ります
2.針のとめネジをゆるめ、針を抜きます
3.補助テーブルまたは刺しゅう機を取り外します
4.針板カバーを手前にスライドさせて取り外します
5.内釜を取り外し、同梱のミシンブラシで釜の中や周りの糸くず・ホコリを取り除きます
ボビンを取り外して、内釜の中も掃除しましょう
内釜を戻すときは、▲印と●印が合うよう取り付けましょう
きれいに縫えないな…と思ったらまずはミシンのお手入れをしてみよう!
ミシンできれいに縫えないとき、ついつい故障かもと心配になってしまうかもしれません。しかし、ちょっとしたお手入れをすることで、問題解決することもあります。
針を長い間交換していなかったり、釜周辺の掃除を全くしたことがない人は一度試してみてはいかがでしょうか。これまでよりも格段に縫いやすくなるかもしれないですよ。
ブラザーのプリントテラスでは、ポーチ・バッグ・服・入園グッズなどさまざまなアイテムの作り方を紹介しております。快適に縫製ができるようになったミシンを使って何かを作りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。