【インテリアとしてお得におしゃれを】明日作りたくなるファブリックパネル

ファブリックパネルのメリット

お部屋の壁をアートに飾るインテリアといえば、ポスターや絵画をイメージする方も多いでしょう。一方、ファブリックパネルには以下のようなメリットがあります。

1.お気に入りの布を有効活用できる

日頃からハンドメイドをしている方なら、手芸店へ行った際に一目惚れした布を買ったこともあるでしょう。その布を使ってファブリックパネルを作れば、お部屋をより素敵に演出できます。

2.壁に穴を開けずに飾ることができる

ポスターや絵画をお部屋に飾る際、画鋲や釘で壁に穴を開ける必要があります。ただ、賃貸物件に住んでいる方は壁に穴を開けてはいけません。というのも、退去時の原状回復に費用がかかってしまったり、大家さんに預けてある敷金が戻ってこなくなってしまう可能性があるからです。

ファブリックパネルは土台の素材選びによって非常に軽いものもあるため、両面テープで問題なく壁に貼ることも可能です。また、ファブリックパネルをイーゼルへ置いたり、棚の上に立てかけたりして飾るのもおすすめ。

ファブリックパネルの作り方

「自分でもファブリックパネルを作れるのかな」と思ってしまうかもしれませんが、工程はかなりシンプルです。小さいものであれば数十分で完成しますし、材料や道具を100円ショップやホームセンターで揃えられるのも嬉しいポイントですね。

材料

・土台（木製のパネルや段ボール板、発泡スチロール板など）

・布

・マスキングテープ

道具

・タッカー（木工や建築用のホッチキス）

・裁ちばさみ

・チャコペン

1.土台に布を被せ、柄物の布の場合はどの部分をパネルにするのかを決める

2.布の上に土台を置き、10cmほど余裕をもった位置にチャコペンで印をつける

3.布を裁断し、アイロンをかける
仕上がりをきれいにするために、土台に貼る前に布にはしっかりとアイロンをかけておきましょう。

4.布の上に土台をのせたら、布を折り込んでタッカーで留めていく
しわにならないよう、しっかりと布を引っ張りながらタッカーで留めていきます。このとき、布がずれないよう留めた辺の反対側にある辺を優先的に留めていきましょう。

5.四隅の余った布を裁断したら、枠に沿って織り込んでタッカーで留める

6.マスキングテープを折り込んだ布の部分、4辺に貼ったら完成。

ファブリックパネルの土台として、うちにある段ボール箱の一部を再利用するのもおすすめです。新たに材料を買いに行く手間を省けるだけでなく、軽い素材でできているため落としても床を傷つけたり怪我をしたりする心配はありません。
同様に発泡スチロール箱の一部を再利用するのも良いですが、食品が入っていたものは匂いが移りやすくなってしまいます。ホームセンターなどで板を買うか、雑貨を梱包していたものなど無臭の箱を流用するなら使っても問題ないでしょう。

もっと簡単に作りたい方には、フォトフレームを使う方法もあります。写真のサイズに布を裁断してフレームの内側に入れるだけで完成し、スタンドで立てられるため飾る場所を選びません。季節や気分によって布を差し替れば、雰囲気もガラっと変わります。

ファブリックパネルの活用方法

ファブリックパネルをシンプルに飾るのも良いですが、パーツを追加すると便利なアイテムとしても活用できます。

時計

ファブリックパネルに穴をあけ、雑貨店などで販売されている時計のパーツを取りつければ壁掛け時計や置き時計が完成します。

このとき注意したいことがふたつあります。ひとつはパネルの布と時計の針の色、もうひとつは針の長さです。

パネルと時計の針が同系色だと、針が見えづらい状態になってしまいます。パネルの布とは違う色の時計パーツを選ぶようにしましょう。

また、ファブリックパネルを時計にする際、あえて中心ではなく端に時計のパーツをつけるとアシンメトリーな構図になっておしゃれですが、針がパネルをはみ出すと上手く動作しません。針の位置を検討するほか、短めの針を選ぶのをお忘れなく。

キーフック

ファブリックパネルにフックを取りつけて玄関に飾ると、鍵をかけられるキーフックになります。家や車の鍵はもちろん、ポケットを吊るして印鑑を入れれば、宅配便を受け取る際にもスムーズです。

おしゃれなファブリックパネルを気軽に作ろう

インテリアを変えようとすると、手間やお金がかかりがちです。でも、1枚あるだけで部屋の雰囲気を変えてくれる便利なファブリックパネルは、簡単に取り入れられるアイテムです。作るのも簡単で、友人の引っ越し祝いなどにも喜ばれるアイテムなので、ぜひ作ってみてくださいね。