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【食卓をおしゃれに】おうちでできるお気軽テーブルコーディネートのポイント
家族や友人、お世話になっている人を自宅に招き、食事を楽しむ機会も多いはず。そんなおもてなしの場面で実践したいのが、おしゃれな食器や小物で食卓を鮮やかに飾るテーブルコーディネートです。
テーブルコーディネートは、「なんだか難しそう」「おしゃれにしようとするとお金がかかりそう」というイメージがあるかもしれません。しかし、コツをつかめば、気軽におしゃれなテーブルコーディネートを実現させることも可能です。素敵な食卓で食事ができれば、日々の食事をもっと楽しめるでしょう。今回は、そんな真似したくなるテーブルコーディネートを紹介します。
テーブルコーディネートで揃えておきたいアイテム
テーブルコーディネートに必要なのが、テーマと食卓を華やかにするアイテムの数々です。
たとえば「普段は離れて暮らしている両親との食事」では、グレーや白といった落ち着いた色使いのアイテムをもとに、大人が楽しめるシックなパーティーをテーマにするのが良いでしょう。一方で、「仲の良い友人ファミリーとのクリスマスパーティー」では、緑や赤といったクリスマスカラーを基調とし、華やかな雰囲気を満喫できるパーティーがおすすめです。
まずはテーマを設定するところから始め、そのあとに食卓を華やかにするアイテムを揃えていきましょう。アイテムは雑貨店や100円ショップで購入できるものや自作できるものも多くあります。
ランチョンマット
食器の下にランチョンマットを1枚敷くと、料理が華やいで見えるほか、まとまりが出てきます。明るい雰囲気にしたいときは暖色系のものを、落ち着いた雰囲気にしたいときは寒色系のものを選ぶと良いでしょう。
また、リネンのものは吸湿性が高く、テーブルを清潔に保つだけでなくナチュラルな印象を与えてくれます。ただし、シワになりやすいため、使う前にはていねいにアイロンをかけておきましょう。
箸置き/カトラリーレスト
箸置きは小さいアイテムではありますが、食卓の雰囲気を左右するといっても過言ではありません。桜やひまわりなど、季節の花をかたどった箸置きを使うだけで、食卓の雰囲気に季節感が加わり、あわせて鮮やかになります。
スプーンやフォーク、ナイフを使う際は、カトラリーレストを選びましょう。ここで注意しておきたいのは、横幅のサイズ。「大きくてスペースが余ってしまう」「小さくてカトラリーが全て乗らない」なんて失敗がないように、サイズをしっかりとチェックしておくのが良いでしょう。
ナプキン
おしゃれなレストランで席に着いたとき、きれいに折って揃えられているナプキンを見て嬉しいと思ったことはありませんか?大切なお客さまをおもてなしする際、ナプキンは思いを伝えるアイテムとしても役立ちます。
また、素敵なナプキンリングを添えると、お客さまの目を楽しませるでしょう。水引やビーズで自作するほか、柄の入った紙を丸めるなど、自由にアレンジができるのもナプキンリングの魅力です。色違いのボタンを使ったナプキンリングを作り、お客さまごとに使い分けるのもおすすめです。
花
テーブルの中央に置く、高さのある装飾品は「センターピース」と呼ばれており、テーブルコーディネート全体を締めてくれる役割があります。センターピースとしてお花を飾ると、素敵なテーブルが演出されることでしょう。飾るお花を生ける花瓶は、ランチョンマットと色を合わせると統一感が出ます。
お花以外にも、高さのある器にフルーツを盛ったものもセンターピースにおすすめです。
食卓を彩る食器の使い方
テーブルコーディネートの主役は、なんといっても料理です。どんなに美味しい料理だったとしても、使う食器の色や形が合っていなければ魅力は半減してしまいます。料理の魅力を損なわない、食器の使い方をおさえておきましょう。
ポイント1.食器の色
飲食店でステーキやハンバーグを注文した際、ブロッコリーが添えられていることが多くあります。これは栄養バランスを考えただけでなく、メインの肉料理が付け合わせの緑色によって美味しそうに映る効果があるためです。
これは暖色と寒色など、正反対の色を合わせることでお互いの色を際立たせる「補色」といわれています。補色の組み合わせは、「色相環」という図を確認することで確認ができます。
逆にNGとされているのが、肉料理を黄色のお皿に盛り付けること。黄色の補色は青であることから肉が青く見え、無意識のうちに食欲を失ってしまうといわれています。
そのため、補色をもとに料理とお皿の色を選ぶようにすると、料理が美味しそうに見えます。適した色の食器がない場合は、食器を白で統一し、ランチョンマットや箸で彩りを添えるのがよいでしょう。
ポイント2.食器の大きさ
料理の量に適した食器を使うのも、テーブルコーディネートのポイントです。たとえば平らなお皿に煮込み料理を盛ると、バランスが崩れるほか、テーブルが汚れてしまいます。サラダやデザートは少し小さめのデザート皿、煮込み料理やパスタは深さのあるスープ皿を選ぶようにすると、食卓がきれいにまとまります。
ポイント3.食器の数
さまざまな料理を楽しんでもらおうと、次から次に料理を出したら、あっという間にテーブルの上は食器だらけになってしまうでしょう。そんなときは、小鉢や小皿に少しずつ料理を盛り付け、トレーや大きなお皿に乗せるようにすると一品料理を少しずつ楽しめる形式に早変わりします。
テーブルコーディネートで魅力的な食卓を演出しよう
料理を引き立て、食卓を彩るテーブルコーディネートは、大切な人を食事でもてなしたり、日々の食事を魅力的にしたりします。アイテムを揃え、テーブルの上を飾り付ける過程は充実した時間になることでしょう。
まずは相手の好みをもとに、季節や料理の内容に合わせたコーディネートを考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。