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【デビューはいつから?】お子さまに通わせたい習い事5選
保育園や小学校に通うかたわらで、お子さまを習い事に通わせたいと考えるお父さん、お母さんも少なくありません。「子どもが好きな◯◯を伸ばしてあげたい」、「将来的に役立つように、今から◯◯を習わせたい」など、目的が違ったとしても気になるのは「習い事を始めるタイミング」でしょう。
内容や時期によって、習い事はお子さまにとって楽しい時間にも、辛い時間にもなるもの。「続けたい!」とお子さまが自分から言えるようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
今回はお子さまが習い事を始める機会やメリットとともに、お子さまにおすすめの習い事を紹介します。
習い事を始めるタイミングは?
発達状況や興味を持つ対象には個人差があるため、お子さまが習い事を始めるべき時期として明確な答えがないことも事実です。
しかし、近年では、リフレッシュを兼ねたベビースイミングやスキンシップを目的としたベビーヨガなど、0歳児と保護者を対象にした習い事も増加しています。このように早い段階から習い事を始めたいと考えるご家庭も見られますが、0歳児では走ったり、手先を器用に動かしたりすることはできません。むしろ体が大きくなり、ある程度の器用さが見られるようになる3〜4歳児ほどから、お子さまを受け入れてくれる教室もぐっと増え、習い事を少しずつ始めるケースが多いようです。
習い事はマンツーマン形式、仲間とともに活動を行う教室形式のものとにわかれています。教室形式では自分本位で物事に取り組むのではなく、ときには助け合うことが求められる集団生活ができるかどうかも、3〜4歳で習い事を始める際に注意しておきたい点といえるでしょう。
習い事によってお子さまが得られるメリット
お子さまは習い事に通うことで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。
メリット1.社交性が身につく
先述したように、習い事には仲間と同じ教室で学ぶ形式のものがあります。そこでは同じ課題に取り組む同年代の子どもはもちろん、先生ともコミュニケーションを取ることが求められます。家族や保育園、小学校以外での交流をきっかけに、社交性が養われるでしょう。
メリット2.目標を持ち、物事に取り組む力が育つ
試合や発表会のように、成果を披露する場を設ける教室もあります。お子さまにとって、頑張りを家族に見てもらうのは誇らしいもの。お子さまが立派な姿を見せようと努力するようになるのも、習い事のメリットのひとつです。
メリット3.将来的に役に立つ
「スポーツ系の習い事によって体力がついたほか、風邪を引きにくい体質になった」、「英会話教室で学んだことが進路を考えるきっかけのひとつになった」など、習い事で得られたものがお子さまの将来で役立つ場面は多くあります。お子さまの可能性を広げるため、習い事をさせることは決して無駄ではないといえるでしょう。
お子さまが習い事に通うのはメリットが多い反面、「自由な時間が減り、お子さまのストレスになる」、「両親には送迎などの負担が発生する」など、デメリットも。
忘れてはならないのは、習い事をするのは、お子さま本人であることです。親心で「これをやったら?」と習い事をすすめることは避け、お子さまのペースや希望を優先するようにしましょう。
この力が育つ!お子さまに通わせたい習い事5選
お子さまの習い事は多岐にわたるため、どのような習い事をさせるのか迷っているお母さん、お父さんも多いのではないでしょうか。特に人気の高い習い事の内容とともに、通うことで学べる知識やスキルをおさえておきましょう。
◆ピアノ
ピアノは、性別や時代を問わず人気を集めている習い事のひとつです。その理由は、楽譜を読む力やリズム感のほか、表現力や感受性など得られるものが多い点にあります。教室によっては発表会を設けており、観客の前に立つ緊張感が経験できる点でもおすすめです。
また、ピアノ演奏は小学校の先生や保育士になるうえで欠かせないスキルです。早いうちからピアノ演奏ができるようになれば、自分の希望する進路を目指すうえで強い武器となります。
◆ダンス
平成20年3月に行われた指導要領の改訂にともない、中学生の保健体育でダンスが必修となりました。そのような背景もあり、ダンススクールに通うお子さまが増加しています。
ダンスではリズム感や体の柔軟性、積極性が身につくとも言われています。ヒップホップやジャズなど、音楽によって内容も大きく変わるため、まずはお子さまと見学に行ってみるのもおすすめです。
◆剣道
剣道は「礼に始まり礼に終わる」と言われているように、礼節を重んじる競技です。そのため、指導を通じて相手を敬い、礼儀正しい振る舞いが身につきます。
また、剣道では一瞬で勝負がつくことから、自然と集中力が養われます。いかに相手の隙をついて攻撃できるのか、ときには冷静な判断が必要となるため、習い始めたお子さまの多くは落ち着きが出てくるケースも見られます。
◆水泳
水泳は身体全体を使って運動することから、全身の筋力アップが期待できます。基礎体力もつき、健康的な生活を過ごすことにもつながります。そして、ほかのスポーツと比較して怪我をしにくいため、保護者も安心して続けさせられる種目でもあります。
◆習字
パソコンやスマートフォンが当たり前になったとはいえ、冠婚葬祭での芳名帳やご祝儀袋、履歴書、何かしらの手続きに必要な書類の記入など、字を書く機会は依然として多いもの。そのようなとき、字を美しく書けることは長所のひとつとして見られます。
字をていねいに書くためには、幼い頃からの習慣が大切です。習字教室では静かに、集中して字に向き合う環境が整っているため、字が上達する以外にも落ち着きが出る、姿勢が良くなるという良い効果が期待できます。
お子さまの「やりたい!」を大切に。
習い事はお子さまの好奇心を育むほか、一生使えるスキルを得られる機会です。お子さまの興味を踏まえながら、まずは見学して習い事の内容や教室の雰囲気をつかむところから始めるのがおすすめです。
忘れてならないのは、お子さまが楽しみながら無理なく続けられるかどうか。嫌々ながら続けることは、習い事の意味もなくなってしまいます。お父さん、お母さんは発表会や試合に積極的に足を運び、お子さまを応援することでモチベーションを維持できるよう意識しましょう。
そして習い事は、どうしても必要な道具が多くなりがちです。習い事に行く際に使えるレッスンバッグを、お子さまの好きな柄の布で作ってあげてはいかがでしょうか。