【お揃いだともっと楽しい！】真似したくなる、親子コーデの作り方

ワンポイントでもOK！親子コーデのメリット

親子コーデは、すべて同じアイテムを身につけなければいけないわけではありません。大人であれば似合うアイテムを子どもが着ると、違和感が生じてちぐはぐな印象を与えてしまうことがあります。また、親子で主張の強いファッションだった場合、並んで立つだけで悪目立ちするでしょう。

テイストや色など、ファッションの一部を同じにするだけでも、立派な親子コーデです。さり気なくお揃いにすることで、手軽に取り入れられるのが親子コーデの嬉しいポイントです。

そのほか、親子コーデにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット1.子どもが喜んで着替えてくれる

「遊びたいから着替えたくない」など、着替えという行為を嫌がるお子さまもいます。出かける準備をしているときだと、お母さん、お父さんはついつい「早くしなさい！」とイライラしてしまう……なんてこともあるでしょう。

そんなときに親子コーデでファッションを決めていれば、「お母さん、お父さんとお揃いだよ」「早くお揃いの服を着て遊びに行こう」と呼びかけられます。お子さまも「楽しそう！」と思い、着替えを好きになるきっかけになるかもしれません。

メリット2.記念になる

近年、親子コーデは記念日の写真を撮る際にも人気を集めています。従来、お宮参りや七五三では、お子さまはドレスや着物を着るのが当たり前でした。しかし、普段着慣れないものに戸惑い、疲労して機嫌が悪くなるなどなかなか良い表情の写真が撮れないケースもあったといいます。

そんな理由から、カジュアルな服装のまま、フォトジェニックなスタジオで家族の記念写真を残す家庭が増加しています。親子コーデは、カジュアルでありながらも家族であることをアピールするファッションとして記念日の撮影に重宝されているのです。

まずはここから！親子コーデのコツ

親子コーデを実践するためには、どんなところから合わせていけば良いのでしょうか。初心者でもおしゃれに見せるためのコツを見てみましょう。

◆色を揃える

たとえば自分の「白のシャツ・紺のスカート・ベージュのカーディガン」に対し、子どもの「ベージュのTシャツ・白のズボン・紺のパーカー」など、色を揃えるだけでも、親子コーデは成り立ちます。モノトーンなど、あらかじめ色を決めておくと、その日着るものが選びやすくなります。

同じ服を用意する必要はなく、色を意識するだけなので取り入れやすいでしょう。

◆素材を揃える

デニムやリネンなど、服の素材を揃えるのもおすすめです。雰囲気が似た親子コーデとなり、おしゃれ上級者という印象を与えられるかもしれません。そして季節に応じたファッションにもなるため、お出かけが楽しくなります。

◆部分的に揃える

さり気なく親子コーデを取り入れつつ、スタイリッシュにまとめたい人におすすめなのが、足元や手元など一部だけお揃いにする方法です。スニーカーとソックス、ブレスレットなどの小物を揃えると、全体的に統一感が出ます。無理のない親子コーデとしても有効です。

手軽に揃えられる親子コーデに有効なアイテム

親子コーデに挑戦する際、新たに服や小物を購入しようとしている人もいるでしょう。一方で「できればお得に取り入れたい」「普段も使えるアイテムで着まわしをしたい」という人も多いはず。そのため、手軽に揃えられるアイテムで、日常的に使えるアイテムがおすすめです。

◆Tシャツ

性別を問わず着られるTシャツは、親子コーデの鉄板アイテムといえます。種類も豊富であるため、お子さまにデザインを選んでもらえるのも嬉しいポイント。パッと見て親子コーデだとわかるため、「小物を揃えるさりげない親子コーデでは物足りない」という人にも良いでしょう。

◆ワンピース

さらりと1枚着るだけのワンピースは、色や柄を同じにするだけで親子コーデが完成する便利なアイテムです。上着や帽子などを合わせると、よりお揃いの感じが出るため、おしゃれ初心者にもぴったりです。

また、ワンピースは手作りすることも容易です。同じデザインの布で、サイズを変えて作れば親子コーデに使えます。

◆帽子

ニット帽や麦わら帽子など、季節に応じた帽子を親子で揃えると、おしゃれでありながら機能面でも役立つというメリットがあります。サイズ違いが揃えやすく、服に比べて安く購入できるのも嬉しいですね。

親子コーデで楽しくお出かけしよう

親子お揃いのコーディネートは、お子さまにとっても特別なものになるでしょう。選ぶところから一緒に進めていけば、お着替えに関する苦手意識も少しずつ克服できるかもしれません。

さり気ないレベルから取り入れられるのが親子コーデのいいところです。まずはどんなテイストのファッションがいいのか、親子で考えて実践してみてはいかがでしょうか。