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入園グッズは手作りすべき?手作りと市販品のメリット・デメリット
保育園・幼稚園への入園を前に、「どんなお友達ができるんだろう」とドキドキしている我が子は、やはり可愛いもの。その一方で、入園に関する説明会などで手作りの入園グッズを準備するよう伝えられ、驚いた方も少なくないはずです。
特に手作りが推奨されている入園グッズは、レッスンバッグや上履き入れ、お弁当袋、コップ袋、座布団カバーやお布団カバーなど、多岐にわたります。これらを家事や育児の合間に作ろうとしても、ミシンがない、お裁縫に自信がない……という方もいるのではないでしょうか。
しかし、入園グッズは時期によってお店でも販売されており、必要に応じて購入することも可能です。果たして、入園グッズは手作りと市販品、どちらが望ましいのでしょうか。今回はそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。
アレンジ自在!手作りのメリットとデメリット
保育園・幼稚園によっては、説明会で「入園グッズは手作りで用意してください」という呼びかけがされることもあります。では、そんな手作りのメリットとデメリットを見てみましょう。
手作りのメリット①子どもの満足度が高くなる
手作りの入園グッズは「自分のために作ってくれた」という思いから、子どもにとってかけがえのない宝物になります。また、布はもちろん、リボンやボタン、紐といったワンポイントを一緒に選べば、子どもも入園グッズに愛着を持ち、卒園まで大切に使うことでしょう。
手作りのメリット②紛失してしまっても、手元に戻ってきやすくなる
数種類の入園グッズを作る際、同じ柄の布で作ることで統一感が生まれます。入園グッズに統一感が生まれることで、パッと見ただけで「これは◯◯ちゃんのもの」と周囲から気づいてもらえる可能性が高くなります。
そのため、不注意から子どもが入園グッズをどこかに落としてしまったとしても、すぐに誰のものか判別でき、戻ってきやすくなるでしょう。
手作りのメリット③アレンジが自在
手作りの場合、一部だけ布を変えておしゃれにしたり、好きなキャラクターのアップリケをつけたりといったアレンジが自由にできます。見た目はもちろん、ボタンが苦手なのでマジックテープで留められるようにするなど、機能面でも大いにアレンジが役立つことでしょう。
手作りのデメリット①時間がかかる
ミシンやお裁縫が得意な方であっても、家事や育児で忙しかったり、1人目の子どもで入園準備に慣れていなかったりという場合もあるでしょう。そんな中でさまざまな入園グッズを作ろうとすれば、当然時間がかかってしまいます。
また、「子どもの前でミシンを使おうとすると、興味を持って寄ってくるため危ない」といった理由から、子どもが寝たあとの時間で作業を進めていた結果、入園直前まで時間がかかってしまったという経験のある人もいるようです。手作りで準備をする場合は、余裕を持ったスケジュールで取り組むのが最適です。
手作りのデメリット②コストが多くかかる場合がある
手作りの場合、凝り過ぎるとコストが高くなるデメリットがあります。「せっかくなら、素敵なものを作りたい」という思いから、布やミシン糸、ボタンや持ち手などを少しずつ変えると、思った以上に多くのコストや手間が必要になります。
事前に布や糸をどれだけ使うのかを検討し、少ない種類で賢く使い回すことを念頭に置いておくと、手間やコストを削減できるでしょう。また、普段からミシンに慣れていない方は、失敗することを踏まえて布やミシン糸を多めに買っておくと安心です。
手作りのデメリット③スキルが求められる
入園グッズを手作りするにあたり、自身の裁縫のスキルに不安を感じている方もいるのではないでしょうか。入園グッズを作るためには布の素材を選んだり、耐久性を上げるために縫い方を変えたりと、手こずってしまうことも少なくありません。なんとか作り上げられたとしても、縫い方が甘く壊れてしまった……なんてことがあれば、再度縫い直さなければいけません。
時間をかけずに確実に!市販品のメリットとデメリット
近年では手作り風の入園グッズなども販売されており、必ずしも手作りではなく、場合によっては市販品を活用するという方も少なくないようです。市販品にも、手作りと同じようにメリットとデメリットが存在します。
市販品のメリット①時間の節約になる
布の選択からミシンでの縫製、アイロンを使っての仕上げまで、手作りはやはり手間や時間が多くかかるもの。しかし、市販品を購入すれば準備の時間が大幅に節約できます。
入園前の3月は仕事でも年度末を迎えるため、共働きの家庭では平日にまとまった時間を確保するのが難しいこともあるはずです。忙しい時期でも、余裕を持って準備を行える点は市販品の大きなメリットと言えるでしょう。
市販品のメリット②入園準備時期はグッズの種類が豊富
市販品は入園準備の時期になると、さまざまな柄やサイズなど店頭に並ぶバリエーションが増えます。ひと通りの入園グッズがセット販売されていることも多く、一度にお子さんの好きな柄のものが揃えられます。
市販品のデメリット①周囲と同じものになる可能性がある
保育園・幼稚園に同じ市販品を持っている子どもがいた場合、うっかりお互いのものを取り違えてしまう可能性があります。名前シールを付けたとしても、「家に持って帰ってきたら自分のものではなかった」なんてことも起こるかもしれません。
そんなときは、ボタンやアップリケなどのワンポイントを付ければ多くの場合は防止できますが、手作りと比べると、パッと見ただけで自分のものだと認識しにくくなると言えるでしょう。
市販品のデメリット②指定のサイズに合わないものは使えない
保育園や幼稚園によっては、入園グッズのサイズを指定しています。市販品ではサイズが合わず、事前に買っていたグッズがすべて使えなかった、という失敗をしたことのある人も実際にいるようです。市販品で準備する際は、しっかり指定のサイズを踏まえて選ぶとよいでしょう。
手作りで、世界にたったひとつの入園グッズを我が子に贈ろう
手作りと市販品の入園グッズには、それぞれのメリットとデメリットがあります。しかし、手作りは市販品とは異なり、自分の好きな布や素材で世界にひとつだけの入園グッズができる、というのが大きな魅力です。また、そうして準備した入園グッズなら、お子さまも「自分のために作ってくれた」という特別な思いを持ち、卒園まで大事に使ってくれるはず。
最近では、お裁縫が苦手な方でも簡単に作れるような便利なセットもあります。お子さまの成長とともに活躍する宝物になるよう、まずはサイズや布の素材を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。