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【普段はできない体験を!】子どもと楽しいキャンプをするためのポイント
夏休みは、ご家族でさまざまな場所に出かける絶好のチャンス。せっかくの長いお休みだからこそ、お子さまと特別な思い出を作るのも良いでしょう。
そんな夏休みの過ごし方として、大自然を満喫し、非日常を体験できるキャンプはいかがでしょうか。海や川、山と普段なかなか訪れる機会のない場所で過ごす時間は、お子さまにとっても新鮮で楽しめるはず。今回は、キャンプがお子さまに与える良い影響や楽しむためのポイント、あると便利な持ち物を紹介します。
大自然を味わおう!キャンプがお子さまに与える影響
テレビやゲームが当たり前にある生活から離れ、大自然のなかで生活するキャンプは、お子さまにさまざまな影響を与えます。
1.お手伝いをきっかけに、自信を持てるようになる
キャンプを楽しむためには、ときに家族みんなで協力することが求められます。テントの準備や、料理は大人だけでもできますが、キャンプ中はテントの備品を運ぶ、食事前にお皿を並べる、といった簡単な仕事をお子さまにお願いしてみましょう。お子さまは「任せてもらったこと」で自信を持つと同時に、「もっとお手伝いをしたい」という積極的な姿勢が身につきます。
2.トラブルに対し、臨機応変に対応しようとする姿勢が育つ
悪天候や忘れ物など、キャンプ中は何かしらのトラブルが発生するもの。そんなときこそ、「代わりに使えるものはないか」、「別の過ごし方はないか」を考えることで想定外の状況でも物事を楽しもうとする力が養われます。
3.日頃できない体験により、食育を学ぶ
普段の生活ではできないような自然体験は、お子さまに新しい価値観を根付かせます。特にキャンプでの夕食作りは、食育を学ぶきっかけでもあります。
たとえば、キャンプ場によっては魚釣りや野菜の収穫が体験できます。食材を収穫し、調理して食べる際に「残さずに食べよう」という気持ちが自然と育まれるでしょう。
キャンプは事前準備が大切!場所選びのポイントを知ろう
お子さまとのキャンプでは、キャンプ場選びも重要です。特にお子さまにとって初めてのキャンプだった場合、「虫が多くて刺されてしまった」、「トイレが暗くて怖かった」という出来事が多ければ、キャンプに苦手意識を持ってしまうかもしれません。
キャンプを楽しむためにも、以下のようなポイントに注目してみましょう。
◆自宅からの距離
荷物の多さから、一般的なご家庭ではキャンプ場までクルマで移動するケースが大半です。
キャンプ場が自宅から離れている場合、乗車時間が長くなることは避けられません。特にクルマに慣れていないお子さまは、クルマ酔いのリスクや長時間動けないことでストレスを感じやすく、到着したときには「疲れた」、「帰りたい」と不機嫌になっている可能性も。もしも自宅から遠いキャンプ場を選んだ場合は、移動途中で休憩を入れたり、乗車時間を楽しく過ごす工夫をしましょう。
◆アクティビティ
湖や川でカヌーに乗ったり、森林でハイキングを楽しんだりと、ロケーションに沿ったアクティビティが楽しめるキャンプ場もあります。収穫体験や乗馬教室などを開催している場所も多く、お子さまが興味をもったイベントをもとにキャンプ場を選ぶのもおすすめです。
◆レンタルサービス
「キャンプをしたいけれど、キャンプ用品を持っていない」というご家庭にぴったりなのが、レンタルサービスが充実しているキャンプ場です。事前の申し込みでキャンプ用品がレンタルでき、手軽にキャンプができます。片付けもキャンプ場のスタッフにお願いできるのも、大きなメリット。どんなキャンプ用品をレンタルできるのかは、事前に確認をしておきましょう。
◆設備
キャンプ場といえば、トイレが汚いというイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、現在ではトイレをはじめとする水周りを整備しているキャンプ場も増えています。
また、入浴施設が併設されているキャンプ場は、大自然のなかで元気いっぱい遊び回ったお子さまにも最適です。
キャンプ中を楽しく、快適に過ごすための持ち物
お子さまとのキャンプでは、いかに快適に、便利に遊べる環境を作ることができるかが重要です。お子さまが「また行きたい!」と思えるよう、持参すると良いアイテムをおさえておきましょう。
1.外遊びのアイテム
フリスビーなどの外遊びアイテムを持参すれば、親子で楽しい時間が過ごせます。遊ぶ前は周囲に人がいないことを確認し、迷惑をかけないよう注意しましょう。
2.水遊びのアイテム
川や湖、海に面したキャンプ場では、水遊びが楽しめます。水着はもちろん、水鉄砲やゴーグルを準備してあげれば、お子さまも思いっきり遊ぶことができるでしょう。
また、お子さまが岩場で滑って怪我をしないよう、素足を守ってくれるウォーターシューズを履かせてあげるのもおすすめです。
3.昆虫採集のアイテム
敷地内に雑木林があるキャンプ場では、昆虫採集が楽しめます。虫取り網や虫かごのほか、ポケット図鑑を持っていけば「この虫はなんだろう?」とその場で調べることも可能です。
昆虫採集をする際は、虫刺され予防として虫除けスプレーを忘れずに。そして虫を探して木を見上げた際、細かい木のくずが目に入る可能性もあるため、目薬があると安心です。
4.屋内で遊べるアイテム
寝る前や悪天候によりテントにいるときなどに、屋内で遊べるアイテムがあればお子さまは退屈しません。トランプやUNOのようなカードゲームはかさばらない点でも優秀なアイテムです。そのほか、ルールがわかりやすく、ゲーム性の高いオセロも夢中になって遊んでくれることでしょう。
キャンプの準備中、お子さまから「携帯ゲーム機を持っていきたい」と言われることもあるかもしれません。しかし、いくら自然に囲まれた環境であっても、携帯ゲーム機を持って行っては、キャンプの意味が薄れてしまいます。
テレビゲームは家でも遊べますが、キャンプの強みは虫取りやカヌー、バードウォッチングや天体観測など、普段体験できないアクティビティが楽しめる点にあります。キャンプで体験できることの魅力がお子さまに伝われば、キャンプに興味を抱く可能性が高くなります。
それでもゲームの持参を諦められない場合は、理由もなく「ダメ!」と叱るのではなく、「壊れちゃうかもしれないから、キャンプでは置いていこうね」と説明しましょう。
そしてお子さまとのキャンプは、テントや調理器具、着替えやタオルなど荷物が多くなりがちです。そんなときは、大きくて丈夫な帆布のビッグトートがぴったり。収納力が高く、使い込めば味が出るバッグはキャンプでも大活躍することでしょう。
特別な夏の思い出に。お子さまとキャンプを楽しもう
キャンプは、普段の生活とは違い、あえて不便な環境のなかで家族と協力して過ごす貴重な機会です。いろいろなことを学ばせるのも大切ですが、何よりも「楽しかった!」とお子さまが笑顔になれるようなキャンプを目指してみてはいかがでしょうか。