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【レポート】『atsumiさん×オリムパス製絲×Brother』コラボワークショップ

【レポート】『atsumiさん×オリムパス製絲×Brother』コラボワークショップ

2018年10月から11月にかけて東京・名古屋・広島の3会場で、刺しゅう作家atsumiさんを招いて行われたワークショップレポートをお届けします。
こちらのワークショップはatsumiさんと共に2018年4月の『日本ホビーショー』、そして、5月から6月にかけて東京・大阪・名古屋で実施された「手刺しゅうとミシン刺しゅうでつくる」ワークショップの第二弾として開催されました。

今回は、ブラザーと共に2018年に創業110周年を迎える老舗ブランド『オリムパス製絲』さんともコラボレーションしたスペシャル企画。parieでつくるミシン刺しゅう、手刺しゅう、そしてatsumiさんとの貴重な時間を楽しんでいただいた模様をレポートします。

『ミシン刺しゅうと手刺しゅうで仕立てるポシェット』

今回のワークショップの為に、スタイリストでご友人のカナザワ マイさんとともにatsumiさんがデザインしてくれたのは、これからの季節のお出掛けに使いやすいグレーのポシェット。しっかりとした生地感で用途やシーンに問わずとても使いやすいです。

『ミシン刺しゅうと手刺しゅうで仕立てるポシェット』

まずは用意された生地に『parie』に内蔵されているデータの中から、それぞれお好みの刺しゅうをしていきます。参加された方の中には、ほとんどミシンを使ったことがない…という方もいましたが、スタッフのサポートを受けながらスムーズに刺しゅうが進んでいきました。

最年少の参加者は高校生の女の子。あこがれのatsumiさんとの作品作りに少し緊張気味。

緊張気味に教わる参加者の皆さん

ミシンでの刺しゅうが完成したら、ずらりと並んだオリムパス「25番刺しゅう糸」から気に入った刺しゅう糸を選び、いよいよ手刺しゅうに入っていきます。

色とりどりの刺しゅう糸

すぐに決まってしまう方、これだけあると悩んでしまう方など、選び方は様々。

刺しゅう糸選び

参加者の皆さんは同じテーブルを囲んで、互いの作品を見ながら、atsumiさん、そして参加者同士でも会話を弾ませながら刺しゅうを楽しんでいました。

刺しゅうを楽しむ参加者の皆さん

普段、ミシンを使ったワークショップを運営している私たちブラザーからすると、このように参加者の皆さんがお互いに向かい合って作品作りを進めていく時間を共有できたことはとても新鮮で、なにより私たち自身も楽しい時間を一緒に過ごすことが出来ました。

でも、楽しい時間が過ぎるのは早いもので…、手刺しゅうから次の工程に移っていただくお願いをすると、皆さん「まだまだやっていたい…!」という声が。

刺しゅうを楽しむ参加者の皆さん2

最後にもう一度ミシンで刺しゅうした生地を縫い合わせてポシェットに仕立てていきます。
今回のワークショップに参加いただいた方は年齢やミシンの使用経験などはまちまちでしたが、ほとんどすべての方が時間内に作品を完成させることが出来ました。
ミシンに内蔵された同じ刺しゅうのデータを使った作品でも、ミシン刺しゅうの糸色や、手刺しゅうのアレンジによって完成する作品のイメージがガラリと変わっていきます。これには正直私たちブラザーも驚きました。

完成した刺しゅうポーチ

作品完成後は、自分の作品とatsumiさんと一緒に記念撮影をしたり、互いの作品を見ながら語り合ったり…、思い思いにワークショップの余韻を味わっていました。

上述した通り、今回のワークショップは、年齢・ミシンの使用経験・手刺しゅうの経験ともに様々な方に参加いただきましたが、それでも皆さん一様に楽しんでいただけた様子で、「またこういったワークショップが開催される場合は是非参加したい!」と嬉しいコメントを頂きました。

最後に今回のワークショップ開催にご協力をいただいたatsumiさん、カナザワさん、オリムパス製絲の皆さん、そして東京、名古屋、広島会場に参加いただいた皆さんには改めて感謝申し上げたいと思います。

広島会場の実施にあたっては、2018年に西日本を中心とした豪雨災害を受け、関係の皆さんとの協議の結果、開催することが出来ました。これからも各地で魅力的で、皆さんに楽しんでいただけるワークショップやイベントを企画していきたいと思います。

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