グリーン水素製造・充填・配送プロジェクト

ブラザー工業・瑞穂工場

事例の概要

ブラザーミュージアム横にBFC4-5000-DC380Vが設置されている様子

ブラザーミュージアム横にBFC4-5000-DC380Vが設置されている様子

BFC4-5000-DC380V

BFC4-5000-DC380V

グリーン水素製造から利用にいたる取り組みの概要

ブラザーの低炭素水素製造計画が「中部圏低炭素水素認証制度*」に基づく取り組みに認定

「ブラザー工業瑞穂工場 水素吸蔵合金グリーン水素充填・配送プロジェクト」は、名古屋市瑞穂区の瑞穂工場で製造したグリーン水素を活用し、ブラザーの展示館「ブラザーミュージアム」で使用する電力の一部をまかなう取り組みです。
グリーン水素とは、再生可能エネルギーを利用して水を電気分解し生成される水素のことで、製造時および利用時に二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーです。ブラザーでは、瑞穂工場の太陽光パネルで発電した電力を用いて水電解水素製造装置を稼働させ、グリーン水素を製造しています。
生成した水素は、ブラザーミュージアムまで配送され、当社製の燃料電池で発電することで利用時にも二酸化炭素を排出しません。また、水素の配送にはブラザー独自の水素吸蔵合金を用いた専用の燃料ケースを使用しており、水素漏れの心配がなく、誰でも安全に運搬できる仕組みとなっています。
さらに、この取り組みにより、社外のお客様へのグリーン水素の供給も可能となりました。今後もブラザーは、クリーンエネルギーの普及と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

*中部圏低炭素水素認証制度

「中部圏低炭素水素認証制度」は、中部圏(岐阜、愛知、三重の3県)において、低炭素な水素サプライチェーンの構築に取り組む事業者を支援するため、「つくる、はこぶ、つかう」の各過程に伴う二酸化炭素の排出が少ない水素を「低炭素水素」として認証・情報発信する制度です。2018年4月に愛知県が「低炭素水素認証制度」として運用を開始し、2023年4月からは、「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」の取組として、対象範囲を中部圏に拡大し、「中部圏低炭素水素認証制度」として実施されています。

補助金の活用による設備の導入

太陽光発電電力を利用したグリーン水素の製造及び活用による企業価値の向上

当社では、環境省の補助金制度「脱炭素社会構築に向けた再エネ等由来水素活用推進事業(脱炭素な地域水素サプライチェーン構築事業)」の支援を活用し、太陽光発電によるグリーン水素製造装置および水素貯蔵設備を導入しました。

この設備導入により、再生可能エネルギーによる電力を活用したグリーン水素の製造・利用が実現し、企業としての脱炭素化推進と企業価値の向上に貢献しています。製造した水素は、自社開発の水素吸蔵合金を用いた燃料ケースに充填し、劣化や漏洩のリスクを最小限に抑えた形で安全に配送。発電には自社製の燃料電池を使用しています。

さらに、本取り組みは「中部圏低炭素水素認証制度」の認定を受けており、環境への配慮とともに、企業の競争力強化にも寄与しています。

環境省 脱炭素化事業支援情報サイト(エネ特ポータル)
令和6年度版(2024年度版)活用事例

水素製造装置

環境省の補助金制度の詳細や他の活用事例については、下記のリンクをご参照ください。
環境省 令和6年度版(2024年度版)活用事例PDF (PDF[1.1MB]) [新しいウィンドウ]
令和6年度版(2024年度版)脱炭素化事業(エネ特)活用事例 - エネ特ポータル|環境省 [新しいウィンドウ]
水素社会実現に向けた取り組み (YouTube) [新しいウィンドウ]

導入製品

BFC4-5000-DC380V

72時間の長期運転が可能な高出力モデルを実現。通信基地局など、重要な社会インフラに電力を供給するモデル。

燃料電池 お問い合わせ・サポート情報

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