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【切るの新常識!】クリエィティブ×効率性を実現したカッティングマシン、 CM300の魅力に迫る!
*この記事は、フリーライター田中正弘氏による寄稿記事です。
趣味や仕事はもちろん、普段の生活にも欠かせない「切る」という行為。
その質が劇的に変わる「カッティングマシン」を皆さんはご存知ですか?
私、田中は普段ライターとして情報誌やグルメ誌など、さまざまな媒体で執筆をしており、情報には敏感だと自負していました。
しかし、恥ずかしながら「カッティングマシン」を知らなかったのです。
そこで、私がカッティングマシンを知ったきっかけとその魅力をお伝えします。
ある日、ふとした疑問が私の頭を駆け巡りました。
それは私が所属する会社のデザイナーが、ハサミやカッターでイラストが描かれた紙を切っていたときのこと。
プレゼン用ということでキレイに切る必要があるにも関わらず、手作業ゆえ精度も悪く時間も大幅にロス。
「技術がこんなにも発達しているのに、ハサミやカッターでしか“切る”方法はないのだろうか?」
そんな疑問を解決するために、さまざまな情報を収集。
すると、どうやら「スキャンカット」というカッティングマシンが便利そうという情報にたどり着いたのです。
そこで、スキャンカットを開発しているブラザーさんに詳細を聞いてみることにしました!
ブラザー本社でわかった、スキャンカットの驚くべき利便性
早速、愛知県名古屋市にあるブラザー本社へ向かい「スキャンカットってどんな機械ですか?」と、担当の方にお伺いしました。
そこで紹介してもらったのが、「切る」という今までの概念を覆すほどの性能を持つというスキャンカットCM300。
好きなイラストをスキャンしてカットできたり、細かなものまできれいに切れる優れものなんだとか。
とはいえ、実際に性能を見なければ納得できないのもライターの性。
「ゆっくりだったら私だってキレイに切れますよ! カッティングスピードで勝負だ!」と、半ば挑発的に叫んだ私に「いいですよ」と優しく微笑んでくれたブラザーの担当者さん。
果たして、その性能はいかに!?
ライター・田中 vs スキャンカット
カッティングスピード対決!
最初はイラストがいくつも描かれた紙を、どちらが早く正確に切り抜けるか勝負!
まずは私からカットを開始。
順調にカッティングが進み、心の中では「スキャンカットなんぼのもんじゃい!」と息巻いていました。
と思ったのも束の間、たくさん切るのは予想以上に疲労感がたまります。
思えばハサミをこんなに長い時間使うなんてめったにないので、腕がつりそうに。
ガクッとスピードダウンしたものの何とか切り進めてフィニッシュ。
「まぁこんなもんだろう」と、心の中ではガッツポーズ!
いよいよスキャンカットの実力が露わに!
続いてはスキャンカット。
私もかなりのスピードだったと自信はあったものの、その実力は未知数。
ブラザーの担当者さんに教わりながら自らセッティングし、スピード以外の使いやすさもチェックしていきます。
カッティングマットに素材を貼り付け、操作画面から「スキャン」を選択。スキャンが終われば、後はスタートボタンを押すだけと、操作はとっても簡単。
意を決してスタートボタンをポチリ。
スムーズな動きでどんどんカットが行われていきます。
「早っ! キレイっ!!」と、思わず叫んでしまうほどのスピードなのです。 そして本当に「アッ!」という間に終了。動物の顔、写真で見る以上に細かいのに…。
タイムアタックは大差でスキャンカットが勝利!
結果は私が21分、スキャンカットは2分37秒と圧倒的な差が付いてしまいました。 人が切る約8分の1の時間でカッティングできるので、かなりの時間短縮になることは間違いありません。 それだけでなく、出来あがりの美しさも見事。 スキャンしたイラストのフチに沿ってカッティングできる「ダイレクトカット機能」がその力を発揮し、キレイに余白を残すことなく、イラストのフチを滑らかにカットしてくれるんです。
ちなみにこのスキャンカット、切り取った残りの紙ですら美しいんです。 あまりの美しいカッティングにテンションが上がってしまった私、欲が止まらなくなり更に切り続けてしまいまいした(笑)。
手作りとは思えないクオリティの高さ。 これならホームパーティのちょっとした飾り付けや幼稚園の装飾など、周りとはひと味違う作品を時短で用意できそうですね。
検証!スキャンカットはどこまで大きなサイズや小さなサイズを切れるのか?
さて、時間勝負には惨敗したものの、まだスキャンカットの実力に疑問を持っている私。
それは「巨大サイズや極小サイズは切れないのではないか」ということ。
飾りを作るにしても、それができなければスキャンカットの必要性も低くなりますよね。
というワケで、またまたブラザーの担当者さんにクエスチョン。
「スキャンカットCM300って確かにスピードもカットの美しさも凄いですね。
でも、かなり大きいサイズや小さいサイズをカットするとなると…難しいんじゃないですか?」。
すると、ブラザーの担当者さんからあるものを手渡されました。
それが上記の写真。
私の右手にある波形の紙なのですが、とにかくデカいっ!
そしてやっぱり切り口がキレイ!
どうやら大きなサイズのカットは全く問題無さそう。
果たして小さいサイズはどうなのか?
そんな疑問を抱いた読者の皆さん、上記写真の左手に注目です。
良くわからないという方のためにズームアップしたものが下記写真です。
なんと左手にもカットした作品があるんです! 小さいだけでなく、右手と同じくこちらも波形にカット。 もはや手作業でカットできる代物ではないですよね。 こんな精緻な作業まで可能なスキャンカットって、恐るべし。 ちなみに、右手に持っている大きな波形の紙は約40cm、左手に持っている小さな波形の紙は約3mmだそう。 こんなにも幅広くカットできるなんて!更に詳しくお話を聞いてみると、なんと模様の種類によっては最少「2mm」の模様までカット可能だとか。 また、長さ30cm以上のものをカットする場合は、別売りのロングカッティングマットが必要とのこと。
ちなみに、上記の写真は縦横約30cmの「T」ですが、その付近に縦横約3mmの「T」があります。どこにあるか皆さん分かりますか? 気になる正解は拡大した下記写真でご確認ください。
これだけ正確にカッティングできるなら、切り取り線が細かいペーパークラフトの設計図や、細かい模様のカッティングをする際も安心ですね。
完敗を喫した田中 スキャンカットの力を実感する
ブラザー本社への潜入調査は、スキャンカットの実力をこれでもかと見せつけられる結果に。 スキャンカットはペーパークラフトやステッカーなど使用用途が多岐にわたる上、紙以外にも多様な素材がカットできるというから本当に便利ですね。
ちなみに私は趣味でフットサルをやっていますが、ユニフォームの背番号に使うアイロンプリントの製作や、ハーフカット機能でシールも作れるそう。
スキャンしたデータはスキャンカット内で保存されるため、何度でも使うことができるのもポイント。
思わず「友達のアクセサリー作家が聞いたら喜ぶだろうなぁ。
細かいパーツをカットするのが大変だって言ってたし」と、プライベートの友人に紹介したくなる衝動を抑えきれないほど魅了されてしまったのです。
今や「スキャンカットのことがもっと知りたい」という好奇心で頭はいっぱい。とりあえず、会社で購入すべきだと、総務に掛け合ってみます!
さぁ、皆さんも最寄りの手芸店や家電量販店でスキャンカットCM300を手に入れませんか?
なお今回検証した、大きなもの切るのに必要な「ロングスキャンマット」等がもれなく当たる「スキャンカットアクセサリー プレゼントキャンペーン」が期間限定(2019年2月1日(金)から2019年3月31日(日)まで)で実施中だそうです。
詳細はキャンペーンサイトにてご確認ください!