2026年ニュースリリース
災害時などにおける利活用を視野に
水素燃料電池に関する協定を東京都中央区と締結
2026年10月20日 ブラザー工業株式会社
ブラザー工業株式会社(本社:名古屋市 社長:池田和史)は、安全で持続可能なまちづくりを進める東京都中央区の取り組みに賛同し、中央区保健所への燃料電池の設置とともに「災害時等における水素燃料電池の利活用等に関する協定」を締結しました。
締結式にて
(左から東京都中央区長 山本泰人氏、ブラザー工業㈱執行役員 安井邦博)
同協定は、中央区における災害時などにおける電力供給を担保するため、非常用電源として当社製の水素燃料電池システムを中央区保健所に設置するとともに、運転時やメンテナンス時の技術協力を当社が行うとして締結されました。また、中央区保健所に隣接するあかつき公園は、大規模火災などの際の広域避難場所および応急給水施設に指定されており、電力供給も可能になることで、災害時のバックアップの強化が期待されます。その他、今月25日(日)に開催される、区制施行80周年記念「中央区健康福祉まつり2026」などといったイベントでも使用される予定です。
中央区保健所に設置された当社製の水素燃料電池システム
ブラザー工業は、2013年からCO2を排出しない水素燃料電池の開発をはじめ、再生可能エネルギーで生成されたグリーン水素の供給など、水素燃料電池システムの開発とともに、水素利活用の促進にも取り組んできました。2023年には水素利活用を推進するブラザーの取り組み全てを象徴するブランド「PureEne(ピュアエネ)」を立ち上げ、活動をさらに強化しています。中でも、当社製の水素燃料電池システムの特徴的な点は、水素の貯蔵方法と安全性です。燃料電池に使われる水素は、カートリッジ形式にした水素吸蔵合金に充填されています。水素吸蔵合金は、発火のリスクが極めて低いとされることから非危険物として認定されており、運搬も水素の交換も資格者でなくても行えます。また、強固な容器に格納されているため、輸送中の安全性も確保されています。こうした安全性に配慮した同製品は、公共施設などの人が集まる場所でも安心してご利用いただけるようになっています。
また、東京都においては、「グリーン水素率先利用事業者認証制度」の認証を2025年から2年連続で取得した他、港区にある高輪ゲートウェイ駅では当社製燃料電池が活用され、TAKANAWA GATEWAY CITY内を回遊する自動走行モビリティへの充電に使用されるなどしています。
今後もブラザーは、環境に配慮した燃料電池をはじめとする水素関連の取り組みを行う企業として、カーボンニュートラル社会の実現に協力していきます。
<報道関係 お問い合わせ先>
ブラザー工業株式会社 コーポレートコミュニケーション部 足立
E-mail:kouhou@brother.co.jp