2025年ニュースリリース

ブラザー工業株式会社（本社：名古屋市　社長：池田和史）の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社（本社：名古屋市　社長：安井宏一）は、ブラザーの業務用刺しゅうミシン初のマトリックスコピー機能を搭載し、刺しゅうデータのレイアウトが簡単になった1頭10針業務用刺しゅうミシン「PR1060W」を9月3日に発売します。

ブラザーは、刺しゅうミシンのラインアップとして、家庭で手軽に刺しゅうが楽しめるモデルから高品質な刺しゅうを実現する業務用モデルまで豊富に取りそろえています。業務用刺しゅうミシンは、ハンカチなどの小物からスーツや作業着といった洋服まで、さまざまな既製品に名入れやロゴを刺しゅうするサービス用途で店舗に導入されています。
このたび発売する「PR1060W」は、刺しゅうデータを縦横にまとめてコピーできるマトリックスコピー機能により、ワッペンの量産や連続柄、等間隔でのレイアウトが容易にできるため、作業効率が向上します。また、ミシン操作に不慣れな方の操作ミスを防ぐ「管理者ロック」などセキュリティー機能も充実しています。これらの機能を備えた「PR1060W」を発売することで、業務用刺しゅうミシン市場の拡大を目指してまいります。

PRシリーズで作成した刺しゅう作品例

液晶パネルに表示されたアイコンをタッチするだけで、ひとつの刺しゅうデータを縦横にまとめてコピーでき、ワッペンの量産や連続柄、等間隔のレイアウトに便利な機能です。従来はオブジェクトをひとつずつコピーして配置、整列させる必要がありましたが、マトリックスコピーを使えば一連の作業を自動化でき、作業効率が向上します。

本体の液晶画面の操作手順を削減できる「ショートカット」や、作業者離席時の誤操作を防ぐ「作業者ロック」をはじめ、作業効率向上やミス防止の機能を強化しました。