2024年ニュースリリース
当社瑞穂工場における土壌調査結果について
2024年4月8日 ブラザー工業株式会社
ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)は、当社の瑞穂工場(名古屋市瑞穂区)内の工事に伴う土壌調査を行った結果、土壌から指定基準を上回る汚染物質が検出されましたのでご報告いたします。
当社は、瑞穂工場内で新社屋の建設工事を行うにあたり、土壌汚染対策法に基づき土壌調査を実施いたしました。その結果、瑞穂工場内の一部敷地から、指定基準を超える「ふっ素及びその化合物」「鉛及びその化合物」が検出されたため、土壌調査結果を名古屋市に提出いたしました。「ふっ素及びその化合物」「鉛及びその化合物」については、瑞穂工場内の一部区域で使用されておりますが、事故や漏洩、廃棄等は確認されておらず、汚染原因の特定は困難です。なお、汚染が判明した場所は、拡散防止措置が実施されており、飛散や雨水等による汚染土壌の拡散の恐れはありません。
今後は、名古屋市の指導に従い、汚染土壌による汚染の拡散防止等の対応を講じるなど、適切に対処してまいります。
1.当該土地の概要
名称 | 瑞穂工場 |
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住所 | 名古屋市瑞穂区河岸一丁目101 新ビル建設計画地面積 41967.61m2の内 対象面積 14178.41m2 |
2.汚染の概況
調査範囲を131区画に分け、土壌溶出量および含有量調査を行った結果、土壌溶出量調査において第二種特定有害物質6区画・6検体で指定基準を超える汚染物質が検出され、土壌含有量調査において2区画・2検体で指定基準を超える汚染物質が検出されました。
以下、参考資料
土壌溶出量基準
土壌を採取して水を加えた場合に溶出してくる有害物質の量を測定する方法
基準
検液1ℓにつき、鉛0.01mg以下
検液1ℓにつき、ふっ素0.8mg以下
土壌含有量基準
土壌を採取して土壌に含まれている有害物質の量を測定する方法
基準
土壌1Kgにつき、鉛150mg以下
土壌汚染
汚染物質 | 基準越えの濃度範囲 | 基準に対する倍率 | 指定の基準 | 超過区画数/調査区画数 | ||
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土壌溶出量調査 | 第二種特定有害物質 | 鉛及びその化合物 | 0.013㎎/L | 1.3倍 | 0.01㎎/L 以下 | 1/131 |
ふっ素及びその化合物 | 1.0~1.5㎎/L | 1.3~1.9倍 | 0.8㎎/L以下 | 5/130 | ||
土壌含有量調査 | 第二種特定有害物質 | 鉛及びその化合物 | 210~290㎎/kg | 1.4~1.9倍 | 150㎎/kg以下 | 2/131 |
<報道関係 お問い合わせ先>
ブラザー工業株式会社 CSR&コミュニケーション部 西
TEL : 052-824-2072
FAX : 052-811-6826