2022年ニュースリリース

ブラザー工業株式会社(社長：佐々木一郎)は、2021年2月に提供を開始したiPad^*1用ノートアプリ「BuddyBoard(バディボード)」に、法人向けの有料サービス^*2,3として新たに機能を追加し、提供を開始いたしました。

BuddyBoard製品ページ

BuddyBoardは、アプリ内に書き込んだ内容をリアルタイムに共有できるiPad用ノートアプリです。紙にメモするのと同じように、手書きで書き込みができるだけでなく、ノートアプリならではの便利な機能が搭載されています。BuddyBoardに書き込んだメモはWebブラウザーを使ってさまざまなデバイス上でほぼ遅延なく表示できる上、BuddyBoardユーザー同士なら複数人で同時に書き込むこともできます。また、書き込んだページをエクスポートできたり、写真や画像をインポートしてメモを加えたりすることができます。通信量が少ないため、Web会議ツールとの併用もでき、会議室でのミーティングや、教室で行う授業での板書と同じように、写真や画像を共有しながら、メモを書き込んだりすることが可能です。

BuddyBoardは、テストマーケティングを兼ねた無償版の提供を開始して以来、さまざまなシーンで多くのお客様に活用いただいてきました。中でも、建築業界の方からは、「図面や資料のブラッシュアップや現場への指示・支援が効率的に行えるようになった」など、高い評価が得られております。
今回新たに複数ページにわたる図面をリアルタイムに共同編集できる機能や、複数パターンあるアイデアのメモをレイヤーにして整理できる機能を追加しました。現場で実際にBuddyBoardを使用いただいたお客様の声を生かすことで、お客様の業務生産性の向上へダイレクトに貢献するアプリに進化しています。

ブラザーは中期戦略「CS B2024」において、事業ポートフォリオの変革を重点テーマの一つとしています。中でも新規事業においては、生産性向上、省人化・自動化、多様なビジネスの支援、CO₂排出削減、省資源といったマテリアリティの解決につながる事業の創出を目指しております。BuddyBoardは、生産性向上や多様なビジネスの支援に貢献するツールとして、場所と時間にとらわれない働き方を実現し、働く人々の生産性と創造性を支えます。
ブラザーは、引き続きマテリアリティ解決を意識した新規事業の創出に努め、新たな価値の提供を目指してまいります。

BuddyBoardアカウントユーザーにメールとプッシュ通知を送ることができる機能です。
すぐに資料や図面を確認してほしい時に役立ちます。

共有時にはパスワードを知っている人だけアクセスできる仕組みです。作業終了後にはクラウド上のデータは消去され、通信も暗号化されます。
さらに有料サービスでは、クラウドを使ったデータの保存と共有ができ、データへのアクセス権を管理者によって権限設定することが可能です。データは国内に保管され、バックアップも取られているので安心です。