導入事例

3台で行っていた工程が1台で可能に!

公開日:2022.09.26  

株式会社ミツトヨ様

株式会社ミツトヨ様( 本社・神奈川県川崎市)https://www.mitutoyo.co.jp/[新しいウィンドウ]

インタビュー

株式会社ミツトヨ様(神奈川県川崎市 代表取締役社長 沼田 恵明 様)は、 創立1934年、業界で最も多い5,500種類以上を有する精密測定機器の総合メーカーであり、精密測定業界におけるリーディングカンパニーです。

SPEEDIO R450X1Nが導入されている測器工場/MC工場(栃木県宇都宮市)

SPEEDIO R450X1Nが導入されている測器工場/MC工場(栃木県宇都宮市)

生産技術課 課長 高橋 健二 様

生産技術課 課長 高橋 健二 様

生産部 薗部 尚哉 様

生産部 薗部 尚哉 様

課題は生産性と品質の向上

導入前の課題として、品質のバラツキ低減と、生産性の向上という2点がありました。

一つ目の品質のバラツキについては、3台の設備で加工していたため、品番毎のバラツキが出てしまうことが課題でした。
二つ目の生産性向上は、バラツキを減らすために、3台の設備を少ない台数にすることでした。

導入の決め手はパレットチェンジャー

導入には、パレットチェンジャー装置が最大のポイントになりました。パレットチェンジャー搭載機は、外段取りが可能となり、非加工時間の短縮に繋がっています。
設備選定時にパレットチェンジャー搭載タイプと無しのモデルを比較検討し、パレットチェンジャー搭載タイプの方が23%ほど生産性が上がることを確認。当初2台導入を計画していたが、1台の導入に削減することができました。

株式会社ミツトヨ様では環境への配慮も重要なポイントとなっており、設備選定時には省電力、省エア設備の導入をしています。
今回導入された設備も省エネルギー設計となっており、十分に期待されています。

設置されたSPEEDIO

設置されたSPEEDIO

R450X1Nで3台が1台に

もともと3台の設備で運用していたものが、今回の設備導入では、生産性が向上し1台へと減少しました。

品質については、1台2パレットでワークは2品種となるが、バラツキにはかなり効果があり、後工程にも十分満足して流せるようなバラツキに収まりました。これにより、現場も楽になり、物流の改善にも繋がっています。

日常で頻繁に発生する工具交換が、NC装置から容易にアクセスできるなど、作業者目線の使いやすい操作性を評価されています。

作業風景

作業風景

機械のコンパクト化と自己診断機能に期待

「今回の設備導入に対してかなり効果が大きく、同様の工程が他にもたくさんあり、今回の実績をもとにもう1台導入をさせて頂きたいと考えております。」
(高橋 様)

「機能の部分はそのままに、設備のサイズをコンパクトにしていただくことで、現場をより広く使えますので、そういった部分に期待しています。 自己診断機能をよりわかりやすく表現していただくことができれば助かります。」
(薗部 様)

業務相談風景

業務相談風景

インタビュー動画

パレットチェンジャー装置付きという設備を導入し、非加工時間の短縮、ツール交換が圧倒的に早いといったところがポイントとして上げられます
株式会社ミツトヨ 生産技術課 課長 高橋 健二 様

やはり30番ということもあり、加工速度、テーブル移動速度が速く、加工時間が前の設備に比べるとかなり短縮されていると思います
株式会社ミツトヨ 生産部 薗部 尚哉 様

導入製品

  • R450X1N

    R450X1N

    圧倒的な高生産性を実現するSPEEDIOシリーズにパレットチェンジャー標準搭載モデル登場。 ムダ時間 = ゼロの追求による高生産性の実現。

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