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リスク管理できていますか?製造業におけるトレーサビリティの重要性

2017-04-03 製造

近年、さまざまな業界で注目を集めている「トレーサビリティ」という言葉。日本語では「追跡可能性」とも言われ、製造業をはじめとする物流に関わる業界においては、避けては通れない概念です。
一般的には消費者が製品を安心して購入・利用できるようにするためのものというイメージが強いこの概念ですが、製造業においては異なった重要性を持っていることをご存知でしょうか。今回は製造業におけるトレーサビリティの重要性について、考えてみましょう。

トレーサビリティが不十分な企業は、
大きなリスクを抱えている!?

製品を購入する際、製品情報のほかにロット番号やシリアル番号などが明記されていると、どことなく安心して購入できるもの。こうした経験は、おそらく誰にでもあるのではないでしょうか。このように、製品の製造過程がトレース(追跡)できることは品質の保証につながり、消費者にとっては安心して製品を購入できるというメリットが生まれます。

もちろんこうしたメリットも重要なのですが、製造側にとってそれ以上に重要なのは、商品の欠陥など万一の事態が発生した際に、速やかに対応ができるという点です。もし製品のトレーサビリティが十分に確保されていない場合、何か不具合があってもその原因を突き止めるのは簡単ではなく、また、どのロットにまで影響が及んでいるのかも追跡できなくなってしまいます。

特に最近は小さな不具合がリコールにまで発展するケースも多く、製品に対する消費者の目はますます厳しくなる傾向にあります。そのため、不具合が起こった原因や影響範囲の特定が遅れるなど対応が後手に回ると、大きな損失につながりかねません。トレーサビリティが十分に確保できていない企業は、それだけで大きなリスクを抱えているとも言えるのです。

ラベルプリンターで実現する
トレーサビリティの強化

このように、製造業にとってトレーサビリティの確保は、企業の存続を左右しかねない重要な問題とも言えるでしょう。そこで近年注目を集めているのが、ラベルプリンターを活用するという方法です。

ラベルプリンターは品名やロット番号、製造日、QRコード、バーコードなどの情報をまとめて印字し、直接製品に貼り付けることができます。そのため、現品票ラベル、工程管理ラベル、検査ラベルなどに活用することで、容易にトレーサビリティの確保を実現することができるでしょう。

また、こうしたラベルはPLC (例:シーケンサー)などと連動し自動的に出力することで、ラベルの貼り間違いや情報記入間違いといった人為的なミスを軽減できることも見逃せません。ラベルプリンターは、作業効率の向上と確実なトレーサビリティを両立できる、効果的な方法と言うことができるのです。

品質トレーサビリティ確保のために
ラベルプリンターを活用

最後に、品質トレーサビリティを確保するために、ラベルプリンターを活用した企業様の事例をご紹介しましょう。日本モレックス株式会社様では2007年1月にサーバー/ストレージ製品向けの高速信号伝送用ケーブル「iPassシリーズ」を開発しました。そして、その高品質性を保証するために必要とされたのが、トレーサビリティの確保だったのです。

従来はこのトレーサビリティを確保するために、A4版のラベルシートにシリアルナンバーをプリンターで印字し、手作業で貼り付けを行うという手段を用いていました。しかし、ラベルの印刷や貼り付け作業で人為的なミスが発生、この作業工程の改善が大きな課題となったのです。

こうした状況の中、日本モレックス株式会社様が導入を決めたのが「ピータッチ9500pc (注)」です。同社がラベルプリンター選定において求めた条件はさまざまなものがありましたが、まずは人為的なミスをなくすため、電気検査器やPCと連携して、製品に貼付するラベルを1枚ずつ自動的に出力できることが重要でした。

また、ラベルが貼付されるコネクターはさまざまな条件下で使用されるため、ラベルが耐久性・耐熱性・粘着性に優れていること。ブラザーのラミネートフィルムは、その独自の構造により、ラベルに擦れや汚れに対して特に強い耐久性を与えています。そしてそのうえで、RoHSなどの環境付加物質含有規制をクリアしていることも重要な要件だったといいます。

ケーブル1本ごとにトレーサビリティ確保のためのシリアル番号を付与する方法はいくつかありますが、安価で効率的なのはやはりラベルを貼付するという方法です。「ピータッチ9500pc (注)」は現場の検査オペレーターからも「使いやすく便利だ」という声があがっているなど、作業ミスの軽減とトレーサビリティの確保を確実に実現できる方法として非常に高い評価をいただいています。

(注)現在は、PT-P950NW がピータッチ 9500pc の後継機種として販売されています。

ラベルプリンターなら、
莫大な導入コスト作業負荷も発生しない

製造業においてトレーサビリティの確保は非常に重要な問題。しかし、だからといって高価な機器を導入したり、オペレーターの作業工程を複雑にしたりする必要はありません。もしもあなたがトレーサビリティの確保に頭を悩ませているのであれば、ラベルプリンターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

参考

ラベルプリンター 導入事例:日本モレックス株式会社 様

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