「結婚式での“おもてなし”にも！」おしゃれなマスクケースの作り方

パソコンで簡単にマスクケース作り

本記事では、パソコンとプリンターを使ったマスクケースの作り方を3種類紹介します。

無料デザインツール「Canva（キャンバ）」や「Word」「Microsoft Officeテンプレート」を使いながら、デザインする段階から楽しんでみましょう。

1. コピー用紙で作る（Canva使用）
2. 封筒をアレンジして作る（Word使用）
3. クリアホルダーで作る（Microsoft Officeテンプレート使用）

「Canva」はコチラ ※外部サイトへリンクします
「Microsoft Office テンプレート（ラベル）」はコチラ ※外部サイトへリンクします

コピー用紙で作る

最初に、コピー用紙を使ってマスクケースを作っていきます。「Canva」でデザインしたものを、印刷して3つ折りにしただけのシンプルなケースです。とても簡単なので、「短時間で用意したい」「コストを抑えたい」といった方にもオススメですよ。

材料

・コピー用紙 A4

使用した材料は「コピー用紙」のみ。紙さえあれば作れるといった手軽さもポイントです。

●ステップ1：キャンバスサイズを設定

パソコンで「Canva」を立ち上げたら、右上にある紫色の「デザインを作成」をクリック。ドロップボックスに「カスタムサイズ」が表示されるので、サイズ（キャンバスサイズ）を設定します。

A4サイズの縦向きで作っていくため、単位を「mm」に変更した後（※1）、幅に「210」、高さに「297」と入力しましょう。



＜ポイント＞
・※1　単位を変更すると幅や高さの数値も変更されてしまうため、単位を先に設定するのがポイントです。

「Canva」はコチラ ※外部サイトへリンクします

●ステップ2：キャンバスを3つに分割

次に、マスクケースの表面になる範囲を分かりやすくするため、グリッド線を入れてキャンバスを3つに分割。上部のルーラーを下方向にドラッグするとグリッド線が表示されます。

今回は1本目を「88mm」、2本目を「209mm」に設置してみました。 グリッド線に挟まれた真ん中の範囲がマスクケースの表面になります。



＜ポイント＞
・ここでは表面の高さを「121mm」で設定しています。作りたいケースのサイズに合わせて調整してみてくださいね。

●ステップ3：素材を配置

マスクケース表面の範囲に、素材を配置していきましょう。

左のオブジェクトパネルにある「素材」を選択し、「検索フィールド」に「ウェディング」と入力して検索。

ウェディングに関連した素材がたくさん表示されるので、その中から好きなものを選んで配置します。



＜ポイント＞
・素材を四隅や周囲に配置しておくと、折り曲げる時の目安になりますよ。

●ステップ4：テキストを入力

素材を配置したら、テキストを入力します。

左のオブジェクトパネルから「テキスト」を選択し、紫色の「テキストボックスを追加」をクリック。

次に、テキストを入れたい箇所をクリックして、テキストを入力します。

画面上部に表示された「フォント」や「フォントサイズ」「テキストの色」を調整して、作りたいイメージに合わせましょう。



＜ポイント＞
・ケースに表示させたい内容に合わせて、テキストをアレンジしてくださいね。

●ステップ5：ダウンロードして印刷

デザインが完成したら右上の「共有」をクリックし、ドロップボックスにある「ダウンロード」をクリック。

ダウンロードできたらA4サイズ（縦向き）で印刷します。

●ステップ6：3つ折りにする

印刷したら、表面のデザインを目安に3つ折りにしましょう。

できあがり！

3つ折りしたらできあがり。コピー用紙だけで、こんなに素敵なマスクケースに仕上がりました！

デザインによって見た目を自在にアレンジできるので、式場の雰囲気やテーブルコーディネートに合わせて作れますね。

封筒をアレンジして作る

続いて、封筒を使ったマスクケースの作り方を紹介します。Wordでデザインして印刷し、2辺をカットして仕上げるという方法です。

それでは、使用した材料と道具から見ていきましょう。

材料
・封筒 A4長形3号

道具
・カッター ※1
・定規
・カッティングボード ※2

＜ポイント＞
・※1 ハサミを使う場合は、定規やカッティングボードは不要です。
・※2 雑誌や新聞紙でもOK。

●ステップ1：Wordでページ設定

まず、パソコンでWordを立ち上げ、ページを設定していきます。

「レイアウト」>「長形3号」で封筒のサイズを選択し、印刷の向きを「横向き」、余白を「狭い」に設定しましょう。

●ステップ2：フレームを作る

図形の「正方形／長方形」を挿入してフレームを作ります。

高さを約93mm、横幅を約185mmに設定していますが、サイズはお好みで大丈夫です。ただし、横幅が大きくならないように注意。大きさが決まったら右側に寄せておきます。

線の色や種類、太さなどを調整して、イメージに合ったフレームにアレンジしましょう。



＜ポイント＞
・郵便番号を入れる四角が左側にくるため、それを避けられる横幅に調整します。

●ステップ3：テキストを入力

次に、フレームの中にテキストを入れていきます。

今回は、新郎新婦の名前だけワードアートを使ってみました。

新郎新婦の名前以外は、テキストボックスを使って内容を入力。

フォントや大きさなどを調整したら、デザインの完成です。



＜ポイント＞
・ケースに表示させたい内容に合わせて、テキストをアレンジしてくださいね。

●ステップ4：封筒に印刷してフラップを切り落とす

デザインしたものを封筒に印刷したら、フラップから郵便番号の四角までを切り落とします。

●ステップ5：封筒のサイドをカット

マスクを出し入れしやすくするため、サイドに切り込みを入れておきましょう。

できあがり！

L字に2辺をカットしたらできあがり。封筒を利用しているので、カットするだけで袋状のケースが綺麗に仕上がりました。

白い封筒に黒やグレーで印字すれば、スタイリッシュで清潔感のあるケースに。色付きや柄の入った封筒を使えば、華やかなケースに。作りたいイメージに合わせて封筒を選んでみてくださいね。

クリアホルダーで作る

最後に紹介するのは、クリアホルダーにラベルを貼って作る方法。今回は「Microsoft Office テンプレート」を利用して作っていきます。

材料
・クリアホルダー 長形3号サイズ
・ラベルシール普通紙 A4

道具
・カッター ※1
・定規
・カッティングボード ※2

＜ポイント＞
・※1 ハサミを使う場合は、定規やカッティングボードは不要です。
・※2 雑誌や新聞紙でもOK。

●ステップ1：「Microsoft Office テンプレート」で素材をダウンロード

パソコンで「Microsoft Office テンプレート」を開きます。今回使用するのは、「手づくりシール特集」の「調味料ラベル シール （モノトーン・シンプル）」です。

「このテンプレートはこちら」をクリックし、テンプレートをダウンロードしましょう。



＜ポイント＞
・テンプレートはPowerPointのpptx形式です。

「Microsoft Office テンプレート（ラベル）」はコチラ ※外部サイトへリンクします

●ステップ2：ページの準備

ダウンロードしたテンプレートを開いて編集していきます。

異なるデザインが並んでいるので、まずは使いたいテンプレートを1ページ全体にコピーして準備しておきましょう。

今回は4ページ目の右側のデザインを使っていきます。

●ステップ3：テキストを編集

次に、テキストを修正してデザインを完成させます。

ここでは、タイトルに「MASK CASE」、2段目に「Welcome to our wedding」、そして3段目にはゲストの名前を入力して席札としても使えるようにしてみました。



＜ポイント＞
・ケースに表示させたい内容に合わせて、テキストをアレンジしてくださいね。

●ステップ4：印刷してカット

デザインが完成したら、ラベルシールに印刷して1枚ずつカットします。

●ステップ5：クリアホルダーに貼り付ける

カットしたラベルをクリアホルダーに貼り付けましょう。

できあがり！

ラベルを貼ったらできあがり。今回はクリアホルダーを縦向きにして仕上げてみました。乳白色タイプのホルダーを使ったり、ステッカーやマスキングテープなどでデコレーションしたりしても良いですね。

ケースがしっかりしているので、ゲストに配るメッセージカードなどを入れておくのもGOODです。

手作りマスクケースでおもてなし

パソコンとプリンターを使ったマスクケースの作り方を紹介しました。

思いを込めて作ったマスクケースでゲストをもてなせば、きっとハートフルで思い出に残るウェディングになるはず。どれも手軽に作れるものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね！

※この記事の内容は、記事掲載開始当初、もしくは更新時のものです。
※この記事でご提供する情報は、その正確性と最新性の確保に努めておりますが、完全さを保証するものではありません。当社は、当サイトの内容に関するいかなる誤り・不掲載について、一切の責任を負うものではありません。