CROSS TALK CROSS TALK

CROSS TALK 人事担当役員 × 若手経験者入社社員

「you」を第一に考えるオープンな風土が、
新しいチャレンジの推進力に

人事担当役員の池田さんと経験者採用で入社した若手社員3名による座談会。「“外”から見たブラザーの印象」「実際に入社してみて感じる他社との違い」「これからのブラザーの展望は?」「そこに求められる人材とは?」等々、ざっくばらんに語ってもらいました。

背景
01 01

代表取締役 専務執行役員
人事部、
経営企画部、ニッセイ事業 担当
池田 和史

これまでにブラザーインターナショナル(ドイツ) 取締役副社長、本社経営企画部長、ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.) 取締役会長などを歴任。2021年より現職。ブラザー工業を漢字一文字で表すと「直」。

02 02

ドミノ事業 産業用プリンター事業系で
メカ設計担当
2022年入社
K.K

前職は機械メーカーで樹脂部品の設計・構造解析などを経験。設計者としてスキルアップを目指してブラザー工業に転職。現在は産業用デジタル印刷機の設計に携わっている。ブラザー工業を漢字一文字で表すと「前」。

03 03

民生用プリンター事業系で
管理会計担当
2022年入社
S.Y

前職は航空宇宙関連メーカーで財務や人事を経験。転職の決め手は、ブラザー工業の「人」の魅力に心惹かれたこと。現在は事業部の財務担当として損益管理に携わっている。ブラザー工業を漢字一文字で表すと「温」。

04 04

新規事業系で
ソフトウェア開発担当
2021年入社
Y.U

前職はプリンティング業界でソフトウェア開発を経験。結婚を機に愛知県に移住し、新規事業創出への積極性と技術力の高さに魅力を感じブラザー工業に転職。現在はiPad用ノートアプリ「Buddy Board」の開発に携わっている。ブラザー工業を漢字一文字で表すと「共」。

Talk THEME 01

ブラザーの「強み」

池田 池田
私は1985年に入社してから営業、経営企画、海外法人、人事など7部署ほど経験してきたのですが、あくまで社内から見たブラザーしか知りません。そこで、経験者採用の皆さんにぜひ外から見たブラザーの印象や強みを教えていただきたいな、と。
Y.U Y.U
これは入社の決め手のひとつでもあるんですが、ブラザーは技術力が高いですよね。メーカーとしてハードウェアに強いだけでなく、ソフトウェアの技術もしっかりカバーしていますし。
池田 池田
技術力の高さは入社前から感じていたんですか?
Y.U Y.U
どちらかというと、選考面接のときですね。経験者採用の一次面接は技術部の責任者が同席する企業が多いのですが、多くの方はマネジメント業務が中心という印象を受けていました。けれど、ブラザーの方だけは選考面接でも技術的な話題でかなり盛り上がりまして。これはちょっとレベルが違うなと感じました。
K.K K.K
レベルが違うと言えば、社員食堂の美味しさも群を抜いてますよね。
一同 (笑)
K.K K.K
今や毎日の楽しみになってます(笑)。それはさておき、技術へのこだわりは強いですよね。私の上司もレビューの内容やフィードバックが示唆に富んでいて、いつも刺激を受けています。それに私は、「人が育つ環境づくり」というのもブラザーの強みだと思っていて。例えば社内講習などの研修プログラムも、自発的に受けたくなるような仕組みが整っていますし、メリハリをつけて働けるおかげで、スキルアップの時間もしっかり取れますからね。
S.Y S.Y
入社直後からチャレンジを歓迎してくれるのも、人が育ちやすい要因のひとつだなって思います。私自身、上司から「気になる点があればどんどん改善提案してほしい」と背中を押してもらったこともあり、毎月の業務報告資料一つとっても常にブラッシュアップを心がけていて、同じ資料を出したことがないんです。
Y.U Y.U
言われてみれば、私も入社直後から「BuddyBoard」の改善点を色々提案させてもらっているんですが、上司から毎回あっさりゴーサインが出るんですよね。経験者採用入社がまったくハンデにならないどころか、正直、ここまで私の好き放題やっていいんだろうかと驚くくらいです。
池田 池田
もちろん最低限守るべき規定はあるけれど、どの部署でも新しい発想とかチャレンジを後押ししてきた歴史があります。
S.Y S.Y
昔から続いているんですね。
池田 池田
それにブラザーの場合、一見突飛なアイデアであっても「At your side.」の“you”が存在しているかどうかが一番の肝。「何のためにやるの?」「お客様のためです」「じゃあやろう」というコミュニケーションはブラザーの定番とも言えますね。
ブラザーの「強み」

Talk THEME 02

ブラザーの「カルチャー」

池田 池田
皆さん、ブラザーのカルチャーや風土はどう感じていますか?
S.Y S.Y
私は「いい人が多いな!」って常々感じています。
池田 池田
いい人と言うと?
S.Y S.Y
人当たりが良くて、話しかけやすくて、小さな相談にもしっかり応えてくれる方ばかりという印象です。それに前職時代に人事担当をしていた際、採用イベントなどに参加すると学生さんから、「ブラザーの社員さんがすごく良かったです」という話を度々聞いていまして。あの噂は本当だったんだと妙に納得しました(笑)。
池田 池田
それはそれは…。あとで採用担当のメンバーを褒めておかないと(笑)。
K.K K.K
私の部署も皆さん親切ですし、上下関係や他部署とのつながりもすごくフラットですよね。些細な質問でもしっかり時間を取っていただけますし、「それなら○○さんが詳しいから取り次いであげるよ」とか「あの部署に相談してみようか」と一気に話が広がることもしばしば。あまりのスピード感に、「あ、まだそこまでの話じゃないんです!」とあわてて止めてもらったこともあるぐらいで。ガチガチに準備をしなくても気軽に相談できるのはありがたいです。
池田 池田
それは確かに昔からのカルチャーかもしれないなあ。他部署でも関係なく直接的にコミュニケーションができるし、フラッと相談ができる。なんだったら隣の席の社員も参加してきますしね。
Y.U Y.U
確かにブラザーはすごくオープンですよね。特に経営層と現場の距離感がすごく近い。
K.K K.K
それ、すごい分かります。
Y.U Y.U
私は今年、経験者採用の社員向けに開かれた、社長である佐々木一郎さんと語る会に参加したんですね。その時に一郎さんが「ブラザーのいいところも、悪いところもざっくばらんに話しましょう」と言ってくださって。本当に気兼ねなくと言いますか、何でも話せる雰囲気だったので、私もつい色々話してしまったんですが(苦笑)。でも、上下関係を越えてそういう会話をできること自体が、非常にいい空気だなって感じました。
池田 池田
これは私もそうなんですけど、今の経営層になっている人たちも、当時の上司にストレートに意見をぶつけてもそれを受け止めてもらっていて、ブラザーではずっと上下関係なくフランクに話をできることは当たり前だったんです。「自分は経営層でえらいんだぞ!」なんて思っている人はおらず、情報発信だけでなく皆さんからも広く意見を聞こうとする人ばかりです。社長と言えど、普通に時間があれば自分のことは自分で、とオフィスで掃除機かけてたりしますからね。
三人 (笑)
池田 池田
それにブラザーのグローバル憲章にもありますが、「At your side.」の“you”はお客様だけでなく社員を含めたすべてのステークホルダーが対象であって、“you”の前には万人が平等という感覚が強い。だから何事もオープンにしたいと考えているし、事業部ごとの垣根もないんです。
S.Y S.Y
そうなると例えば今後、池田さんに普通にお声がけしてもいいんですか…?
池田 池田
もちろん。むしろ「お話してください」とお願いしたいくらいです。
S.Y S.Y
いえいえ、そんなそんな…!
K.K K.K
こちらこそぜひお願いします(笑)!
ブラザーの「カルチャー」

Talk THEME 03

ブラザーの「これから」

池田 池田
まずは私から会社としての「今後の展望」について、ちょっとお話させてください。ここだけ経営層っぽく語ります(笑)。
三人 (笑)
池田 池田
これからに向けては3つのポイントがあると考えています。まず、ブラザーならではの価値創造を突き詰めなければいけない。我々はお客様の声を軸に「ブラザー・バリュー・チェーン・マネジメント」というユニークな仕組みを構築してきました。しかし、お客様が求める価値は時代によってどんどん変わりますから、リデザインしていくことが大事です。
S.Y S.Y
改善していく姿勢ですね。
池田 池田
そうです。次にどうアウトプットしていくかですが、これはBtoBへのビジネスの転換が重要になってきます。既存のBtoC事業を生かしながら、未来への備えもしっかりやる。だからこそ、「BuddyBoard」や産業用印刷機の新規事業もそうですし、P&S事業でも新しいお客様へ提供価値という取り組みを積極的に進めているわけです。
K.K K.K
たしかに、20代の社員にも「新しい製品を世に出そう」と突き進んでいる人がたくさんいます。
池田 池田
そして最終的に、「なぜそれをやるのか?」と言えば地球と社会のために貢献することがゴールだと考えています。価値を創造することで社会を豊かにしよう、地球環境に貢献しよう、働く人たちに幸福を感じてもらおう。それがグループビジョン「At your side 2030」の本質的な考え方なんです。どうでしょう、皆さんはこれから先のブラザーで実現したい目標はありますか?
Y.U Y.U
私は将来的には、特定の製品だけでなく、あらゆる事業の技術開発に関わりブラザー全体に貢献するエンジニアを目指したいです。
S.Y S.Y
私は短期的な目標ですが、まずは幅広い業務知識や多角的な視点を磨いて、周りに「もっとこうしたほうがいい」と改善のアドバイスができる存在になりたいです。
K.K K.K
自分の場合、今は技術のボトルネックを解消することに面白さを感じていますが、将来的には目の前の製品だけでなく、事業部の戦略全体を考え発展させていけるエンジニアになるのが目標ですね。
池田 池田
これからの発展を考えれば、新しい仲間を迎えることも重要です。皆さんはどんな人と一緒に働きたいですか?
K.K K.K
自分からトライする人ですね。言われたことをやるだけじゃなくて、何かプラスアルファを考えて動ける人がいいと思います。
Y.U Y.U
あ、私も同じ考えです。同じことを淡々とこなしたり、言われたことをやるだけでは物足りない人、現状を改善していける人がいいと思います。
S.Y S.Y
実は私もまったく同じように考えていて(笑)。上司の指示を待つよりも、自分から「もっとこうしたい」と考えて、周囲を巻き込んでいける方と一緒に働きたいですね。
池田 池田
私はもう一声、皆さんのイメージよりももっと尖ったユニークな人も歓迎したいです。少々破天荒であっても、「自分がこの会社を変えてやるんだ!」という気概を持った方に出会えたら嬉しいです。
ブラザーの「これから」 ブラザーの「これから」

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