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プリント日和

『どうぶつしょうぎ』ルール考案者 北尾まどか先生&イラストデザイナー 藤田麻衣子先生インタビュー

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『どうぶつしょうぎ』は、3×4の12マスの盤と駒8枚の小さな世界で繰り広げられる、新しい将棋ゲームです。簡単なルールなのに奥が深く、親子で一緒に楽しむことができます。

以前『プリント日和』で、2月6 日(土)に開催された『ペーパークラフトどうぶつしょうぎ大会@ブラザー』イベントの様子をお届けしました。

今回は、そんな『どうぶつしょうぎ』のルール考案者で女流棋士の北尾まどか先生と、イラストデザイナーで元女流棋士の藤田麻衣子先生へのインタビューをお届けします。

『どうぶつしょうぎ』考案のバックストーリー

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——本日はよろしくお願いします。まず、北尾先生が『どうぶつしょうぎ』をつくろうと思ったきっかけについて教えてください。

北尾:私は将棋を教える機会が多くあるのですが、私の教室には将棋の駒の名前も、動かし方もまだ知らない小さな子どももたくさん来るんです。そういう初心者の子ども向けの教材を作りたいなあと思っていました。

子どもはわからないことが多いと飽きてしまったり、集中力が切れてしまったりするので、なんとか初心者にも簡単にできるような小さなゲームを作りたくて、このどうぶつしょうぎのルールを考案しました。

将棋って、「彩りがあまりない漢字の世界」というイメージだと思うのですが、それをカラフルでデザイン性のあるものにしていこうと私自身トライしていました。そこに藤田さんの可愛いイラストが加わって、今のどうぶつしょうぎの形になったんです。

——これまでの体験教室などで、子どもたちからの反響はありましたか?

北尾:イラストやカラフルなものの力って大きくて、置いているだけで子どもがすごく寄ってくるんですよ。可愛くて、子どもでもできる簡単な将棋ということで、良いもの同士が組み合わさり、うまく広まっていったなという感じを受けています。

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なので、「置いているだけで子どもたちが寄ってくるゲーム」というのが、今までの将棋を教えているときと全然違うところかなという感覚ですね。

藤田:今までの将棋教室だと、男の子がほとんどだったのですが、どうぶつしょうぎ教室だと、女の子が半数とか、男の子よりも女の子が多い場合もありますね。

『どうぶつしょうぎ』の駒には動きのガイドが付いているので、将棋のルールを知らなくてもすぐに対戦できるようになっています。だから将棋を知らないお母さんでも教えられるというのがポイントですね。

——北尾先生・藤田先生は、今回ブラザーよりペーパークラフト化のお話を持ちかけた際、どのような印象をお持ちになりましたか?

北尾:将棋を教える際の課題とか難しさって、平面な感じにあるんですよね。将棋の駒は平面で、チェスのように駒を立体にできたら、言葉の読めない子どもや、外国の方でもできるようになるなと思っていたところに、ペーパークラフト化のお話を頂いたので、これで実現できるなと思って、すごくワクワクしました。

藤田:これまで色々なアイデアをもらってきた中でも、立体化って実はあまりなかったんですよね。珍しいアイデアだったので、すごく夢があるし、「これは!」と思いましたね。

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ユーザー層がぴったり合うから「親子で作って実際遊んでみよう」とか、印刷だけじゃなくて、親子の会話が生まれたり、コミュニケーションが広がるという次のステップもあり、双方にとって良い企画だなと思いました。

——藤田先生が駒のペーパークラフトのデザインを作成された際、特に工夫された点はありますか?

藤田:例えば、「ちゃんと子どもでも持てる大きさか?」とか。あとは「ライオンがちゃんと主役というのがわかるか?」という点は特に工夫しました。単なる可愛いフィギュアとしてではなく、将棋の駒としての機能を大事にしたくて。

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平面の駒だと分かりづらかったこともあったんですけど、それをライオンだけ豪華なつくりにして「これが主役だよ」という印象にしました。

あと、将棋の立体化が難しかった理由として、「成り」を表現することができなかったというのがあったので、動物の台座に動ける方向の印をつけるというアイデアは他の商品にも応用できるのかなと思いますね。

『どうぶつしょうぎ』の特徴と子どもへのメリット

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——次に、一般的な将棋と比べた『どうぶつしょうぎ』の戦術の組み立て方の特徴について教えてください。

北尾:将棋って、駒が取れる状態になるまで結構手数がかかるんですよね。あと盤面を見たときに動かせる可能性って山ほどあって、何を選んだらいいかわからないというところがあります。

それに比べて、『どうぶつしょうぎ』は盤面が凝縮されているので、最初から接近戦で駒が取れたりするんですね。だからこそ、”攻める”ということがとても大事で。積極的にどんどん前にいくことが必要です。

あと将棋には「先手を取って攻める」という言葉があるんですけど、『どうぶつしょうぎ』も、一手ちょっと待つような手を指してしまうと、その瞬間に一気に攻め込まれてしまって負けちゃったりするので、どんどん前向きにいく方が、『どうぶつしょうぎ』では勝ちやすいなと思っています。

——『どうぶつしょうぎ』をペーパークラフトとして作り、そして遊ぶことによって、子どものどんな力を引き出すことができると思いますか?

藤田:子どもって、ペットボトルのおもちゃとかでもすごく楽しく遊びますよね。それと同じく、ペーパークラフトを作る過程で工夫や想いが込められるし、完成したときも、駒を大事にする愛着心が生まれるかなと思います。

私の子どもと遊んでいたときは、最初キリンしかなかったんですけど、「ママもうキリン将棋やろう!」って言いはじめて、ふたりでキリンの取り合いをしていましたね。(笑)そうやって、”自分で新しい遊びを発想する力”を育むこともできるのかなと思います。

『ペーパークラフトどうぶつしょうぎ大会@ブラザー』を振り返って

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——過去に実施された大会と、子どもたちの反応で異なる点はありましたか?

北尾:今回のイベントではご家族皆さんで来て、あちこちを回って楽しむという方が多かったですね。幼児コーナーの積み木で遊んでいる子もいれば、親子で刺繍コーナーやクラフト体験コーナーに集まったり、将棋コーナーで遊ぶお兄ちゃんもいたり。まるで皆さんの家庭の中にいるような感覚になれて、そこがすごく嬉しかったですね。

藤田:色んなイベントがあって、今回は特に保護者の方が楽しそうでしたよね。お母さん方が体験ブースの列に並んでいる間に、子どもたちは将棋で遊んでいるといった上手な連携なんかも見られましたね。

——今回、ペーパークラフトだけでなく、刺繍体験などブラザーとのあらたなコラボレーションがありましたが、その点について新たな発見などはありましたか?

北尾:布って子どもが触って嬉しいものだと思うんですよね。これで盤や駒を作って、それをハンカチのように持ち歩いてゲームできるような製品ができたらいいなと考えていました。

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『どうぶつしょうぎ』の盤は、長方形でA4の形に収まるように作っているんです。もとから汎用性を意識しているので、ランチョンマットやテーブルクロスにしたり、色々と応用や展開ができます。そういう所でもご一緒できたらいいなと思いました。

藤田:刺繍体験ができたり、写真を撮ってその場でプリントできたり。ブラザーさんの機材をフル活用していて、それがすごくよかったですよね。家電メーカーって専門的なイメージがあったんですけど、子どもに寄り添うことでこんなに色んな企画ができるんだなと思いました。

『どうぶつしょうぎ』を通して、ブラザーさん側も実際のユーザーの方と触れ合えて、ダイレクトに反応を味わえる良い機会になったのではないでしょうか。

『どうぶつしょうぎ』の今後の展開について

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——『どうぶつしょうぎ』の今後の展開について、何か考えていることはありますか?

北尾:私は将棋人口の拡大を目指していて、将棋を日本だけではなく、海外でも広めているんですね。『どうぶつしょうぎ』は言語依存がないものなので、世界中に広めていけるのではないかと思っています。実際、ファンの方が増えてきています。将来的には、『どうぶつしょうぎ』で子どもの世界大会を開催するというのが夢です!

藤田:『どうぶつしょうぎ』はただの商品としてではなく、日本の文化として残していきたいですね。本日のイベントでも、「どうぶつしょうぎのセットは持っているけど、遊び方がわからない」という方がすごく多かったんですね。

ですので、全国に『どうぶつしょうぎ』を教えられるサポーターのような人を増やして、各地で大会を開いて、それが子どもたちの励みになるような環境を作っていきたいですね。

——最後に、全国の『どうぶつしょうぎ』が好きな子どもたちにメッセージをお願いいたします。

北尾:『どうぶつしょうぎ』はすごく短い時間で対局が終わるんですけど、その分多くの人と対戦ができます。『どうぶつしょうぎ』を知らないお友達がいたら、その子に教えて、どんどん仲間を増やして、みんなで『どうぶつしょうぎ』を楽しんでくださいね!

藤田:『ペーパークラフトどうぶつしょうぎ』は、1体からでも遊ぶことができるので、子どもに自由に遊び方を発想させてあげるのもおすすめです!ぜひ一度作ってみてくださいね!

——素敵なお話ありがとうございました!

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