プリント日和|暮らしに役立つ情報とプリンター活用術をご紹介!
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教育更新日:2023-02-28

【在宅学習】A3対応プリンター・複合機を中学受験におすすめする5つの理由

料理をする男性と勉強する少女

中学受験必勝のポイントは、過去問や模擬問題を繰り返し解き、試験当日に全力を出せる環境と体力をつくることだと言われています。そして、それらをかなえるために必要な「過去問」「プリンター・複合機」「スケジュール管理」が、中学受験の三種の神器と呼ばれています。


ポイントをおさえた繰り返しの在宅学習と、試験当日に近しい学習環境を用意することに「過去問」と「プリンター・複合機」が、勉強の効率と心身健康を保つために「スケジュール管理」が大活躍!そのうちの「プリンター・複合機」は、【A3サイズ対応のインクジェット複合機を秋までに導入する】のが最もおすすめです。


しかし、プリンター・複合機は安い買い物ではありません。この記事では、中学受験のためだけではなく、受験が終わった後にも大活躍するプリンター・複合機の選び方をご紹介します。

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中学受験の在宅学習に「A3サイズ対応プリンター・複合機」がピッタリな理由5つ

合格祈願のハチマキと文房具

プリンターとは、パソコンで作成したファイルなどを印刷する機能に特化した機器です。一方、複合機とは、コピー、プリンター、スキャナー、FAX、ステープラーなど複数の機能がひとつにまとまった(複合した)機器を指します。

   

中学受験の在宅学習では【A3サイズ対応のインクジェット複合機】があると便利と言われていますが、それはなぜなのでしょうか。どんな機能がどのように中学受験の自宅学習で役立てられるのか、5つのポイントからひもときます。

中学受験本番の解答用紙は、ほとんどが【A3】か【B4】サイズです。普段からこのサイズの解答用紙に慣れておけば、試験本番の緊張を和らげ本領を発揮しやすくなります。特に記述問題は、用紙のサイズで書ける文量が変わるので、練習用紙を本番に合わせるのは重要なポイントです。

「実際の解答欄の大きさで練習するには、指定の倍率で拡大コピーをして印刷してください」と注意書きのある問題集もあるほど、中学受験では「本番のサイズと同様のA3またはB4のプリント」で行う自宅学習方法を取り入れている家庭が多い傾向にあります。A3サイズ対応の複合機なら、自宅で何枚でもA3サイズやB4サイズのコピーができるので、すぐにこの学習法を始められます。

A4とB4紙のサイズ比較表

2. 過去問や塾のプリント等を繰り返し解きやすくなる

中学受験本番の解答用紙以外にも、中学受験の勉強で多用されるのは【B4】サイズと言われています。

塾のテキストや、配布される印刷物のサイズ、過去問・赤本のサイズにB4が多いからです。中学受験本番の解答用紙で最大のサイズ【A3】になりますが、B4はそのひとまわり小さいサイズ(上の「ノート・テキスト・入試本番のプリントなどのサイズ比較表」を参照)になります。

つまり、ご紹介した「本番における解答用紙のサイズはA3・B4が多い」という点と合わせて考えると、中学受験の自宅学習では「B4かそれ以下のサイズを、A3もしくはB4に拡大コピーをする」という複合機の使い方を頻繁に繰り返すことになります。

しかし、家庭用プリンター・複合機の基本サイズは、【B4】より小さい【A4】サイズが一般的です。A4サイズ対応のプリンター・複合機の場合、そのひとまわり大きいB4サイズのものをコピーしたり印刷したりはできません。

B4サイズのプリントやノートを半分ずつ機械で読み取らなければならないため、コピーやスキャンの作業にかなり手間がかかってしまいます。B4サイズのプリントやノートを半分ずつ機械で読み取らなければならないため、コピーやスキャンの作業にかなり手間がかかってしまいます。結果、過去問や塾のプリントの繰り返し学習や、テストの解き直しの効率が格段に下がってしまうことにつながりかねません。

その点、A3サイズ対応の複合機なら、A3より小さいB4をそのまま一度でスキャンでき、すぐにA3に拡大コピーもできるので、スキャンの手間を省きながらプリントをより見やすくできます。

3. 在宅学習をさらに効率化できる(暗記力UP・副教材の軽量化・スケジュール管理)

A3サイズ対応プリンター・複合機があれば、暗記が必要なプリントやポスターをA3サイズに拡大コピーして見やすくできるので、暗記型の勉強効率が上がるはずです。

少し大きくて重い図録や図鑑などの副教材や資料も、必要なところだけコピーをして活用すると軽量化もできてとっても便利。こどもが持ち歩く時にも、身体への負担を軽減できます。スケジュールもA3に拡大して貼り出せば、こどもも大人も見やすくなり、スケジュール管理もしやすくなります。

このように、A3サイズ対応の複合機が家にあれば、手軽に在宅学習の効率を向上できるようになるでしょう。

4. 塾や学校のプリントをスッキリ保管できる

中学受験生のいるご家庭では「塾や学校のプリント類の置き場所をどう確保するか」も問題のひとつ。しかし、これもスキャン機能のある複合機があれば解決に役立つでしょう。

プリント類やテキストをデータ化して必要なプリントだけ残し、あとは処分できるので置き場所に悩むこともなくなります。思い切って処分してしまっても、データさえあればいつでもプリンター・複合機で印刷して、また利用できます。

さらに、クラウド連携ができる複合機を選べば、スキャンしたデータをどんどんクラウドの保存領域に保存できたり、ちょっとした空き時間にスマートフォンからそのデータを整理できたりもするので、重宝するはず!

A3サイズ対応の複合機なら、プリントがA3でもB4でもスキャンが一度で済むので、データ化する手間も少なく済み、データ化&処分してスッキリ!のこのサイクルも回しやすくなります。

5. 高校・大学受験やそれ以外にも活用できる

塾や学校のプリント類以外にも、思い出として残しておきたい紙類の保管も悩みどころ。こどもが大きな画用紙に描いた絵も、原稿用紙に書いた感想文も、A3サイズ対応プリンター複合機があれば簡単にデータ化しやすくなるので、紙を処分してしまっても思い出をデータにしていつまでも残しておけるようになります。

また、3年先の高校受験・6年先の大学受験の際にも、過去問・赤本対策は定番の学習法。塾や予備校で配布されるプリントの管理も必要になるので、こどもが成長してもA3サイズ対応のプリンター複合機の役目は尽きることはないでしょう。在宅ワーク(テレワーク)でも、写真の管理・印刷でも、対応サイズが大きいA3の方が活躍できる場面もたくさんあるはずです。

さて、A3サイズ対応プリンター・複合機が中学受験に適しているとわかったところで、いざプリンターを購入するとなると、より細かい機能やスペックの選定が悩ましいところ。ここからは、さらにあなたのご家庭にあったプリンター・複合機を選定する際のポイントを3つご紹介します。

家庭に合ったプリンター・複合機を選定する際のポイント

テキストを見て勉強する男の子

各家庭に合ったプリンター・複合機を選ぶ場合に、ポイントとなる3つの確認事項を紹介します。それは、「印刷方式の違い」「給紙トレイの数」「自動原稿送り機能の有無」の3つです。それぞれ詳しく紹介します。

【選定ポイント①】レーザープリンターかインクジェットプリンターか

多くの保護者のみなさんが迷うポイントが、「レーザープリンターか、インクジェットプリンターのどちらにするか」という点です。厳密にどちらが良いかを判断するには、現状の印刷量から試算する必要はあります。

しかし、一般的な中学受験対策としての用途であれば基本的にはインクジェットプリンターで対応可能でしょう。

レーザープリンターのメリットは印刷スピードの速さで、デメリットは性能が高いため機器本体が高価で大型になりがちな点です。一方、インクジェットプリンターの印刷スピードはレーザーほどではありませんが、ランニングコストもレーザーよりは安価で、機器本体も小型のものが多いことです。

また、現在では家庭用プリンター・複合機の性能もかなり向上してきたので、中学受験で一般的な印刷のスピード・量なら、インクジェットプリンター程度の印刷スピードでも問題なく利用できます。

それでもまだ迷うようなら、メーカーのショールームや、家電量販店のプリンターのコーナーにいる店員さんに相談し、実物の印刷サンプルを見てみることをおすすめします。

【選定ポイント②】給紙トレイは1段にするか2段にするか

給紙トレイは、多ければ多いほどコピー作業を効率化できます。原稿サイズに合わせて、印刷する度に用紙サイズを変え給紙トレイにセットし直すのはかなり非効率。

例えば、ノートの見開き(B4)と片面1ページ(B5)を一度にスキャンし、それぞれA3・A4に拡大コピーする場合、給紙トレイが2つあれば便利です。それぞれの給紙トレイにA3とA4用紙を入れっぱなしにしておくだけで、どんどん印刷をすすめられます。

給紙トレイの数が増えるだけなら、プリンター・複合機本体の横幅サイズは大きくは変わりません。「高さ」は変わりますが「横幅」はあまり変わらないモデルが多いので、給紙トレイがひとつ増えたくらいでは置き場所に困ることもないでしょう。

コピー用紙のサイズを頻繁に変えなくても良い、というのは使い始めると思った以上に快適なので、給紙トレイは多いものがおすすめです。

【選定ポイント③】自動原稿送り機能(オートドキュメントフィーダ:ADF)は必要か

オフィスの複合機のように複数枚をまとめてスキャン・コピーができるようになる自動原稿送り機能(オートドキュメントフィーダ:ADF)も、注目の機能です。

スキャンしたいプリントやテキストを一度セットさえすれば、あとは自動でどんどんスキャン・コピーができるので、一枚ずつ手動でスキャンする手間をほぼゼロにできます。塾のプリントやテキストなど、複数枚を一度にスキャン・コピーすることが多い場合は、このADFも注目しておいて損はないと言える機能です。

それぞれの家庭での印刷量や用途と上記の3つの選定ポイントをすりあわせれば、中学受験前も受験が終わった後もご家庭でフル活用できるプリンター・複合機に出会えるはずです。

【これだけあれば十分】中学受験の在宅学習に必要なプリンター・複合機のスペック

算数のプリントとコンパス

中学受験でのプリンター・複合機の使い方、そして選定ポイント①を考慮すると、中学受験の自宅学習で使うプリンター・複合機には、【A3サイズ対応・インクジェット・複合機】の3つをおさえておけば、おそらく不便に感じることはないでしょう。

選定ポイント②でお伝えした給紙トレイの数、選定ポイント③のADFの有無については、あればあるほど便利にはなりますが、そこは実際のスキャン数・印刷量と予算のバランスを考慮して選定するのがベター。

家庭内で複合機を利用する人が多い、在宅ワーク(テレワーク)など他の用途でも利用する、など用途が複数になるようなら、給紙トレイは多く、ADFが搭載されているモデルが理想的です。

最後に、ランニングコストも考える必要があります。勉強すればするほどたくさんスキャン・印刷することになるはずなので、プリンター・複合機本体が安くても、インクが高いとランニングコストが高くついてしまうので、コストパフォーマンスの良い大容量インクが選択できるプリンター・複合機本体を選ぶのも重要なポイントになるでしょう。

なお、毎年秋ごろからプリンター・複合機が品薄になる傾向にあるので、もしご検討中の場合は、お早めのご購入をおすすめします。

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まとめ

賢くプリンター・複合機をフル活用すれば、中学を受験するお子さまを全力でサポートする保護者のみなさまの負担も軽減できます。受験が終わっても活用できるシーンが多い機器でもありますので、もしまだ持っていない・今の機器に満足をしていないなら、これを機にぜひ新しいプリンター・複合機をご検討ください。

     
A3プリンターは在宅学習におすすめ

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