【愛犬におしゃれをさせてあげたい！】毎日が楽しくなるペットのウェアを選ぼう

ドッグウェアのメリット

「服を着せるのって犬にとってはどうなの？」と疑問を持つかもしれませんが、犬が健康に暮らすためのメリットも数多くあります。

体温調節

気候によって上着を脱いだり、厚手の服を着たりすることができる人間とは異なり、犬は体温調節が自分でできません。内側がボア素材やフリース素材でできているものや、冷感仕様の服を着せてあげることで、愛犬の体温調整のサポートが期待できるでしょう。

汚れから守る

犬は人間よりも地面に近く、散歩中に水たまりの撥ねた泥が付着してしまうこともあるでしょう。また、オナモミのような植物がくっついてしまえば、毛と絡まってなかなか取れないためにカットせざるを得ない状況になるかもしれません。

服を着せてあげれば、汚れから愛犬を守ってあげることにもつながります。

日焼けから守る

人間と同様に、犬も紫外線の影響で皮膚炎になってしまう可能性があります。フレンチブルドックのように毛が短く、薄い犬種は特に紫外線の影響を受けやすいため、服を着せることで紫外線から守ってあげられます。

病気の治療中にも

病気やケガの治療中、塗り薬を塗ったところを愛犬が舐めてしまう可能性もあります。しかし服を着せていれば、患部を舐めてしまうのを防ぎ、完治を早めることも期待できるでしょう。

ドッグウェアの選び方

ドッグウェアはさまざまなデザインのものが実店舗、オンラインショップを問わず販売されています。一目惚れしたデザインのものをすぐに購入……といったことを避け、適したものを購入するためのポイントを押さえておきましょう。

また、服に対して苦手意識を持たせないためには、服を着せられたらたくさん褒めてあげたり、おやつをあげたりするとよいでしょう。決して無理に着せるのではなく、「着たらいいことがある」という認識が自然に持てるよう働きかけていくのが重要です。

サイズ

ドッグウェアはサイズの合ったものを選んでおかないと、愛犬にとってストレスに感じて着るのを嫌がってしまいます。

サイズ表記はS・M・Lなど以外にも、「大型犬用」「チワワ用」といった犬種を指定したサイズも発売されています。大き過ぎるサイズではどこかに引っかかってケガをしてしまう懸念もあるため、実店舗に行って試着したり、サイズを測ってもらったりするのがおすすめです。

また、自分でサイズを測る際は、「首回り」「背丈」「胴回り」の3点を測定します。「背丈」は首の付け根～尾の付け根までを、愛犬が伏せをしている状態で測りましょう。同様に「胴回り」は前足の後ろ、胴の一番太い箇所で、「首回り」は首の根元の一番太い箇所です。

全体的に毛量にボリュームがある犬種の場合は、余裕をもって1サイズ大きいものを選ぶと安心です。

デザイン

せっかくのドッグウェアだからこそ、デザインにもこだわりたいところ。メーカーによっては飼い主とのリンクコーデができるデザインもあるため、お散歩や旅行に着ていくと特別な思い出もできそうですね。

ただ、気をつけておきたいのはなるべく装飾の少ないものを選んであげること。好奇心旺盛な犬種の場合、うっかり装飾を食いちぎって誤飲してしまうことも考えられます。なるべくシンプルなデザインを選ぶように意識しましょう。

着脱性

マジックテープで留めるタイプのウェアは着脱が楽ですが、毛に絡まってしまう懸念も。ポンチョ型はさっと着せられるため、まだウェアに慣れていない頃は着脱が簡単で時間のかからないものを選んであげても良いでしょう。

素材

秋〜冬にかけ、犬種によっては静電気が発生しやすくなります。着せる服には、静電気の起こりにくい綿や毛（羊毛）の素材のものを選ぶと静電気が防止できます。

おしゃれなドッグウェアによって愛犬と長く一緒に過ごすこともできる

「飼い主の好みで一方的に着せられている」と、愛犬に服を着せることにネガティブな印象を持っている方もいますが、ドッグウェアは愛犬をさまざまな危険から守る効果もあります。おしゃれを楽しみながら、愛犬の健康な毎日をサポートできるといった方向で考えると、とても素晴らしいものだといえるはず。

ただ、もちろん服が苦手な犬も少なくないため、まずは首輪などから徐々に慣れさせてあげましょう。ブラザーのホームページでは、リボンがとてもかわいいおしゃれ首輪の作り方がダウンロードできます。飲み物やエチケット袋など、散歩の必需品を入れるバッグとお揃いにできるため、周りから「どこで買ったの？」なんて驚かれるかも？

かわいい生地で作ったおしゃれ首輪で、お散歩をもっと楽しくしてみてくださいね。