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従業員とともに

多様な働き方の支援

多様な働き方を支援するために

各自のライフスタイル選択を支援する制度を制定

ブラザーグループでは、従業員が多様なライフスタイルを選択できるよう、各国・各地域の法律、労働環境、従業員の状況を踏まえ、勤務体系に柔軟性を持たせるなど、個人の事情に合わせた働き方を可能な限り支援しています。
例えば、少子高齢化が問題となっている日本では、育児や介護を支援する企業内制度の充実など、家庭と仕事の両立を可能にする施策が求められています。そこで、ブラザー工業では、育児・介護休職制度や短時間勤務制度など、育児・介護と仕事の両立を可能にする制度の整備を進めてきました。
2006年9月には、制度の利用期間を拡充し、育児のための短時間勤務を小学3年生の3学期末まで、介護休職・介護のための短時間勤務を通算3年間に延長できるよう変更しました。2009年度には、37名(男性2名)が、2010年度は44名(男性10名)が育児休職制度を利用し、2007年度から2010年度までの育児休暇取得者職場復帰率は100%となっています。さらに、外部講師を招き、管理職を対象にした「タイムマネジメント講演会」を実施するなど、両立支援ができるような環境整備を進めております。

ワーキングマザーの自主的な交流・発信活動

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を目指す“Brother Mothers’”

マザーズ活動の目的
毎月開催している「持ち込みランチによるオフ会」
毎月開催している「持ち込みランチによるオフ会」

仕事への情熱・愛着を持ちながらも、育児や家庭の両立に悩むワーキングマザーをとりまく環境整備は、社会的な課題です。こうした現状を少しでも改善しようと、国内のブラザーグループのワーキングマザー有志が集まり、2006年に“Brother Mothers’”(以下、マザーズ活動)を立ち上げました。

これは、ワーキングマザーがネットワークを形成し、各部門やグループ会社に点在する従業員が情報・課題を共有しながら、仕事・育児・家庭をバランスよく両立させる工夫やヒントを見いだしたり、会社に新たな制度を提案するなどして、より働きやすい風土を醸成しようというものです。

マザーズ活動では、仕事と育児を両立するための情報や体験談を発信する「Mothers’ブログ」、毎月開催する「持ち込みランチによるオフ会」などを通じて、交流や意見交換を行っているほか、各部門で企画中の子育て層を対象にした商品開発の調査などにも協力しています。

また2010年度は労働組合とマザーズ活動に参加しているメンバーが協同して、労働協約改善に向け、ワーキングマザーの現状を踏まえた意見を提案し、育児休職期間の一ヶ月延長と、待機児童となった場合の例外事項追加が実現されました。

今後もマザーズ活動を通じて、実情に合った会社制度になるための情報の提供はもちろん、妊娠・出産期に限定せず女性が長く働き続けるような母性健康管理推進や、優秀な女性技術者が長期的に充実したキャリアを形成できるような提案を続けてまいります。

ボランティア活動の推進

ボランティアに取り組む従業員を支援

ブラザーグループは「グローバル憲章」の「基本方針」の中で、地域社会への貢献について考え方を定め、事業展開する国・地域でよき企業市民となるよう、さまざまな活動に取り組んでいます。また、ブラザーグループの従業員が実践する自発的なボランティア活動を積極的に応援することで、間接的に地域社会に貢献したいと考えています。こうしたなかブラザー工業は以下のような施策を通じて、ボランティアに取り組む従業員を支援しています。

  • ・ 全従業員を対象とした「ボランティア休暇」制度の実施
  • ・ ボランティア活動保険の費用負担
  • ・ 従業員ボランティアチームの育成とチームによる社会貢献活動の推進
  • ・ ボランティア活動で地域社会に貢献している従業員を表彰する「ボランティア表彰」の実施
難病の子どもたちに手作りのプレゼントを贈るボランティア活動
難病の子どもたちに手作りのプレゼントを贈るボランティア活動

2010年度は、以下の3つのテーマに沿った活動に取り組む従業員ボランティアチームの育成を進め、各チームが企画する従業員参加型の社会貢献活動を実施しました。

  • ・ 環境知識の習得など、環境啓発活動
  • ・ モノ創りの楽しさを地域の子どもに伝える社会教育活動
  • ・ ミシンを使った手作りのプレゼントで難病の子どもたちを支援する活動

また「第3回ボランティア表彰」が実施され、77名の個人と7つのチームが表彰されました。表彰式では、会社を代表してブラザー工業社長の小池から賞状が渡され、これまでの活動への感謝と今後のさらなる活躍に向けた期待と励ましの言葉が贈られました。また、社内イントラネットに開設したWEBサイト「ボランティア応援WEB」に受賞者の活動を紹介し、従業員にボランティア活動の意義や楽しさを発信しました。

従業員ボランティアチームによる東日本大震災復興支援の取り組み

支援物資収集活動で、支援物資を提供する従業員
支援物資収集活動で、支援物資を提供する従業員

2011年3月に東北地方を襲った東日本大震災に対し、従業員が広く参加できる復興支援活動を検討するため、有志従業員による検討チームが立ち上がりました。検討チームでは、地域の災害支援ボランティア団体と連携した支援物資の収集活動、被災地で必要となるぞうきんをミシンで作る活動、被災地から愛知県に避難されている方々の交流を図る活動など、広く従業員が参加できる活動を検討しました。
2011年5月には、愛知県内の6つの工場で支援物資収集活動が実施されました。4日間の活動期間中、ブラザーグループの従業員約300人が参加し、タオルや春・夏の新品衣料品など、段ボール75箱分の支援物資が集まりました。衣料品は、地域のボランティア団体を通じて宮城県の被災地に送り届けられ、タオルは引き続き従業員の協力で雑巾にして被災地に送り届けられる予定です。

こうした取り組みを通じて、ブラザーグループの中で、社会や他者に貢献しようという気持ちを持つ従業員が少しでも増え、ボランティアの輪が広がっていくことを目指しています。


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