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【食欲の秋がやってきた!】今こそ知りたいテーブルコーディネートのコツ
食欲の秋を迎えると、美味しい料理を楽しみたいという気持ちが高まりますよね。外食も良いですが、自宅での食事時間にもこだわってみてはいかがでしょうか。
今回は、いつもの食卓をより素敵な空間にする、テーブルコーディネートのコツを紹介します。テーブルを華やかにすることで、自宅にいながら外食気分が味わえますよ。
【食事別】テーブルコーディネート
テーブルコーディネートとは、季節や料理、イベントなどのテーマに沿ってテーブルを彩ることです。食器の並べ方やアイテムの選び方について、食事別に紹介します。
和食
和食の基本は一汁三菜です。食器の並べ方は、昔から根付いている左上位(※)の考えが基盤となっているのだそう。主食は左手前に置き、右手前に汁物、右上に主菜、左上に副菜、真ん中に副副菜を並べます。
おかずが多い分、小鉢や豆皿など食器選びの幅が広がります。落ち着いた色味の料理が多い和食は、濃い色の器と相性抜群!お盆の上に食器を並べたり、和風柄のランチョンマットを使用したりと、少しの工夫で一気に華やかな食卓になりますよ。また、食事に合わせた箸置きを選ぶなど、小物に遊び心を忍ばせるのもおすすめです。
洋食
洋食のテーブルセッティングは、正面にお皿、右側にナイフ、左側にフォークを置く形が基本です。このとき、ナイフの刃先はお皿に向くように置きましょう。必要に応じて、スプーンはナイフの外側、グラスは右上にセットします。
テーブルクロスを敷くと料理の見栄えが良くなり、統一感も生まれます。カジュアルな食事には、テーブルクロスの代わりにランチョンマットを敷くのがおすすめです。ビニール製のものは汚れを拭き取りやすいので、お子さまがいる家庭にぴったりですよ。
知っておきたいナプキンの使い方やおもてなし方
食事中に手や口を拭くために使用するナプキンにも、正しい使い方があるのをご存知でしょうか。ナプキンを使う際のマナーとともに、おもてなしの心が伝わるナプキンワークを紹介します。
膝の上に置いて使う
ナプキンを2つ折りにし、折り目を手前にして膝に乗せましょう。縫い目のない方が表になるように畳んでくださいね。食事後のナプキンは、角を少しずらすように畳んでテーブルに置きます。きれいに畳むと「食事に満足していない」というメッセージになってしまうため、注意が必要です。
汚れが見えないように使う
2つ折りの状態から1枚めくり、裏側の面で手や口を拭います。この方法なら、汚れが人の目に触れず、服を汚すこともありません。中座する場合も、汚れが見えないように折りたたんで椅子の上に置きましょう。
ナプキンワークに挑戦する
応用編として、初めてでも手軽にできる、簡単なナプキンワークを紹介します。ホームパーティーなどのイベント時はもちろん、日々の食卓に華やかさを添えたいときにもおすすめです。おしゃれなデザインやメッセージ性のあるナプキンワークは会話の種になり、食事会の盛り上げ役としても活躍してくれますよ。
ダイアゴナル
シンプルなデザインで、どんな食事シーンにも活躍するナプキンワークです。折り目でできたポケット部分に、カトラリーや花を挿すことができます。
作り方
1.四角形になるよう四つ折りにする
2.1枚目を約3cm幅で半分まで折りたたむ
3.1枚目と同様に、2枚目を折りたたむ
4.裏返して、長方形になるように三つ折りする
5.ポケットのある面を上にして完成
デルタ
立体的なデザインで、パン皿やコースターとしても使えます。ちょっとしたメッセージカードを置くなどのおもてなしにもぴったりですね。
作り方
1.両端を真ん中に合わせて折る
2.さらに半分に折り、長方形を作る
3.横長に置き、真ん中に合わせて両端を折り下げる
4.半分に谷折りしながら、左右の四角形を重ね合わせて完成
シャツ
一気に会話が弾みそうな、シャツ型のナプキンワークです。襟元に蝶ネクタイをプラスしたり、ナプキンの柄を変えたりと、食事シーンに合わせてアレンジしてみてくださいね。
作り方
1.三角形になるよう半分に折る
2.両端を頂点に重ね、内側に折り込む
3.左右の端を裏側に折り込む
4.合わせ目を折り返して襟を作り、完成
ナプキンリング
ナプキンをリボンやタッセルで留めるアレンジです。リングの素材を変えるだけで、様々な食事シーンに活用できますよ。
作り方
1.三角形になるよう半分に折る
2.三角形の長辺から蛇腹折りにして、両端を中央に寄せる
3.両端をリボンやタッセルで留めて完成
アイテムの選び方
どのようなアイテムを取り入れるかで、テーブルコーディネートの幅が広がります。初心者の方でも挑戦しやすい、アイテム選びのポイントを紹介します。
お皿のサイズ
お皿選びのポイントは、サイズを重視することです。オードブルなどに使われるプラター(直径27〜33cm前後)は、ホームパーティーや誕生日会などのイベント時に活躍します。ディナー皿(直径27cm前後)は前菜や主菜に使われることが多く、存在感のあるサイズです。
ほかにも、サラダやライス用としても使えるデザート皿(直径21cm前後)や、深さのあるスープ皿(直径20cm前後)など様々な大きさのお皿があるので、料理やシーンに合わせた大きさのものをチョイスしましょう。
調味料入れといった小物を活用
調味料入れやカトラリーレストなど、使える小物を取り入れてみましょう。食器と同じブランドの小物を使ったり、色味やデザインを揃えたりすると、統一感のあるテーブルコーディネートができます。
季節に応じた小物を使う
クリスマスには赤い実や松ぼっくり、お正月には水引など、季節ならではの小物を飾るのもおすすめです。いろいろな種類の小物を飾るのも楽しいですが、ワンポイントとして添えるようなイメージで取り入れるとおしゃれなテーブルに仕上がりますよ。
テーブルコーディネートで特別感のある食卓に
小物やちょっとした工夫をするだけで、いつもの食事がより美味しく感じられます。手軽にテーブルコーディネートを楽しみたい方には、準備や片付けの際にも役立つカトラリーケースがおすすめです。ブラザーのホームページから作り方を無料ダウンロードできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
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