製品設計開発 製品設計開発

INTERVIEW 03

製品設計開発

若手が幅広い
経験を積めるブラザーで、
チャレンジの
楽しさを知ってほしい。

杉本 雅博 Masahiro Sugimoto

DPシステム開発部
グループマネージャー
2003年入社(情報工学科卒)※DP:デジタルプレス

CONTENT 01

ブラザーを選んだ理由

失敗をヒントに
新たなプロダクトを生み出す。
積極的に挑戦できる社風が
決め手に。

ブラザーを選んだ理由 ブラザーを選んだ理由

大学で学んでいたのは、情報工学です。幼い頃からラジコンやロボットが好きだったことから、自社でモノづくりを行っていて、そこにソフトウェア技術者として携われる会社で働きたいと思っていました。また、手掛けた製品を世の中に出せるような経験ができたら良いなと。当時の私にとって、ブラザーは “ミシンの会社”というイメージでしたが、プリンターやファックスにも力を入れていて、新しい製品/技術にチャレンジしている会社だと研究室の先輩から聞きました。さらに調べてみたところ、モバイルプリンターや工作機械といったさまざまな製品を開発していることを知りました。ここなら、大学で学んだ情報工学やソフトウェアの知識を活かして幅広くモノづくりに関われそうだと考えたのが、エントリーをしたきっかけです。

最終的な入社の決め手は、選考/面接を通して、チャレンジしやすく失敗にも寛容な社風を感じられたこと。実際に社内では過去のプロジェクトの失敗談が数多く語り継がれていますが、そのような失敗がヒントとなって新たな製品/サービスが生み出されたケースも少なくありません。挑戦意欲の高いエンジニアにとっては、モチベーションの上がる環境だと思います。

CONTENT 02

ソフトウェアエンジニアの
活躍の場

幅広いソフトウェア技術で、
巨大な印刷機の
すべてを制御する。

ソフトウェアエンジニアの活躍の場 ソフトウェアエンジニアの活躍の場

入社後の約10年間は、日本でラベルプリンターやモバイルプリンター、複合機などのWindowsドライバ/アプリ開発に携わり、リーダー業務も経験しました。2013年から2018年まではアメリカに赴任。Microsoft本社にて、ドライバ開発のブリッジエンジニアを務めました。その後、DPシステム開発部(産業印刷機器事業)に異動し、ソフトウェア開発リーダーとしてスイスのグループ会社との共同開発に取り組みました。2019年からの2年間は、スイスへの赴任も経験しています。それまではスイスのグループ会社にソフトウェア開発を一任していましたが、日本の開発部門とは思ったような連携が取れていませんでした。そこで、現地で直接フォローアップすることで課題を解決したいと申し出たのです。赴任直後は言葉や文化の壁を感じることもありましたが、地道なコミュニケーションからスタートをしました。現地のエンジニアと食事をともにしたり、雑談なども交えて会話をしたり。まずは、一緒にプロジェクトを達成するための仲間であることを意識してもらえるように努めました。そのうえで、実機を前にして同じ目線で課題に取り組み、コーディング/デバッグ/マネジメントをしながら徐々に関係性を築いていきました。

ちなみにDPシステム開発部は、デジタルプレスと呼ばれる高速印刷機のソフトウェア開発を担う部門です。現在私は、そこで3つのチームをマネジメントしています。実は、ブラザーはデジタルプレスのプリンタヘッドや実機制御をトータルで開発できる数少ない企業。デジタルプレスとは、さまざまな製品の外装ラベルを印刷する機器で、1分間に約70メートルの出力が可能です。この巨大な印刷機の制御には、幅広いソフト技術が必要とされます。たとえば、クラウドを活用した新機能の開発、巨大なシステムを制御するWindows/Linux上のシステムコアの構築、C#での制御UI開発、C言語やFPGAによるマイコン開発などです。私たちのミッションは、デジタルプレスの印刷品質/速度/安定性の向上ですが、チャレンジすべき分野は多岐にわたります。ソフトウェアエンジニアでありながら多彩な分野の知見を得られる、挑戦しがいのあるフィールドです。

CONTENT 03

裁量の大きさ

ブラザーでは年齢や役職なんて関係ない。
大切なのは、
自ら声を上げること。

裁量の大きさ 裁量の大きさ

現在もイギリスやスイスのグループ会社とともにデジタルプレスの開発を進めていますが、今後も引き続きグローバルでの連携/開発体制を強化していく必要があります。その中で私の目標は、マネージャーとして、海外の優れたエンジニアと対等に開発ができる人財を育てていくことです。そうした人財が育つ土壌をつくるためにも、メンバー各自が学びたい技術/製品に関連する仕事ができるような環境構築に努めるとともに、一人ひとりの適性やモチベーションを活かせるチーム運営を行っています。メンバーの意見や要望を直接聞く場として、“1on1”ミーティングも欠かせません。こうした機会を通じて希望する業務や得意分野を知り、なるべく本人に合ったポジションに挑戦ができるよう、マネージャー間で長期的な人員配置を計画しています。

また、私が就職活動時に感じたように、年齢や役職に関係なく、声を上げれば若いうちから大きな仕事に挑戦できるのがブラザーです。私も、自ら声を上げたことで現地に赴き、大きなミッションに挑戦し、お客様に価値を届けることができました。仕事は、人生において多くの時間を占めるもの。だからこそ、「仕事でやりたいことにチャレンジできた」、「仕事を楽しめた」と思えることが大切だと、私は考えています。これから入社されるみなさんにも、会社の将来に役立つと思うことであれば、どんどん提案して、チャレンジを楽しんでほしいですね。それができる環境をつくっていくのも、マネージャーの仕事だと思っています。

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