短期集中連載
戸田覚の「ジャスティオ」活用指南

戸田覚の「ジャスティオ」活用指南

「コンパクト」「低価格」「低ランニングコスト」など、ビジネス複合機に対して寄せられるニーズは様々だ。

そんな中でも好調な販売を続けているのがブラザーの「ジャスティオ」シリーズ。

本連載では戸田覚が3社のSOHOユーザーを訪ね、その魅力と活用方法を伝える。

Part.2 A4モノクロ複合機 MFC-8380DN編 コンパクトなのに速度は十分!SOHOに最適なA4モノクロ複合機

株式会社ペダルファーブックス
会社名:
株式会社ペダルファーブックス

設立:2007年11月
従業員数:4人
所在地:東京都港区南青山5-4-30 南青山渋沢ビル4F
業務内容:出版プロデュースを中心に、出版コンサルティング、書籍制作全般、企画立案、編集実務、販促・広報活動など、本を書きたい人と出版社を結ぶ事業を展開している。

SOHO環境に適したプリンターの条件は数多い。今回は、モノクロの校正紙を大量に印刷する機会が多いという「ペダルファーブックス」に取材に伺った。導入した「ジャスティオ MFC-8380DN」は、なんと4万円台で購入できるモノクロ複合機だ。しかも、非常にサイズが小さく、オフィスで置き場所を選ばない。果たして、こんなにコンパクトで低価格な複合機でも、同社が求める大量の印刷をこなせるのだろうか?

Mac、Windowsの両方から 一度に本1冊分100枚を印刷

株式会社ペダルファーブックス
代表取締役 兼 プロデューサー 米津香保里 氏

 取材に伺ったペダルファーブックスは、出版プロデュース業を営んでいる。簡単に言ってしまうと、本を書きたい著者と売れる本を出したい出版社の間を取り持つ会社だ。一般的な編集プロダクションとの違いは、出版社からのオーダーに応じて本を制作するというよりも、企画自体を自社で立案し、その内容に合わせて、著者や出版社を有機的に結びつけるスタイルに比重を置いている点だ。

 「仕事の中心が書籍なので、サイズは基本的に四六判です。見開きで印刷してもA4サイズの用紙に収まります。出力もモノクロがほとんどです」と、代表取締役兼プロデューサーの米津香保里氏。ちなみに、四六判とは単行本によく使われる新書よりは大きいサイズで、具体的には12.8×18.8センチだ。

 仕事柄、本1冊分の原稿を印刷することが多いという。200ページの書籍なら、見開きで100枚になる。もちろん企画書などを数枚プリントすることもあるのだが、メインの用途は校正用紙の印刷だ。

 同社は、出版社勤務の編集者だった米津氏がフリーランスを経て始めた。事務所は青山に構え、スタッフは現在4名。取材にお伺いして部屋を見渡すと、規模の割には、サイズの大きな本格的な複合機が鎮座している。

 「この事務所を開いたときに、大型の複合機を導入しました。フリーランス時代は、インクジェットなどで細々と印刷したり、カラーコピーのためにコンビニに走ったりしていましたが、導入して圧倒的に便利になりました。私にとっては“創業の証”のような感激もありました。本体は現金で購入して、保守にはカウンター料金を払っています」(米津氏)。

A4モノクロ複合機【MFC-8380DN】の評価ポイント 
1 Win/Mac混在環境でも簡単にネットワーク共有 
2 大量印刷でも十分使える印刷スピード 
3 コンパクト&両面印刷対応な複合機なのに4万円台 
印刷速度:モノクロ30枚/分、ランニングコスト:モノクロ2円/枚、記録紙:最大A4/標準250枚セット、耐久性:20万枚/5年、インタフェース:有線LAN/USB、OS:Windows/Mac

小さいのにきちんと印刷できて
しかも驚くほど速い

「印刷スピードが速いので驚きました。印刷の品質も大型複合機と比べても遜色ありません」(米津氏)

 そんな環境に、ジャスティオシリーズのA4モノクロ複合機「MFC-8380DN」を導入した。SOHO環境では、システム担当者を置くわけにもいかず、セットアップが負担になりがちだが、ネットワークでの利用でも簡単に設定できたという。同社はMacとWindowsが混在しているのだが、MFC- 8380DNはどちらにも対応しているため、ドライバーやソフトを添付のCD-ROMからインストールすれば完了だ。

 コンパクトなMFC-8380DNは、スチール製ラックの上にぽつんと置いてあった。ラックの下は、同社がプロデュースした書籍が並んでいる。多機能な複合機としては、いい意味で存在感がない。

 事務所の面積が広くないSOHO環境にとって、大型の複合機は設置場所の負担が大きい。坪数で割り算すると、家賃の数%を払っているようなものだ。さらに棚の上などに置けないから場所を取るのだ。

 「MFC-8380DNが届いたときには、こんなに小さくて家庭用のプリンターなのではないかと不安に思いました。複合機を買うときにOA機器に詳しい人に相談したのですが、小さな家庭用はビジネス用途には使えないと言われた経緯があったからです」(米津氏)。

 しかし、実際に印刷して印象は一変したという。「まず印刷スピードが速いので驚きました。特に電源を入れてからの立ち上がりもスグです。印刷の品質も大型複合機と比べても遜色なく、当社の使い方なら十分です。驚きました」(米津氏)。

 MFC-8380DNの印刷スピードは、モノクロなら30枚/分だ。100枚の校正紙なら長く見積もっても電源を入れてから4~5分で刷り上がる計算になる。これなら待たされる感はないだろう。用紙も250枚セットできるので、家庭用のインクジェットのように、大量印刷の途中で用紙が切れて、何度も用紙を補充するようなこともない。

  • ※記載の会社名、製品名、サービス名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
  • ※日経BP社の許可により「nikkei BPnet Special(2010年7月9日~8月16日実施)」から抜粋したものです。 禁無断転載(c)日経BP社

©1995 Brother Industries, Ltd. / Brother Sales, Ltd. All Rights Reserved.