短期集中連載
戸田覚の「ジャスティオ」活用指南

戸田覚の「ジャスティオ」活用指南

「コンパクト」「低価格」「低ランニングコスト」など、ビジネス複合機に対して寄せられるニーズは様々だ。

そんな中でも好調な販売を続けているのがブラザーの「ジャスティオ」シリーズ。

本連載では戸田覚が3社のSOHOユーザーを訪ね、その魅力と活用方法を伝える。

Part.1 A4カラー複合機[MFC-9120CN]編 コンパクトなA4カラー複合機は必ずモトが取れる手ごろな価格も魅力!

  IT系企業の同社でも、紙の資料を受け取る機会は少なくない。MFC-9120CNのスキャナー機能も、ADFを活用すれば手間を掛けずに大量のドキュメントを電子ファイリングできる。読み取りも高速で、用紙も一度に35枚までセットできる。結果、今まで使っていたドキュメントスキャナーは、脇に追いやられているのだった。

スキャナーを活用して電子ファイリング 検索も容易で資料管理を効率化

「手元に置いてあるので、スキャナーとして資料を読み取りたいときにも、作業性が抜群です」(吉澤氏)

 シリアルゲームズは、IT系の会社なので、社内のミーティングなどでもドキュメントはデータで配布し、印刷する機会は多くない。もちろん、エコの観点からも良いことである。だからこそ、プリンターやコピー機など単機能機にコストを払うのではなく、様々な機能を統合している複合機が魅力的なのだ。「手元に置いてあるので、スキャナーとして資料を読み取りたいときにも、作業性が抜群です」と、吉澤氏。

 特に活躍するのが、アナログの資料をデータ化して保存するとき、いわゆる電子ファイリングだ。この手の作業にはドキュメントスキャナーが必須だと考える方も多いのだが、ADFが付いているMFC-9120CNなら、十分に役目を果たしてくれる。「ドキュメントスキャナーも使っているのですが、読み取り速度はMFC-9120CNのほうが速いです。読み取りは片面だけですが、両面に割り付けられるソフトもありますから、作業は苦になりません」(吉澤氏)。

 ちなみに、読み取り速度はカラー3.2秒/枚、モノクロ2.5秒 /枚だ。ADFに一度にセットできる用紙は35枚と、低価格なドキュメントスキャナーより多い。大量に電子ファイリングする際の作業性がいいのだ。

 「経理などの大事な書類をクリアファイルに入れておくのですが、どこかにしまい込んで見つからなくなることが少なくありません。電子ファイリングしておけば、確実に探せるので、資料管理に時間を取られないのです」(吉澤氏)。

※A4サイズを100×100dpiでスキャンした時の速度。原稿の種類、条件によって読み取り速度は異なります。

PCからはデバイスとして見えるのでアプリケーションからも使える

「『スキャン to Eメール添付』をぜひ活用してください」(戸田氏)

 吉澤氏が以前利用していた複合機は、スキャンしたデータを共有フォルダーに保存するタイプだったという。単にスキャンするだけならそれでも問題ないのだが、アプリケーションソフトから直接使えないのが問題だ。

 「MFC-9120CNをつないだところ、PCにはスキャナーデバイスとして認識されました。使っている名刺管理ソフトなどから直接呼び出せるので、非常に使い勝手がいいですね」(吉澤氏)。しかも、ネットワークでつながったスタッフは、全員同様に使えるのがうれしいところだ。

 インタビューの最後に、僕がMFC-9120CNを使ってみてとても便利だと感じた機能「スキャン to Eメール添付」も紹介させていただいた。書類をスキャンすると、自動的にメーラーが起動し、添付ファイルとして処理してくれるのだ。つまり、スキャンしてファイルを保存し、新規メールに添付するという一連の作業が、MFC-9120CNでスキャンするだけで、一発で完了するわけだ。単純な機能だが、使い慣れると手間が大幅に減る。

「コンパクトなA4カラー複合機が手元にあるだけで、作業効率が大きく違いますね」
(吉澤氏)

 「確かに、それは便利ですね。顧客に資料を送るときにも役立ちますし。弊社の場合には、打ち合わせ資料の配付にも役立ちます!」(吉澤氏)。つまり、スキャンデータを添付したメールの宛先を、社内のメーリングリストに指定しようという寸法だ。これなら、資料の配付が一発でできる。外部スタッフを含めたグループの宛先を作成しておけば、チームで仕事を進める際にも資料配付が楽になるというわけだ。

 今回の取材では、小さな会社が複合機を活用するポイントをいくつも伺えた。手の届く距離に置けると、様々な面で効率アップにつながるのだ。

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  • ※日経BP社の許可により「nikkei BPnet Special(2010年7月9日~8月16日実施)」から抜粋したものです。 禁無断転載(c)日経BP社

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