Global Challenger

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Global Challenger 世界にブラボー!を届けるブラザー社員の仕事をご紹介最後は人と人。嬉しいという気持ちは万国共通。後藤 雅和(1996年入社)プリンティング事業推進部 シニア・チーム・マネジャープロフィール紹介
実はブラザーに入社するまで海外へ行ったことも、飛行機に乗ったこともなかった。海外で働くことになるとは夢にも思っていなかったが、海外と関わる仕事をしていく中で、キャリアパスとして海外駐在を自然に考えられるように。これまで、西欧、中東欧と様々な地域を経験。

言語、文化、価値観の異なる欧州をまとめよ。

欧州の状況を
誰よりも理解している存在に。

CS(Customer Satisfaction)部門で1年。商品企画部門で5年。営業企画部門で半年。いくつかの部門に所属し、知識や経験を蓄えてきていた頃、そのミッションはやってきました。「欧州販売統括会社で商品企画をとりまとめてくれないか」。いずれは自分も海外へ、と考えていたので、遂にこのときが来た!と二つ返事で引き受け、すぐにイギリス出向が決まりました。ブラザーでは、新製品の企画をする際、お客様や販売現場に近い米州や欧州などの販売統括会社からあらゆる情報や意見を集めています。ただし十数カ国に販売会社がある欧州では、当時いつも欧州内での意見がうまくまとまらず、タイムリーな意見発信ができていませんでした。その状況を打開すべく、中心となって取りまとめを行い、日本の商品企画へフィードバックを行うことが私の任務となりました。
後藤 雅和
とはいえ、一口に欧州といっても、様々な国や意見がある中で、欧州統一の意見にまとめるなんて正直言って無理な話(笑)。たとえば、新製品のデザインを決める際にも、各国の好みが異なり、意見はまとまりません。そこで、意見を単に聞くだけでなく、自分が最終的に決断を下すことにしました。かなり思い切った舵取りでしたが、やるからには正しい決断ができるよう、最低でも3か月に一度は各国を周り、販売状況や顧客ニーズを聞いて、欧州のことを誰よりも理解している存在を目指しました。また、各国の担当者と密なコミュニケーションを取り人間関係を形成。決定を下す際は各国の意見に不平等がないよう、可能な限り配慮を行いました。そういった活動を続けていく中で、「マック(欧州メンバーからつけられた私のニックネーム)が最終的に決めるのなら、彼にどんどん情報や要望を伝えていこう。」と各国がそれぞれのニーズを細かく教えてくれるようになっていきました。こうして欧州の意見をタイムリーに製品へ展開ができるようになってきた翌年、欧州のインクジェット複合機の売上が飛躍的に伸び、米州の売上を追い越すまでに。これ、社内的にはちょっとすごいことだったんです。苦労したことが目に見える形で結果となり、ここまで来られた!と強く思いました。

中東欧の売上を最大化せよ!

日本人は一人。
中東欧の販売拡大を目指して。

欧州の商品企画とりまとめが落ち着いてきた頃、新興国の市場開拓が次の任務となりました。イギリス駐在時に中東欧のメンバーとの関係構築ができていたこともあり、2006年からは中東欧の統括を担っていたオーストリアに唯一の日本人として赴任しました。
中東欧の空
中東欧での販売拡大にあたっては、まず組織体制の見直しが必要でした。ポーランド、チェコ、ハンガリーと売上の大きな国から順にヒトの配置、組織の法人化を進め、売上拡大のための土台を固めていきました。知らない土地で、組織を作り上げていく。ノウハウも全くない中でしたが、雇用の安定、モチベーションアップといった組織運営に関しては、イギリスやロシアに駐在中の新興国経営を知り尽くした先輩たちに相談しながら進めていきました。この時期は、売上管理やマーケティングなどの販売戦略に留まらず、人事や経営企画のような仕事まで何でもやっていましたね(笑)。

広い視野を持ち、
目の前の相手との
コミュニケーションを大切に。

長く海外で働いてきて気付いたことが二つあります。ひとつは、自分のやり方にとらわれず、周囲との関係を作って広い視野を持つことが大切だということ。忙しくなると、どうしても狭い範囲で考えてしまいがちですが、そんなときこそ周りに目を向けることが必要です。オーストリア駐在時は、他企業を訪問したり、日本企業の会合に参加したりしていろいろなところから情報を集める努力をしていました。周囲からの情報を得た後は、自社にどう活用できるか、新しいアイデアが湧いてくることが多かったですね。
後藤 雅和
もうひとつは、嬉しいと思う感覚は日本でも海外でも変わらないということ。言葉の壁や文化の壁があっても、言ったことを覚えてくれていた、自分の国の料理や文化に興味をもってくれた、こういったことを嬉しいと思う感覚は、日本でも海外でも変わりません。相手にとって嬉しいことを積み重ねていくことで、いかに信頼関係をつくっていくか。世界でコミュニケーションをとるためには、まずどんな小さなことでもいいから目の前の人と少しずつでも関係を築こうとすることが大事なのではないかと思います。

TOPICS 小さい頃から身近に感じていたモノ創りの仕事。

大学時代から漠然とメーカーに就職したいという気持ちがあり、産学連携のゼミを取っていました。新商品を企画し、販売することで事業が成立する。創ったものが形になっていくところに面白さを感じました。また、私が育った地域は製造業が盛んで、自分自身もそんな企業で働くイメージが自然とできていたのかもしれません。そして、メーカーの中でも身の回りにあるような最終製品に携わりたいという想いから、ブラザーに関心を持つようになりました。
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