その他 和光大学 様

名 称
和光大学
所在地
東京都町田市金井町2160 番地
URL
https://www.wako.ac.jp/index.html
(「和光大学」のサイトへリンクします)

速い、きれいを実現したA3インクジェット
複合機 「MFC-J6980CDW」

和光大学 経済経営学部  准教授 経済学科長

清水 雅貴 様

導入製品

だから私は、
ブラザーを選びました!

研究室で「MFC-J6980CDW」を使う准教授の活用事例

  • 環境経済学を教える大学 准教授がプリンターを変えた理由は?

    環境経済学の専門家として活躍する清水氏。環境経済学は、地球温暖化や森林伐採といった問題への対策を経済の側面から見る学問だという。 環境問題について、費用の観点から防止・解消・救済など、どういった対応が最適かを探っているそうだ。その研究の場で、「MFC-J6980CDW」はどのように活用されているのだろうか。
    ( 画像) 実際に「MFC-J6980CDW」を設置いただいている清水氏の研究室。きれいに整理された室内には、経済学に関する多数の書籍が並ぶ

  • 主な用途は研究資料のプリント& スキャン

    清水氏は、主に研究資料や授業で利用する教材の印刷に複合機を利用している。経済学の分野に限らず研究分野の資料はオンライン化が進んでいるが、同氏は資料に加筆を行いながら読み進めることを好むため、印刷は非常に重要なファクターになっていると説明する。
    また、研究資料を読み取るためにスキャナーの使用頻度も高い。コピーではなく、PCにPDF ファイルとして直接取り込む方法をとっており、冊子体でなければほぼADF を使用しているそうだ。さらに日常業務では、学生の各種書類をその場でコピーするために利用することも多いと語った。
    なお、従来使用していた旧機種「MFC-6890CN」では両面読み取り機能が搭載されていなかったため「奇数ページだけをバーっとスキャンして、ひっくりかえして今度は偶数ページだけスキャン、出来上がったPDF ファイルを一つにまとめるという面倒で効率の悪い作業もやっていましたよ」と同氏は苦笑する。しかし新機種「MFC-J6980CDW」は両面読み取り機能を搭載しているため、非常に重宝しているという。

  • 実は欠かせないFAX 機能。FAX の持つ即時性は今なお有効

    「MFC-J6980CDW」はFAX 機能も搭載しているが、実は清水氏の業務ではいまだにFAX が欠かせない。企業とのやり取りはすでにE メールに移行しているが、地方自治体などとのやりとりでは、いまだに郵送かFAX を希望されることが多いという。とくに、依頼状や質問などは、いまでも基本的にFAX で送信しているそうだ。FAX の強みとして同氏は即時性を挙げ、「E メールではすぐに見てもらえないことが多いですが、FAX ならば印刷されたものを同じ課の人が配布してくださるので、電話での打ち合わせもスムーズに進みます」と説明する。直近でも、緊急の要件で、FAX によって即時に了承を得られたという出来事があったそうだ。

  • 授業期間は月に1,000 枚。A3 を多用する特徴的な印刷スタイル

    連日のようにA3 ビジネスインクジェット複合機を活用している清水氏。プリント枚数は、大学の授業がないときであれば月に500 枚程度、授業がある期間には月800 ~ 1,000 枚もの数にのぼるという。その枚数は、卒業制作の時期になるとさらに増えるとのことだ。
    そんな同氏の印刷スタイルの特徴として「A3 用紙の活用」が挙げられる。印刷枚数はA4 が90%を占め、残り10%がA3 だというが、一般的にはこの比率でも十分にA3 印刷が多い。その理由の一つが、清水氏が環境経済学という分野の研究をしていることだ。紙の節約やステープラーの使用を控えることで、環境への負荷低減を試みているのだ。
    また、A3 は1 枚の用紙でA4 組2 ページを使える。両面印刷ならば4 ページ分だ。その面積の広さの分、A4 に比べると情報を満載でき、冊子体にすることも可能なため、コピー用紙の消費を抑えるのに有用だと清水氏は語る。さらに、A3 両面印刷であれば印刷を素早く終えられるのも良い点だという。仮にスペースが余ったとしても、学生の勉強に役立つよう、その箇所にメモ欄を作るなどの工夫をしているそうだ。

激速(げきはや)!なファーストプリントを
始めとする3つの導入メリット

  • 「MFC-J6980CDW」の魅力は印刷速度、印字品質、両面スキャン

    魅力は印刷速度、印字品質、両面スキャン

    「MFC-J6980CDW」のファーストプリントを「激速(げきはや)!」と表現する清水氏。旧機種を使っていたからこそ、速度の向上を誰よりも体感できたのかもしれない

    プリント、スキャン、FAX、そしてA3用紙と「MFC-J6980CDW」の特徴をフル活用している清水氏。使用した1番はじめの感想は、「印刷速度の劇的な改善」だった。同氏は、そのファーストインプレッションを「激速(げきはや)!」と端的に説明した。
    「MFC-J6980CDW」はさまざまな手法で印刷速度を改善しているが、もっとも目に見える変更が、用紙を横向きにセットできるようになったこと。用紙をタテ向きにセットするよりも、ヨコ向きにセットした方が印刷時の流れは短くなる。当然、その分印刷速度も速くなるというわけだ。この改善について同氏は、「革命的にわかりやすい効率化だなと感心しました」と述べる。旧機種「MFC-6890CN」を利用していても不満はなかったが、新旧2機種を比べると、その違いを強く感じたそうだ。

    2番目に同氏が挙げたのが「印字の品質と濃さ」だ。旧機種に比べ、高速印刷でも黒がはっきりとよく見えるようになり、学生に環境問題の写真を見せる際の写真印刷も、非常にクリアになったと述べる。また、特に有効な素材として挙げたのが、モノクロで印刷された古めの行政文書。これらの文書には横線や斜線、ドットなどで分けられた棒グラフが多用されており、インクに滲みがあると違いが分かりにくくなりがちだ。しかし、「MFC-J6980CDW」では格段にクッキリと印刷され、判別しやすくなっているという。さらにカラー印刷においても、PDFの片隅の小さな写真に写っている人物もしっかり判別できるようになったと述べる。カラー印刷の品質向上は大きいという感想を抱いたようだ。
    3番目は、「両面スキャン」。研究のために日本各地に向かう同氏には、研究材料として必要な資料はPCに入れて持ち歩きたいというニーズがある。資料をスピーディにデータ化できるため、両面スキャンは今後利用頻度がより高くなるだろうと述べた。

独自の利用法にも対応するマルチ機能

  • 清水氏イチオシ、実はすごく便利な「レイアウト印刷」

    魅力は印刷速度、印字品質、両面スキャン

    ※複数の原稿を1枚の用紙に割り付けてコピーしたり、原稿をポスターサイズに拡大してコピーできる機能。

    原稿をポスターサイズに拡大してコピー

    レイアウト印刷機能で実際に印刷した資料。貼り付けに必要となるスペースを用意しつつ、自動でフチなし印刷が行われる

    A3用紙を活用する清水氏は、頻繁に利用する機能として「レイアウト印刷※」を挙げた。

    大学生は、論文やレポート以外にも、展示・公開用のパネルを作成する必要がある。だが、大判プリンターを使った本格的な大型パネルはコストの面から何度も印刷するのは難しい。また、学会などで慣れている教授や講師はともかく、大学生はまだパネル化したときの文字の大きさや写真の見え方を把握していない。そんな大学生が気軽にパネルを作れるよう、レイアウト印刷を活用しているのだという。「レイアウトのセンスは、自分の研究内容を他人に伝えるための大切な要素であり、評価の一つです。ですから、制作の途中でサイズ感やレイアウトを体感させるために、複合機のレイアウト印刷機能を利用して、疑似的に原寸大の大判印刷を行っています」と、清水氏は説明した。

    同氏が、レイアウト印刷機能を評価する理由は他にもある。自動でフチなし印刷になり、分割した用紙を貼り付けるための"のりしろ"部分をプリンターが判断して入れてくれる点だ。印刷後の手間がかからないため、「このレイアウト印刷は、多くの方に知っていただきたいなと思います」と機能を推薦した。

  • スマートフォンやタブレットからの印刷機能も活用

    Wi-Fi Directに対応

    スマートフォンから新聞アプリを立ち上げ、その場で印刷して見せてくれた。必要な記事だけがくっきりと印刷されるのは確かに便利そうだ

    スマートフォンやタブレットの普及に伴い、複合機もそれらのデジタル機器との連携を強めている。「MFC-J6980CDW」に変えてから、スマートフォンやタブレットからの印刷も積極的に利用していると清水氏は説明する。研究室では、有線LANでPC、Direct Wi-Fiでスマートフォンとタブレットから接続しているそうだ。スマートフォンなどからでもインクの残量がチェックできるのは非常に助かっているという。

    旧機種でも無線LAN接続は行えたが、「MFC-J6980CDW」はWi-Fi Directに対応しいるため、有線/無線の切り替えなしに接続や印刷が可能。今後は、PCが手元にない状態でふいに届いたメールや、議論の途中で調査の写真が必要になったときの印刷などに利用していきたいと述べる。

    さらに、実際に使ってみて思いのほか便利だった印刷方法として、新聞アプリの記事印刷を挙げる。近年、新聞アプリの機能も進化を遂げており、指定した記事だけをアプリから印刷できるようになっている。新聞から記事を切り取って、スキャンし、Wordに貼り付け、印刷するという工程をワンタッチで行えるため、重宝しているそうだ。しかも、記事中の文字も格段に読みやすいという。

  • 柔軟な対応を可能にする多目的トレイ

    常に複数種類の用紙を利用可能

    手差しトレイの対応用紙が増えたことで、2段トレイの用紙入れ替え頻度が大きく減ったと述べる清水氏

    A3用紙と裏紙を多用する清水氏の使い勝手向上に大きく貢献したのが、新しく設計された手差しトレイ。だが裏紙を多用するといっても、公式な文書には当然新品の用紙が必要になる。つまり、2段トレイにはそれぞれ新品のA4用紙と、裏紙として利用する使用済みのA4用紙が入っているわけだ。 一方で、清水氏はA3用紙も積極的に利用している。そのため、旧機種「MFC-6890CN」でA3印刷を行うときには、都度用紙を入れ替えていたのだという。しかし、「MFC-J6980CDW」では、新たに手差しトレイにA3用紙もセットできるようになった。常に3種類の用紙を利用できる環境ができたというわけだ。

  • 「速い」、「きれい」を実現した「MFC-J6980CDW」

    「速い」、「きれい」を実現したA3ビジネスインクジェット複合機

    ブラザーの5年前のA3インクジェット複合機から新機種「MFC-J6980CDW」へ乗り換えた清水氏。すでに一つのジャンルを築いているA3ビジネスインクジェット複合機の製品選びの決め手は、「速い」、「きれい」の2つだろうと述べる。「MFC-J6980CDWは、この2つを満足のいくレベルで実現しているのではないでしょうか」というのが同氏の最終的な評価だ。 さらに、「FAXを見捨てないでいてくれた点を大変嬉しく感じています。FAXを必要とする事務所はまだまだたくさんあるはずです。そのような需要を見逃さず、機能を残し続けている点を高く評価したいですね」とFAX機能を搭載し続けていることも高く評価した。 A3ビジネスインクジェット複合機は、一昔前まではスモールオフィスにレーザープリンターの代替として導入されることが多かった。レーザープリンターのトナーに比べるとランニングコストは格段に安く、インクをストックしておけばいつでも簡単に交換できるという特徴は、スモールビジネスには非常に有効だ。とくに新機種「MFC-J6980CDW」では黒インクがさらに大容量化され、コストメリットも増している。A3用紙をフル活用した清水氏の使い方は、ビジネスシーンでのA3ビジネスインクジェット複合機導入を検討している方にも参考になるのではないだろうか。

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