株式会社エムズコーポレーション様

新しいモノづくりに向けM140X2など新型設備を導入

株式会社エムズコーポレーション様 ( 本社・大阪府寝屋川市)

株式会社エムズコーポレーション様
株式会社エムズコーポレーション様
田坪 勝 社長

田坪勝社長が彫刻機1台で試作モデルを製作する会社エムズコーポレーションを創業したのが1996年。当初は、木型で樹脂を曲げる、彫刻機で加工するなどして展示会向けの家電や雑貨などの展示モデル作成を受託、ユーザーを拡大してきた。

その後、加工する素材も樹脂・金属など、より製品に近いものでの作り込みが求められるようになり、今ではアルミ、マグネシウム、亜鉛ダイカスト、ステンレスなどあらゆる素材に対応し、切削加工に設備、人材を集積させてきている。

15年ほど前からは他に先駆け光造形、粉末造形による積層モデリング事業の受託を開始。また小ロットの量産試作などに活用する簡易金型製作、精密板金加工など、"あらゆるアイデアをカタチにする"を基本に、企業活動を拡大してきた。

幅広い素材や加工技術にチャレンジ

最近の事業拡大を支えるのが切削加工と積層造形、プラスアルファの提案力。
車関連の試作案件が増え、2011年にユーザーの集積する東京(現在は千葉県船橋市)、2013年に東海地区(浜松市南区)にも事業所・工場を開設した。
「ユーザーの近くに事業所を設けることで細かな事前打ち合わせや短納期対応を目指した。一方、本社は全方位から仕事を受注。カラー造形された人体内臓モデルや外科の手術トレーニング用モデル、その他医療機器関連などの試作も受注。大学から教材用の製品やロボットの部品パーツの注文もあった」(田坪社長)。

強みは治具のスピード製作と加工手順の構成力

納期目標はデータ入手後1週間。設計からのモデリングでも10~20日以内を目指す。比較的単純な切削加工では、機械が空いていれば朝受注で夕方納入の場合も。
同社のノウハウ、技術力は、ワーク毎に最適に組み上げる治具や加工工程の手順作成。
硲克樹取締役は「車関連の試作ではデータ通りに、千分台の精密加工が求められ、形状も複雑です。これを段取り良く加工するため、最適な治具が不可欠。ワークによっては15~20回の段取り替えを必要とするものもあり、その治具のスピード製作と加工手順の構成力が当社のノウハウ」と自社の強みを解析。

新しいモノづくりに向け新型設備を導入

「現場の一人一人が工夫と改善を進め、データ通りプラスアルファの提案を行い、信頼を獲得している。設備と人材の融合が顧客からの信頼につながっていると思う」(田坪社長)。
同社では、CAD/CAMシステムが全社で15台、マシニングセンタ17台、5軸制御MC1台、旋削機能を持った複合加工機1台、画像測定器・三次元測定機5台と充実した設備を揃え、高精度・短納期ニーズに応える。

更に先行くモノづくりに向け、7月に大手総合メーカーの5軸制御マシニングセンタを、同月に続けてブラザーの旋削機能付き複合加工機M140X2を導入した。前者は難削材などの高能率加工、後者は省段取りの追求が目的だ。

M140X2を導入

M140X2で省段取り、工程集約が前進

ブラザーM140X2について、河端崇郎工場長は「使い勝手が良く、導入後1か月たたず、当社の主力級の加工機となった」と話す。
「簡単プログラミング、セットの容易さ、旋削機能や割出機能によってワークに刃物を近づけての加工ができる、など便利が詰まっている。最大の導入効果は従来の治具づくりが不要となった点。チャックで掴むだけで加工でき、省段取り、工程集約が前進した」と高評価。「今は多面加工で活用しているが、今後は旋削機能も使った加工プロセスも考えたい」と更なる活用を見据える。
「若手社員が牽引し、こだわりを持って変化を追求している。それが幅広いチャレンジ、なんでも受けるという広い守備範囲につながっていると思う。今後も顧客満足度100%を目標に最新鋭機を導入する。更なるサービス体制の充実を図る」(田坪社長)と、社名となっているエムズの3つのM(Meet/Merit/Must)に向けた動きを加速させる。

M140X2で省段取り、工程集約が前進

導入製品

M140X2

旋回軸と回転軸を備え、旋削加工とマシニング加工をワンチャッキングで行う小型複合加工機。
これまで培った高生産性を複合加工の分野でも実現

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