粘着特性

粘着特性アイコン

12mm幅のテープを各種被着体に室温にて貼り付け放置後、180度の角度で引き剥がした場合の粘着力がどの程度かを測定した。
(試験方法は、JIS Z 0237-粘着テープ試験方法に準拠した)

テープ種類 被着体

[N/12mm]

ステンレス板 ガラス板 塩ビ板 アクリル板 ポリプロピレン板 木材化粧板表面ポリエステル処理
TZe 通常ラミネート 7.6 7.2 8.6 6.9 3.3 6.4
強粘着 10.0 10.1 11.5 11.5 7.4 11.5
フレキシブルID 7.6 6.4 7.8 7.0 6.2 6.6
セキュリティ 2.8 4.3 - - - -
  • 記載の情報は保証値ではありません
  • TZeテープ(HGeテープはTZeテープ通常ラミネートの評価結果と同様)

見解

上記結果より、ほとんどの材質に対して、6N/12mm近辺の粘着力を確保している。 しかしながらポリプロピレン板のような、元来テープが貼り付きにくい材質については、低い値を示している。被着体の状況によって、大きく粘着特性は影響を受けるが、通常の用途で使用する場合には、問題なく使用出来ると思われる。
尚、セキュリティテープは、テープを貼り付け後、被着体より剥がした場合に、改ざん防止のチェッカーパターンが発現する特性のテープである。この為、粘着力を測定する場合も同様の現象が発生し、粘着力測定値が小さく現れる。従って、ラミネートテープと比較してセキュリティテープの粘着力が弱いという意味ではない。
強粘着テープは、従来のラミネートテープと比較して、平均で約50%UPの接着力を確保している。特に、粘着テープが付き難いと言われているポリプロピレン板への接着性能が向上していることが判る。
フレキシブルIDは、付着し難いポリプロピレン板への接着力も比較的高く、後に記載する「曲面接着およびフラッグ接着に対するテープ性能」での優位性も考慮するとバランスの良いテープ性能を有していると言える。

高温・低温に対するテープ性能

高温・低温に対する性能アイコン

12mm幅のテープをステンレス板に室温で貼り付け後、高温および低温の各環境下に規定の時間放置後、室温環境に戻した後のテープの状況を確認した。

放置条件
(温度、時間)
200°C 150°C 100°C 50°C 0°C -30°C -80°C
2時間 2時間 240時間 240時間 240時間 72時間 72時間


変色

変色

変色

変色

変色

変色

変色
TZe 通常ラミネート *1 × *1 *1
強粘着 *1 × *1 *1 *3 *3 *3 *3
フレキシブルID *1 × *1 *1
セキュリティ *2 × *2 *2
  • 記載の情報は保証値ではありません
  • TZeテープ(HGeテープは通常ラミネートの評価結果と同様)
  • *1 極端な高温下の為、ラミネートフィルムが浮いたり、テープを剥がした際に被着体に粘着剤が残る場合がある。
  • *2 極端な高温下の為、ラミネートフィルムが浮いたり、テープを剥がした際にチェッカーパターンが発現しない場合がある。
  • *3 テープを剥がした際に被着体に糊が残る場合がある。
高温・低温に対するテープ性能

見解

テープを低温下に放置した場合には、粘着特性、素材材質共に変化は見られなかった。しかしながら、室温下ではなく、極端な低温環境下の中でテープを貼り付けることは、粘着剤の材質から困難である。
高温下に放置した場合でも、テープの脱落の不具合は見られないが、極端な高温の場合は、テープが黄変したり、一部ラミネートカバーフィルムの端部が浮いたり、テープを被着体から剥がした場合に、粘着剤の糊残りが発生する場合がある。しかしながら印字した文字などが判読不可能になることはなかった。
また、フレキシブルIDテープは、従来ラミネートテープと比較すると若干黄変し易い傾向がある。

注意

上記は、平滑なステンレス板(平版)に貼り付けて、熱以外の条件が加わらない環境に放置してテストした試験結果であり、記載内容を保証するものではない。他の負荷(蒸気、減圧、加圧、真空、洗浄、接触、水分等)が加わる場合は、ラミネートの浮き、テープの剥がれ、文字の滲み等が発生する場合があるため注意が必要である。

高温・浸漬、高温・高湿に対するテープ性能

耐水性能アイコン

12mm幅のテープをステンレス板に室温で貼り付け後、各環境下に規定の時間放置後のテープの状況を確認した。

テープ種類 放置条件
放置時間
40°C×蒸留水 浸漬
24時間
40°C×5%塩水 浸漬
24時間
50°C90% 環境
96時間
TZe 通常ラミネート
強粘着
フレキシブルID
セキュリティ
  • 記載の情報は保証値ではありません
  • TZeテープ(HGeテープはTZeテープの通常ラミネートの評価結果と同様)
○:
変化なし

見解

いずれの場合でも、粘着特性、素材材質共に変化は見られません。

注意

上記は、平滑なステンレス板(平版)に貼り付けてテストした試験結果であり、記載内容を保証するものではない。被着体の材質、表面状態、脂・埃の有無、凹凸、形状、環境条件、テープの貼り方によってテープの剥がれ等が発生する場合があるため注意が必要である。

蒸気滅菌器に対するテープ性能

蒸気滅菌器に対するテープ性能アイコン

24mm幅のテープをステンレス板に貼り付け、蒸気滅菌器に投入後、所定の条件で処理をおこなった後のテープの状況を確認した。

<試験条件>

試験機 ラピッドステライザー Getinge HS22
プレ・ポストバキューム式高圧蒸気滅菌器
滅菌サイクル B サイクルP11
※EN 基準prEN13060(小型蒸気滅菌器規定)準拠

<B サイクルP11>

プレバキューム 4回
滅菌温度 134°C
滅菌時間 5分
乾燥時間 20分
蒸気滅菌器に対するテープ性能
テープ種類 1cycle 5cycle 10cycle 20cycle 30cycle
TZe フレキシブルID 文字滲み
ベース部変色 *1
剥がれ
(カバーフィルム側)
*2
剥がれ
(被着体側)
  • 記載の情報は保証値ではありません
  • TZe-FX(フレキシブルID)テープ
○:
変化なし
*1
ベース色にわずかな変色(黄変)が発生する場合がある。
*2
カバーフィルムに僅かな浮きが発生する場合がある。

見解

ステンレス板に貼ったフレキシブルID テープを、一般的な高圧蒸気滅菌器に使用した場合、比較的耐久性の高い結果が確認された。試験サイクル数を重ねた場合、若干テープの黄変やカバーフィルムに浮きが発生する場合があるが、視認性が大きく悪化することはない。

注意

上記は、一つの蒸気滅菌器で処理を行なった試験結果であり、記載内容を保証するものではない。被着体の材質、表面状態、脂・埃の有無、凹凸、形状、環境条件、テープの貼り方、滅菌器の種類、滅菌条件(バキューム、温度、時間、乾燥条件等)、滅菌器の中での被着体の設置位置、滅菌器内の内容物の量の違いによって異なる結果になる場合があるため注意が必要である。

  • 記載内容は、何種類もあるテープ種類の中から、いくつかを取り上げて試験を行ったものであり、テープの種類によっては、若干異なる結果になる可能性があります。
  • 記載内容は、ブラザーが独自に設定した特定の条件下において行われた実験結果であり、あくまでも情報の提供を主たる目的で作成したものであるため、ブラザーは強度・安全性・数値等の記載内容を保証するものではありません。
  • テープの貼り付け性能は、被着体の材質、表面状態、脂・埃の有無、凹凸、曲面、環境条件等によって影響を及ぼされる為、製品の購入後は実際の使用環境において確認後、お客様ご自身の責任において使用してください。
  • ブラザーは、記載内容に関連してお客様に生じた損害・逸失利益等について、一切責任を負いません。

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