ペーパークラフト

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ヘンゼルとグレーテル ~ストーリー~

1

むかしむかし、大きな森の近くに、きこりの家族が住んでいました。
とっても貧しくて、明日食べるパンもありません。
そこで、いじわるなまま母は、お父さんにこっそり頼みました。
「子どもたちがいると、あたしたちの食べ物がなくなってしまう。あんた、子どもたちを森へ捨ててきておくれ」
「しかし、そんなかわいそうなこと・・・」
「じゃあ、みんなで飢え死にするかい? あたしはイヤだよ。・・・さあ、はやく子どもたちを捨てておくれ」
2

お父さんはしかたなく、子どもたちを森へおきざりにしてきました。
お兄さんのヘンゼルと妹のグレーテルは、しっかり手をつないで、帰り道を探しました。
森のはずれに小さな家がありました。
3

「わあ、この家、ぜんぶお菓子でできているよ」
屋根はチョコレート、窓はさとう菓子、壁はビスケットでできています。
2人は大喜びです。
4

夢中でムシャムシャ食べていると、家の中からおばあさんが出てきて言いました。
「さあ、中でゆっくりおやすみ」
「わあ、フカフカのベッドだ」
疲れていた二人は、すぐに眠ってしまいました。
グレーテルがふと目を覚ますと、おばあさんがひとりごとを言っています。
「うまそうな子どもたちだこと。さて、煮て食べようか、焼いて食べようか。ヒッヒッヒッ・・・」
5

グレーテルはビックリです。
このおばあさんは、子どもを食べる、悪い魔法使いだったのです。
グレーテルは後ろからそっと近づいて、かまどをのぞきこんでいる魔法使いの背中をドン!と突きとばしました。
「わあ、あちちち!」
魔法使いは、燃える火の中へ落ちてしまいました。
6

ヘンゼルとグレーテルが急いで外へ逃げ出すと、大きな白い鳥が2人を家までのせていってくれました。
家に帰ると、お父さんが泣いて喜びました。
「ごめんよ。悪いお母さんは死んでしまった。もう、決しておまえたちを捨てたりしないよ」
それから三人は、仲良く暮らしました。

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