
学生時代から消しゴムはんこを作っていました。
ポンとひと押しするだけで、いつもの布雑貨がもっと愛らしく、楽しくなる。そんなかわいい消しゴムはんこの作品で人気を集めているのが、雑貨クリエーターのこま けいこさんです。
学生時代から遊びで消しゴムはんこを作っていたこまさん。卒業後は東京のデザイン事務所でグラフィックデザイナーをしていました。独立してフリーになってからは、グラフィックデザインの仕事をしながら、育児雑誌などでいろいろなタッチのイラストを描いていたそうです。「当時も消しゴムはんこは作っていましたが、雑誌などに載せるイラスト表現のひとつだったんです。だから『消しゴムはんこで本を出そう』とか、特別なことは思っていませんでした」と当時を振り返ります。
時期を同じくして、こまさんはご自身のサイトを立ち上げ、手づくり作品を発表し始めます。それが雑貨クリエーターとして活躍する転機となりました。
はんこを押した布雑貨がサイトで大評判に。


消しゴムはんこで模様を付けた布でバッグやクッションカバーなどを作り、サイトで発表していたこまさん。「布に消しゴムはんこを押したのは、自分でテキスタイルデザインをやってみたいと思ったから。プリント模様みたいな感覚で、消しゴムはんこで布にペタペタと模様を付けていたんです」と語ります。当時は、はんこが布に押せることはあまり知られておらず、「こまさんのサイトで初めて知った」という人も多かったとか。
「自分で作った消しゴムはんこを布に押して模様を付ければ、布にも自分らしさが出ますよね。その布で小物を縫えば、よりオリジナリティ豊かなソーイングができます。それが消しゴムはんこを使ったソーイングの魅力のひとつだと思います」とこまさんが語るように、布に消しゴムはんこを押した作品はたちまち評判を呼び、サイトがきっかけで本も出版。現在の活動へとつながっていきました。
より多くの人に消しゴムはんこの楽しさを届けたい。
「私が作品づくりで大切にしているのは、『どうすれば、みんなに喜んでもらえるかな』という視点。みんなに喜ばれるものを作っていきたいし、消しゴムはんこをもっと広げていきたい。趣味としてはもちろん、文化としても親しまれるパッチワークのような存在にしていきたいんです。親子で消しゴムはんこを作ったり、おじいちゃんやおばあちゃんも一緒に家族みんなで楽しんだり。子どもからお年寄りまで、幅広い年代の人たちが消しゴムはんこで作品を作って楽しむ。そんな身近なアートになっていけばいいなと思っています」と語るこまさん。今後もその活動や作品を通して、多くの人に手づくりの楽しさや笑顔を届けていきます。
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1968年鎌倉生まれ。
消しゴムはんこ×布雑貨の個展「ちいさなおうち〜プチ・プリ雑貨展をきっかけに「komagomaya」という屋号で本格的に活動を開始。現在はワークショップの開催など、多彩な活動を行っている。
主な著書に「晴れときどきはんこ」(主婦と生活社)、「はんこでつくるかわいい毎日」(河出書房新社)などがある。
こま けいこさんの「ちいさなおうち」アドレス
[http://www012.upp.so-net.ne.jp/komagomayaplus/]
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