トップレベルの環境配慮設計を基盤にライフサイクル全体の負荷低減へ
ブラザーグループは環境先進企業を目指し、「ブラザーグループ環境方針」・「行動指針」の中で、製品のライフサイクル(部品・材料の調達から開発・設計、使用、回収・リユース・リサイクルまで)を通じて、各国・地域の法規制順守や汚染の予防を大前提に、環境負荷の継続的な低減を約束しています。
その実践に向け、開発・設計にあたっては、環境影響を事前に評価・改善する製品環境アセスメントのツールとして「製品環境改善計画書」「製品環境アセスメントチェックシート」を整備し、省エネ性能・再資源化可能率・分離分解性などの改善目標を設定しています。特に2008年度の新製品から、第三者機関が認定するタイプⅠの環境ラベル(ブルーエンジェル、エコマークなど)の取得を義務付けています。タイプⅠ環境ラベルの対象外である製品もブラザーグループが独自に定めたタイプⅡ(自己宣言型)の「ブラザーグリーンラベル」への適合を義務付けています。
また、製品が一生を通じて環境に与える負荷の度合いを定量的に評価する「LCA(ライフサイクルアセスメント)」により着実な環境負荷の低減を確認し、各製品分野におけるトップレベルの環境配慮設計を推進しています。特に業界トップの省エネ設計、リサイクル樹脂材料の使用拡大に注力していきます。
調達段階においては、世界のすべての事業所に適用する、ブラザーグループ・グリーン調達基準を定め、基準に適合した部品を調達しています。調達する部品や材料の適合を確実にするための業務プロセスを構築し運営するとともに、その運営を支える「ブラザー環境情報システム」を構築して常に機能アップを図っています。これによって、千数百社(一次取引先)のビジネスパートナーから調達する十数万点の部品・材料における特定化学物質の管理・排除を確実なものにしています。
回収・リユース・リサイクル段階では、使用済み製品については各国・地域の法律に則って回収・リユース・リサイクルを実施し、トナー・インクカートリッジなどの消耗品については、多くの国・地域でシステムを構築・運用し、資源循環を進めています。