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環境戦略とマネジメント

ブラザーグループの環境戦略

環境方針

ブラザーグループは、あらゆる場面でお客様を第一に考え、モノ創りを通して優れた価値を創造し、迅速に提供することを使命としています。この使命を果たしていくためには、「持続的発展が可能な社会の構築に向け、企業活動のあらゆる面で地球環境への配慮に前向きで継続的な取り組みを行っていく」ことが、不可欠です。これは、「ブラザーグループ環境方針」の基本理念であり、私たちブラザーグループがグローバルに展開するすべての活動の礎として1999年に制定された「ブラザーグループ グローバル憲章 」に記され、文化や習慣の違いを超え、グローバル企業にふさわしい体制を作り上げていくために、27言語に翻訳し、グループ従業員へ周知されています。

ブラザーグループ環境方針

基本理念

ブラザーグループは、持続的発展が可能な社会の構築に向け、企業活動のあらゆる面で環境負荷低減に前向きで継続的な取り組みをしていきます。

環境基本方針

環境への配慮はすべての活動の基本となる。製品が開発・設計され、製造され、お客様によって使用され、やがて廃棄され、再利用されるまで、すべての段階で安全かつ環境に対する影響を十二分に配慮する。

行動指針と環境活動への展開

行動指針 環境活動への展開
  • 1.製造・製品・サービスのすべての事業活動領域において環境目標を定め、環境側面を継続的に改善する。
生産拠点・販売拠点ともISO 14001の取得を推進し、CO2排出量削減のための省エネなど、環境負荷低減活動を実施。
  • 2.事業を展開するすべての国で法規制を順守することはもちろん、汚染の予防、環境負荷の低減に高度な倫理観を持って行動する。
各国の環境法規制に対して徹底した管理体制を敷くことにより、ヌケ・モレを未然に防止し、早期対応を推進。
  • 3.技術・製品の開発設計に当たっては、資源の節減(効率化)・循環、有害物質による汚染の回避を常に考え行う。
製品開発に当たって、省エネ性能、有害化学物質の不使用、リサイクル性の考慮など、さまざまな点で環境配慮型製品を開発。
  • 4.ブラザーグループ各社の個々の自主的取り組みを尊重しつつ、「一体のグループ」として環境上の使命を達成する。
グループの統一指針となる「ブラザーグループ中期環境行動計画 」を策定し、これに基づいて活動を推進。
  • 5.環境教育、社内広報活動等により、全社員の環境意識の向上、啓発につとめる。
新入社員教育、技術者専門教育、全社員向けe-ラーニングなど、さまざまな教育機会を設け、環境意識の向上に注力。
  • 6.お客様、地域社会、その他関係者に対して、当社の環境に関する取り組みを積極的に開示し、理解を得る。
環境施設の紹介、各種展示会への出展、小学校など教育機関への出前授業、植林活動などの活動を積極的に開示。
  • 7.すべての事業活動領域において生態系への影響の削減に努め、生物多様性の保全に取り組む。
生物多様性に配慮した原材料調達、FSCなどの認証紙の採用、森林の復元・保全などの生物多様性保全活動を推進。

なお、生物多様性の保全については、「ブラザーグループ環境方針」のもと、2012年度より「生物多様性の保全に関わるブラザーグループの取り組み方針 」を定め、事業活動全般における活動へと対象を広げています。

環境行動計画

1993年から数えて、8回目の策定となる「ブラザーグループ中期環境行動計画2018」(2016~2018)は、中長期ビジョン「グローバルビジョン21」 実現に向けたロードマップとして策定された中期戦略「CS B2018」の環境面での目標として、5つの基本方針を定めています。
なお、気候変動の主な原因とされるCO2の排出量削減については、2009年に「2020年度中期目標」を掲げ、省エネ施策を継続的に実施しています。
生物多様性の保全については、2011年度に「ブラザーグループ環境方針」の行動指針に組み入れ、2012年に「生物多様性の保全に関わるブラザーグループの取り組み方針」を定め、最終的に2050年までのビジョン達成を目指す「愛知目標」への対応を継続しています。

「ブラザーグループ中期環境行動計画2018」(2016~2018)の基本方針

環境配慮製品の開発に一層注力するため、各国環境ラベルの積極的な取得と新基準への対応など、各製品分野でのトップレベルの環境配慮設計を推進しています。トップレベルの環境配慮設計を基盤に、製品のライフサイクル全体の負荷低減を目指し、製品のカーボンフットプリントの削減を進めます。

2013年度からは、CO2排出量削減活動の対象範囲をグループ全体に拡大し、さらには、自社からのCO2排出量だけでなく製品のサプライチェーン全体でのCO2排出量の算定と削減にもチャレンジしています。算定結果の信頼性を検証するため、第三者機関による国際基準(ISO 14064-1の要求事項)への適合性について検証を受け、データの認証取得にも努めています。

REACH規則」、「RoHS指令」など、各国・地域の法規制を順守するのはもちろん、調達した部品に含まれる特定の化学物質を調査・管理するためのITシステム「環境情報システム」の運用や、部品・材料を調達するお取引先各社への監査を実施することで、グループ全体での化学物質保証体制を確立しています。

地球環境への配慮を「Brother Earth」というスローガンを掲げて普及啓発するとともに、別ウィンドウで開きます 環境スペシャルサイト「brotherearth.com」 を通じ、従業員の環境に配慮した製品開発への思いを込めた「環境技術の取り組み」「製品への配慮」のほか、グループ全体の環境保全活動なども紹介しています。同サイト内の「クリック募金」や、環境をテーマとしたイベントの開催など、双方向のコミュニケーションを通じて、多くのステークホルダーと連携・共同し、環境保全や地域社会への貢献活動に積極的に取り組んでいます。

ブラザーグループは、COP10開催地のグローバル企業として、生物多様性に関する2020年目標「愛知目標」を上位目標と位置づけ、拠点ごとに地域特性を考慮した生物多様性の保全活動に取り組んでいます。従業員への生物多様性保全の教育普及に努め、生息地破壊を抑止するとともに、生きていくのに不可欠な生態系サービスの回復に貢献し、外来種の駆除・侵入防止活動や希少種の生息地保全の活動などを一層促進していきます。

中期環境行動計画(目標と実績) 

環境スローガン「Brother Earth」

Brother Earth よりよい地球環境を、あなたとともに。

ブラザーグループでは、私たちの環境活動を前進させるため、2010年に私たちの取り組みを象徴するロゴとスローガン「Brother Earth」を策定しました。グループの従業員一人ひとりは、「Brother Earth」のもと、「よりよい地球環境を、あなたとともに。」をグループの統一的なメッセージとして、さまざまな活動を加速させています。

なお、2012年には、「ブラザーグループ社会的責任に関する基本原則 」を制定し、その中においても、地球環境の保全について、グループ各社が負う責任と行動の根本的な考え方を表明しています。

  • *:   動画はYouTubeを利用しています。

また、社会への訴求に向け、別ウィンドウで開きます 環境スペシャルサイト「brotherearth.com」 を開設し、ブラザーならではの環境活動や思いを分かりやすく発信しています。

環境負荷削減のキーワード「5R」

ブラザーグループでは1999年より、循環型社会を構築するためのキーワード「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」に、「リフューズ」と「リフォーム」を加えた「5R」をキーワードとして環境活動を行っています。特に「リフォーム」は、新しい意識と発想で現在あるものの形を変えて新しい価値を生み出すという、ブラザーグループ独自の考え方です。

「5R」という考え方

「5R」という考え方

Refuse(リフューズ)
環境負荷となるものをなるべく購入しない
Reduce(リデュース)
排出量を減らす
Reuse(リユース)
排出物をそのまま再利用する
Reform(リフォーム)
形を変えて別の用途に使用する
Recycle(リサイクル)
資源として再利用する