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環境マネジメント

中期環境行動計画

「ブラザーグループ中期環境行動計画2015」

2020年に向けたマイルストーンとして

ブラザーグループは、「中期環境行動計画2010」(2008~2010)の目標をほぼ達成し、次の目標として「ブラザーグループ中期環境行動計画2015」(2011~2015)を策定しました。行動計画では、「Brother Earth」をスローガンに持続的発展が可能な社会の構築に貢献するため、環境配慮型製品の創出、事業活動における環境負荷の削減、各国法規制対応、環境社会貢献活動などのさらなる加速に向けて、それぞれの分野で意欲的な目標を掲げています。
特に、地球温暖化に関わるCO2排出量については、「2020年度までに国内8事業所で1990年度比30%削減(総排出量)、海外の生産拠点で2006年度比20%削減(売上高原単位比)」の中期目標に向けたマイルストーンと位置付け、国内事業所は総排出量、海外生産拠点は売上高原単位比で、ともに年率1%のCO2排出量削減や製品の省エネ性能の業界トップレベル達成などを目標に掲げています。
そして、行動計画の達成により、 1.環境上の課題に対する継続的な取り組みで、より高いレベルで企業の社会的責任を果たす 2.環境活動を業界トップグループへ引き上げる 3.従業員が心の底から「誇りの持てる企業」となることを目指します。

基本方針

  1. 省エネを中心に環境配慮製品の創出に強力に取り組む
  2. グループを挙げてCO2排出量削減に取り組む
  3. 世界の法規制に対して迅速に対応し、機会損失をなくすと共に、ビジネスチャンスを広げる
  4. 環境情報を開示し、ステークホルダーとの双方向コミュニケーションを充実させ、理解を高める

環境目標

1 環境配慮製品

1-1 各国環境ラベルの積極的な取得と新基準への対応
(1)ブルーエンジェル、エコマークを始めとして、エナジースター、ノルディックスワン、EPEAT、中国十輪マークなど販社要望に確実な対応を図る
(2)ブルーエンジェル、エコマーク新基準(2012年以降)にも適合し、継続して取得する
1-2 製品の省エネ性向上
(1)エナジースター、ブルーエンジェル、エコマーク、中国能効、日本のトップランナー基準など各種省エネ基準に、該当製品は全て適合する
(2)各々のカテゴリーにおいて業界トップレベルの省エネ性能を達成する
1-3 エミッション(TVOC、UFP、騒音など)基準への適合
(1)基準に対して十分な余裕を持って適合する
(2)ブルーエンジェル新基準、独新法(UFP)などの新基準にも適合する
1-4 リサイクル材料の使用率・量の拡大
該当製品全てにおいて拡大する各種基準に適合する
1-5 リユース・リサイクル性の向上(本体、消耗品とも)
(1)消耗品再生事業における再生工数削減のための設計の推進、交換部品の削減・低コスト化を図る
(2)クローズドマテリアル使用可能部品の拡大を図る
1-6 梱包最適化の推進による物流コスト・CO2削減
(1)物流コスト削減のため梱包最適化と物流におけるCO2排出量削減を両立する
(2)適正材料の選定、およびサイズ、重量の削減を推進する

2 事業所の環境負荷削減

国内事業所および海外生産拠点は「ブラザーグループ中期環境行動計画2015」の順守を活動の基本とする
中期目標
  • (1)国内8事業所において2020年度のCO2排出量を対1990年度比30%削減(総排出量)
  • (2)海外生産拠点(USA除く)において2020年度のCO2排出量を対2006年度比20%削減(売上高原単位比)
2-1 グループ全体のCO2排出削減
物流を除き、国内事業所、海外生産拠点、海外販売拠点をグループ全体で総計し、年率1%のCO2排出量を削減する(売上高原単位比)
2-2 国内事業所のCO2排出削減
年率1%のCO2排出量を削減し、2015年度のCO2総排出量を1990年度比25%減とする(総排出量)
2-3 海外生産拠点のCO2排出量削減
年率1%のCO2排出量を削減する(売上高原単位比)
2-4 物流CO2排出量削減
排出量のマネジメント基準を定め、年率1%のCO2排出量を削減する(原単位比)
2-5 生産拠点における水使用量の削減
2015年度の水使用量を2010年度比で5%削減する(売上高原単位比)
2-6 海外生産拠点における環境保全活動のグローバルマネジメント
生産拠点所在国の環境法規制の順守や廃棄物の適正処理などを、グローバルに管理する体制を構築する
2-7 ISO 14001の取得
新規生産・販売拠点はISO 14001を取得する

3 法規制と社会動向への対応

3-1 グローバルな化学物質規制への対応
(1)REACH、RoHS、TSCAなど関連する製品含有化学物質規制法に確実に対応する
(2)製品含有化学物質管理の戦略を立案し、2015年度に業界トップレベルの水準に到達する
3-2 グローバルな製品省エネ規制への対応
ErP、ロシア製品規制、韓国エネルギー法、中国能効、日本省エネ法など関連する製品省エネ規制法にトップレベルの省エネ性能で対応する
3-3 拡大する製造者責任への対応
(1)WEEE/包装材指令などに対応のための当局への提出データの精度を向上させる
(2)製品のクローズドリサイクルシステムをグローバルに構築する
(3)消耗品のリサイクルシステムをグローバルに拡大し、各統括販社への展開を目指す
3-4 製品に関する総合的な環境情報の開示
(1)グローバルで製品の環境負荷情報を開示する
(2)エコデクラレーション(ECMA370)に沿った製品情報を開示する
3-5 認証紙の採用
FSCなどの認証紙の採用を推進する
3-6 グリーン調達の推進
(1)お取引先への監査や教育を強化し、環境に対する意識を高めて法順守を確実なものとする
(2)包装材原料紙の原産地、違法伐採、リサイクルなどの管理体制を構築する

2010年度の目標と実績

中期環境行動計画2010

ブラザーグループ中期環境行動計画2010(2008~2010)の重点課題

四つのテーマで重点課題を設定

ブラザーグループは、「環境方針」に基づいた事業活動を実行するために、3年ごとに「環境行動計画」を策定し、重点課題を設定して継続的な改善を図っています。

2008年度には、新しい経営計画の1年早い策定に伴い、環境面についても新たに「ブラザーグループ中期環境行動計画2010」を策定しました。新しい計画では環境認識に基づく四つのテーマを設定。各テーマについて重点課題を採り上げ具体的な目標を定めています。

環境認識に基づく基本方針

  • (1)省エネを中心に環境配慮製品創出に強力に取り組む
  • (2)販売会社を含めグループ全体でCO2排出削減に取り組む
    物流の改善、自然エネルギーの導入に積極的に取り組む
  • (3)環境配慮製品およびリサイクルを高度化する環境技術開発に積極的に取り組む
  • (4)使用済製品/消耗品の回収リサイクルを主要国で実現し、リユース/リサイクル率を高め、資源の保全に努める
  • (5)製品に含まれる化学物質や工場で使用する化学物質の安全/管理のための業務プロセス・ITシステムをグループで統合的に整備し、汚染予防/リスク管理に資する
  • (6)積極的に環境情報を開示し、双方向コミュニケーションを充実させステークホルダーの理解を高める。社会貢献についても積極的に取り組む

環境認識に基づく四つのテーマ

  • 1.環境配慮製品設計の推進
  • 2.グループ挙げてのエネルギー起源CO2排出削減
  • 3.世界の環境法規制/社会動向への対応
  • 4.環境コミュニケーション

具体的な目標

1 環境配慮設計の推進

1-1 製品の省エネ
(1)製品の省エネで生まれる製品使用時のCO2排出削減の総量でグループが直接排出するエネルギー起源CO2排出総量を相殺する
(2)2008年度の新製品から国際エネルギースタープログラムの取得を必須とする
(3)2012年度までに各々の製品カテゴリーのトップグループの性能を達成する
1-2 環境ラベルの取得
2008年度の新製品から以下を達成し、遅くとも2010年度全製品について以下を達成する
(1)市場で有力なType I 環境ラベルを対象全製品で取得する
(2)Type I 対象外の製品はすべてブラザーグリーンラベルに適合する
(3)対象製品はすべてグリーン購入法に適合する

2 グループ挙げてのエネルギー起源CO2排出削減

2-1 事業所のCO2排出削減
(1)グループ国内事業所のCO2総排出量
2010年度 1990年度比10%減
(2)海外生産拠点
2010年度 製造連結売上高あたりCO2排出量を2006年度比8%以上削減
2-2 海外主要販売拠点のCO2排出削減
2010年度までに、各販売拠点でのISO 14001活動に基づくCO2排出目標の達成
2008年度から各販売拠点でのCO2排出実績の把握を始め、それに基づく2012年度削減目標値・方策を2010年度に策定
2-3 製品物流での排出削減
2008年度からグローバルな製品物流での排出量を把握を始め、2009年度中に2012年度目標値・方策を策定

3 世界の環境法規制/社会動向への対応

継続して以下の事項に対応する業務プロセス・ITシステムをタイムリーに構築する
(1)REACH
(2)ErP
(3)各国RoHS/WEEE
(4)グループ生産拠点での化学物質管理の統制と確立
(5)国内使用済み製品の回収・リサイクル

4 環境コミュニケーション

以下の活動を通じてステークホルダーから環境先進企業としての評価を確立する
(1)ブラザーエコポイント制度の充実とグローバル展開
(2)WEB開示情報の充実、双方向コミュニケーションの確立
(3)環境面での社会貢献活動の展開

地球温暖化防止への新たな取り組み

気候変動の原因とされるCO2の排出量を低減することは、世界的な課題の一つです。
そこでブラザーグループは2020年度までに、国内では1990年度を基準として総排出量で30%削減、また海外生産拠点では2006年度を基準として売上高原単位当たり20%削減することを目標に掲げ、取り組んでいます。

ブラザー工業のグリーン購入実績

ブラザー工業では、1997年にグリーン購入ネットワークに加入し、 1998年に購入の指針とグリーン購入対象製品(事務所や工場内で使用する事務用品や設備機械など)の購入基準を定め、以降継続的にグリーン購入に取り組んでいます。
2010年度は、グリーン購入対象製品の総購入額約2億7,594万円のうち、グリーン購入額は約2億7,585万円でグリーン購入率は99.97%でした。 ここ数年、グリーン購入率は99%以上を維持しています。

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「ディスカバリーチャンネル」が撮影した
ドキュメンタリー映像、ブラザーグループの
地球環境への貢献活動がご覧いただけます。


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