ブラザーグループは、資源の有効利用・枯渇防止の一環として、「5R活動」を徹底することで、ごみの発生抑制、排出量の削減、埋め立てごみゼロ(廃棄物の埋め立て率1%以下)を実施しています。事業活動では各事業所単位で取得しているISO 14001の仕組みを活用し、廃棄物の管理マニュアルを順守することで計画的な削減活動を継続的に展開しています。
国内外の全工場で埋め立てごみゼロを達成・維持
ブラザーグループの国内事業所では、埋め立てごみゼロを2001年度に達成し、現在も埋め立て廃棄物を工場から発生させない活動に取り組んでいます。海外生産拠点でもリサイクルの推進と埋め立てごみゼロ達成に向けた取り組みを続けています。また、2003年度からグループ全体の廃棄物削減に向け、海外生産拠点と国内事業所の廃棄物データを共通フォーマット化し、全体把握に取り組んでいます。その数値を基にさまざまな活動を推進した結果、2009年度は景気低迷による減産の影響もあり廃棄物の総排出量が大幅に減少しましたが、2010年度は操業度の回復に伴い増加しました。
日本国内の事業所では、2001年度から埋め立てごみゼロを維持するとともに、廃棄物発生抑制に対する取り組みを推進しました。また、リサイクルやリユースについては、梱包系のPE(ポリエチレン)・PP(ポリプロピレン)や修理工程で発生する樹脂部品などのマテリアルリサイクルに取り組みました。また、不要となった机・椅子・棚などの事務用品をイントラネットで引き取り先を募り、他部門で再利用する取り組みを続けました。その結果、2009年度の生産系廃棄物排出量が2,142トン(2008年度比12%削減)となり、操業度が回復した2010年度も2,154トンと2009年度と同レベルを維持できました。
海外では、生産拠点から排出される生産系廃棄物に焦点を絞り、廃棄物の削減やリサイクル強化などを推進しています。そして、各生産拠点で埋め立てごみゼロを目指して取り組みを加速し、すべての生産拠点で埋め立てごみゼロを達成しました。また、主要な販売拠点では、ISO 14001の認証取得拡大に取り組み、廃棄物の削減活動を進展させています。