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生産時の取り組み

廃棄物削減

埋め立てごみゼロを目指してリサイクルを推進

国内では埋め立てごみゼロを達成

ブラザーグループでは、廃棄物削減に取り組んでいます。国内拠点では、埋め立てごみゼロ(廃棄物の埋め立て率1%以下)を2001年度に達成し、現在も埋め立て廃棄物を工場から発生させない活動に取り組んでいます。また海外製造拠点でも、リサイクルの推進と埋め立てごみゼロ達成に向けた取り組みを続けています。2003年度からは、グループ全体での廃棄物削減に向けて、海外製造拠点および国内事業所において、共通のフォーマットでの数値データ把握をしています。その数値を基にさまざまな取り組みを推進した結果、2008年度には資源排出にかかわる環境効率を2003年度に比べて30%向上させることができました。

日本国内の事業所においては、2001年度から継続して達成している埋め立てごみゼロ(最終処分委託率1%以下)を維持するとともに、廃棄物発生抑制に対する取り組みを推進しました。また、リサイクルやリユースについては、ティーサーバーなどで使った紙コップを回収して再生紙にする活動に取り組みました。また、不要となった机、椅子、棚などの事務用品について、イントラネットで引き取り手を募り、他部門で再利用する取り組みを開始しました。その結果、2008年度の廃棄物の総排出量は2007年度比13%の削減、2003年度比24%の削減となりました。

海外では、製造拠点から排出される生産系廃棄物の削減に重点的に取り組んでいます。2008年度は、操業2年目のブラザーインダトリーズ(ベトナム)でもISO14001の取得に取り組み、廃棄物のリサイクル推進、削減を展開しました。さらに、各製造拠点とも埋め立てごみゼロ(最終処分委託率1%以下)を目指して取り組みを推進した結果、ブラザーテクノロジー(シンセン)、ブラザーインダストリーズ(シンセン)、珠海ブラザーインダストリーズ、ブラザーソーイングマシーン(西安) コーポレーション、ブラザーソーイングマシーン(上海) コーポレーション、ブラザーインダストリーズテクノロジー(マレーシア)、ブラザーインダストリーズ(U.K.)、ブラザーインダストリーズ(スロバキア)、ブラザーインダトリーズ(ベトナム)の工場で埋め立てごみゼロを達成しました。さらに、主要な販売拠点においても、ISO14001の取得に取り組みました。また、廃棄物の排出量など製造拠点と同様のフォーマットを用いて排出の実態把握を進め、それに基づいた削減活動を開始しました。

ブラザーグループ生産系廃棄物の推移
ブラザーグループ生産系廃棄物の推移

リサイクル率100%を達成~ブラザーU.K. LTD.~

ブラザーU.K.は、ロンドン再生品調達倫理規定に加盟し、再生率の高い商品やサービスを優先して購入しています。作業所では、梱包材料の再利用、廃棄段ボールの削減などに取り組んでいます。2008年には、こうした活動を進めた結果、2008年のリサイクル率は2007年の93%から7ポイント向上し、100%となりました。

「Zero Landfill」を達成~ブラザーインダストリーズ(U.K.) LTD.~

工場内にリサイクルセンターを持つブラザーインダストリーズ(U.K.)は、ヨーロッパの製品・消耗品リサイクルの要として機能しています。同社では、2004年度から、「Zero Landfill(廃棄物の埋め立て率1%以下)」と称したプロジェクトを展開しています。その中で、(1)分別ボックスを透明にすることで、分別ミスの防止を図る (2)製造部門の入り口中央にマテリアル・リサイクルを実施した成果物などを展示し、すべての従業員に、発生する廃棄物の種類とそのリサイクル方法を知らせることで、リサイクルできていない廃棄物に対するリユース・リサイクルの方策を連想させる などのユニークな対策に取り組んでいます。 また、2005年度からは、食堂から出る生ごみの堆肥化も実施しています。

2008年度には、お客様から回収した使用済みトナーカセットをリサイクルする工程で発生する廃トナー粉について、フランスの製鉄所での還元剤としての再利用を開始し、「Zero Landfill」を達成しました。また、同じく2008年度からは、スロバキアのリサイクルセンターで発生する廃トナー粉についても処理を開始しました。

ミシンの廃塗料削減を推進~西安ティピカルブラザーインダストリーズコーポレーション LTD.~

西安ティピカルブラザーインダストリーズコーポレーション(以下西安兄弟)では、コストダウンと環境保全の観点から、ミシン用塗料の廃棄量削減に取り組んでいます。不良品の低減や塗装用スプレーガンの噴出量改善、メンバーの作業方法の改善などによって、取り組み前には100台当たり5.33kgだったペンキ廃棄量を年々減らし、2008年は4.04kgとなりました。また、西安兄弟では、工場のある高新区環境局と「2007年度環境保護目標責任書」を取り交わし、目標達成に向けた取り組みを推進しています。2008年度も工業用水のリサイクル率70%以上、有害廃棄物処理率100%、塗装加熱炉への天然ガス使用率100%などの目標をクリアすることができました。唯一埋め立てを実施している西安ティピカルブラザーインダストリーズコーポレーションの塗装前処理廃液の処理汚泥については広州市、上海市で肥料リサイクル、セメント・レンガ材料リサイクルなどの業者を見つけましたが、西安市で拡大して展開するのはもう少し後になる見込みであり、クリアできませんでした。

ミシンの廃塗料削減量の推移
ミシンの廃塗料削減量の推移

単位労働時間当たりで廃棄物排出量を53.5%削減~ブラザーテクノロジー(シンセン) LTD.~

ブラザーテクノロジー(シンセン)は、埋め立てごみゼロ、最終処分委託率1%以下を目標に廃棄物削減に取り組んでいます。出荷用カートン箱のゴム製通い箱への変更、コピー用紙の回収・裏紙の再利用、部品出荷用ビニール袋の再利用、包装箱の回収再利用、廃棄ゴムの回収・再成形などを実施した結果、2008年度の単位労働時間当たり排出量は2003年度から53.5%減り、リサイクル率は38.3%となりました。なお、生産時の検査工程で発生する片面印字済み用紙は社内の事務作業の印字用紙では使いきれないため近隣の取引先会社に無償で提供しています。

埋め立てごみ最小化を目指してリサイクルを推進~ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.)~

ブラザーインダストリーズ(U.S.A.)のテネシー工場での埋め立てごみを最小限にすることを目指し、紙類やプラスチック、電池、木製のパレットなどさまざまなものをリサイクルしています。

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